投稿日 2013/08/03

転職して3ヶ月を振り返る


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転職して3ヶ月が経ちました (2015年8月現在) 。

感覚的に、3ヶ月が1年くらいの時間のようです。いや、もっと長い時間かもしれません。それだけ密度が濃かったし、早く時間が過ぎました。転職を通じて様々なことが変わりました。

今回のエントリーでは、あらためて転職後の3ヶ月を振り返ります。仕事で意識していた3つです。

  • 自分がいることによって、価値を出せているか
  • 行動し一歩でも中に入り込む
  • 楽しく働く


1. 自分がいることによって、価値を出せているか


強く意識していたのが、自分が存在することによって、何か価値を出せているかです。

常に考えるようにしていたのが、そもそも自分の価値を出せているか、どうすれば価値を出せるかでした。

例えば会議です。自分が会議に参加しても、発言がなくただその場にいるだけでは、会議の議論や意思決定に何も貢献していません。会議から自分へのインプットがあっても、会議へのアウトプットには価値は出せていないことになります。

心がけていたのは、会議では自分が参加することによって、会議に価値が出せているかでした。質問をする、意見を言う、会議をファシリテートすることです。

価値が出せているかを体系的に考えると、次の3つの領域で重なるところを見出だせるか、どれだけ増やせるかです。

  • 自分ができること
  • 自分がやりたいこと
  • 期待されていること

1つめの 「自分ができること」 については、まわりとの比較優位が何かです。自分ではそれほど得意だとは思わないことも、相対的に優位なのであれば自分ができることに含めています。

2つめの 「自分がやりたいこと」 は常に意識するようにし、3つめの 「期待されていること」 が何かという第三者の視点も見落とさないようにします。


2. 行動し一歩でも中に入り込む


とにかく自分から行動すること、どうするか迷った場合は行動したほうがいいと、転職をしてより実感をするようになりました。自分から行動をしないと何も始まらないからです。

直感的に 「こうしたほうがいいのではないか」 と思ったら、なるべくその場で行動します。

この3ヶ月を振り返った時に、行動して失敗や後悔よりも、すぐにアクションをしなかったことでの失敗が多かったように思います。

行動を起こすことは、大小のレベルがあります。小さいものは、初対面の人でも自分から声をかけてみる、ランチに誘ってみる、社内ボランティアに参加したり、コミュニティに飛び込んでみることです。様々な人と知り合うおもしろさがあり、つながりの輪が広がりました。

行動を起こすことによって、まだ未知の世界に一歩入り込むことができます。

片足だけでもいいので、勇気を持って知らない領域にとにかく入ってみることです。躊躇するのは最初の一歩を出すところで、一歩入ってしまえば案外すんなりといくものです。

だからこそ一歩目が大事です。自分が感じたこと、正しいと思ったことに対して、さっと行動できるかです。


3. 楽しく働く


転職した今の会社で感じるのは、生き生きと働いている人が多いことです。仕事を楽しんでいるだけではなく、生活も含めトータルで人生を楽しんでいる様子がうかがえます。

もちろん、仕事が全て楽しいわけでは決してありません。問題を抱え、苦労も多いはずです。それでも最後には楽しむ、プラスのこととマイナスのことを全部足すとトータルではプラスにしている感じです。

思ったのは、仕事がうまくいっているから楽しんでいるように見えるのか、楽しいと思うから仕事がうまくいくのか、どちらなのかです。

私は後者でありたいと思っています。


最後に


転職して3ヶ月が過ぎて感じるのは、自分の居場所やどんな貢献ができるかが見えてきたことです。今の会社でやっていけると言えるようになりました。

ただし、まだ自分のやっていることに満足できてはいません。今回の振り返りで初心を忘れないようにもしたいと思いました。


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書いている人 (多田 翼)

Aqxis 代表 (会社 HP はこちら) 。Google でシニアマーケティングリサーチマネージャーを経て独立し現職。ベンチャーから一部上場企業の事業戦略やマーケティングのコンサルティングに従事。

ブログ以外にマーケティングレターを毎週1万字で配信しています。音声配信は Podcast, Spotify, Amazon music, stand.fm からどうぞ。

名古屋出身、学生時代は京都。気分転換は朝のランニング。