2015/01/25

自分の中の「違和感」を大切にする

書籍『あなたの仕事は「誰を」幸せにするか?---社会を良くする唯一の方法は「ビジネス」である』で、著者の北原茂実氏(医療法人社団KNI理事長)は、小さな「違和感」を見過ごすな、と言っています。

私自身も、これは大切だと思ったので、以下は本書からの引用です。
思えば私は、いつもこの「違和感」を大切にしてきました。
何色にも染まっていない若者だからこそ察知する違和感。素人だからこそ抱く、率直な疑問。なぜこんな不合理がまかり通っているんだ、どうしてみんな黙っているんだ、こんなのおかしいに決まっているじゃないかーー。違和感を素通りすることなく、そこにこだわり、違和感の正体を突きとめようとする。それは結局、物事の本質を考えることにつながっていくのです。

そして、違和感の正体を突き止めるための方法は「常識」を疑うことだと言います。
違和感の正体を突き詰める方法は、ひとつしかありません。
それは「常識」を疑うこと。 (中略)
そして常識に疑いの目を向ければ、これまで見えてこなかったまったく新しい風景が目の前に現れるはずです。正しい情報を知り、自分の頭で物事を考え、自分だけの結論を導き出していく、さらにそこから一歩を踏み出し、なんらかのアクションを起こしていく。変わらない世の中を嘆くのではなく、自分の手で変えられる余地を探してください。不平不満をこぼすだけの評論家にならず、理想とプランを語る活動家になってください。自分の違和感を信じて、過去の常識に惑わされず、あたらしい常識をつくる人間になりましょう。
あらゆるイノベーションの鍵は、あなたの「違和感」の中にあるのです。

自分の経験を振り返ってみても、例えば仕事でデータを見ていた時、レポートの結果を読んでいる時、ふとした拍子に、「これは何かおかしい気がする」と感じることがあります。ただし、その時点では、具体的に何がおかしいかは自分でもわかりません。

感覚で言うと、おかしい確率は10%もないくらいなのですが、違和感を感じるわけです。そこで立ち止まり、違う確度からデータを見たり検証を進めていくと、違和感からわかったことが新しい発見につながったり、示唆が得られました。あるいは、集計ミスなどのデータが間違っていることが判明します。

自分の中に生まれた違和感を大切にする、見過ごさないということは、自分の直感を信じることだと思います。




自分の違和感や直感というのは、自分にとっては受け入れられるものであっても、他人にはなぜそうなのかを理解/納得してもらうのは、時として難しいケースがあります。特に、相手にとって当たり前であること、常識に対しての違和感であればなおさらでしょう。

違和感を大切にする。素通りせずに、その正体を1つ1つ突き詰めていく。

さっさと見過ごして通り過ぎれば、もともとの到着地にはすぐに行けてしまいます。でも、違和感に対して寄り道をする余裕、そのプロセスを大事にしたいと思っています。




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