2015/11/29

漠然とした言葉が出てきたとき、さらに深く考える癖がついているかどうか




ビジネスマンのための 「数字力」 養成講座 という本には、次のことが書かれていました。

漠然としたことばが出てきたとき、さらに深く考える癖がついているかどうかが、頭がよくなるかどうかを大きく左右します。

数字で捉える


この本の全体的な内容にも通じますが、ものごとを数字で捉える、表現するかどうかは、日頃から意識したいことです。

2015/11/26

ランニング開始4ヶ月のトラッキングデータを使った統計分析




今から4ヶ月ほど前の2015年7月に、ランニングを始めました。

ランニング開始前後の歩数変化


ランニングを始める前と後の一日の歩数を比較するため、歩数を日ごとでグラフにしたものが以下です。グラフの色は、緑がランニング開始前、青が開始後です。ランニングを始めたのは2015年7月11日です。

2015/11/22

マーケティングに欠かせない 「顧客視点」 をあらためて考えてみる




マーケティングで大切なことは 「顧客視点」 で考えることです。

顧客視点には、いくつかの段階があります。少なくとも二段階あり、同じ顧客視点でも今の自分はどちらで考えようとしているのか、常に自問するようにしています。

今回のエントリーは、2つの異なる顧客視点を考えます。

2015/11/18

仮説だけで事前に報告書を書いてみよう




何かの報告書、例えば調査であったり、出張報告書は、事後で書かれるものです。

調査報告書とは、ある調査の目的があり、調査結果を関係者に報告し共有するためにあります。報告書の作成者は、調査を実施し、そのまとめとして報告書作成に取りかかります。

今回のエントリーでは、あえて逆の発想をしてみます。

報告書を事後で作成する一般的なケースに対して、報告書をあえて「事前に」つくることを考えてみます。

調査を企画する段階で調査結果を仮説として予測し、仮説ベースで報告書概要を書いてしまうのです。

そもそもとして、調査を実施するということは、あらかじめ持っている仮説を検証するのが目的です。その仮説をもとに調査報告書としてまとめておくわけです。

調査をする前に仮説だけで報告書を書いておくことは、次のようなメリットがあります。

1. 仮説が明確になる

1つ目は報告書を書くプロセスを経て、仮説が整理されます。書く前は曖昧であった仮説も、報告書のストーリーを考える中で、具体的にどう曖昧なのかがわかってきます。

さらに、仮説の曖昧な部分が見えてくるだけではなく、曖昧な部分が事前報告書を書く中で明確になっていきます。調査の前に報告書を書くためには、半ば強制的に仮説をクリアにせざるを得ないのです。

2. 調査結果の質が上がる

2つ目のメリットは、調査結果のクオリティが上がります。事前に仮説ベースで報告書をつくってしまっているので、調査結果の分析や考察において何をすればよいかが見えています。

当然、事前に書く仮説報告書の内容(仮説)が、調査結果と異なる場合も起こります。

なぜ仮説と違ったのかを考えることで(仮説を考える際のどの前提が違っていたのか)、より深い検証と考察ができます。事前に仮説だけで報告書を書いておくプロセスで、仮説が明確になっているからこそです。

こうしたことを調査結果をまとめる中で何度も行なうことになります。その過程を経て、調査結果の分析や考察、結論がブラッシュアップされます。

大切なのは、仮説が間違っていてもいいので、何かしらの仮説を調査前に持っておくことです。仮説がない中で調査を実施すると、どこまで調査し検証するのかが、調査中や調査後の分析時にあやふやになってしまうことがあります。ゴールを見失ってしまうのです。

3. 報告書の質が上がる

3つ目のメリットは、事後の報告書の質も上がります。

ゼロから報告書を書き上げるよりも、事前に仮説をもとにつくった報告書があるので、それをアップデートする中で中身も磨かれるのです。

★  ★  ★

これら3つのメリットは、要するに何かと言えば、仮説をつくる → 検証するというサイクルを細かく何度もまわせることです。

調査前に仮説ベースで報告書を書いてしまうことで、(報告書という形にできるくらい)仮説をクリアにできます。

調査が始まり進めていき、事前報告書内の仮説と結果を照らし合わせることで、仮説検証がしやすくなります。場合によっては新しく見えてきた仮説をさらに調査し検証することもできるでしょう。

調査後の報告書を書いていく中でも、当初の仮説と新たにわかったファクトのずれを考えることで、ここでも検証プロセスをまわすことができます。

仮説を考え検証することは、1周では終わりません。細かいサイクルを何度もまわす。これを繰り返すスパイラルになることで、よりブラッシュアップされるのです。


2015/11/14

コンパクトな Bluetooth 音楽スピーカーの価値

自宅で音楽を聴くのに、Bluetooth スピーカーを新しく使い始めました。買ったのは EC Technology 5W ポータブルミニ Bluetooth 4.0 スピーカーです。



音質が十分に満足でき、デザインも気に入っています。コンパクトなサイズで、大きさは缶コーヒーの 3分の2 くらいです。

このスピーカーをパソコンやスマホに Bluetooth 接続し、YouTube、Google Play Music のクラウドにある音楽、あるいは Google Play Music でスマホ内にダウンロードしてある音楽を聴いています。

Bluetooth スピーカー使用することで何より変わったのは、コードから解放されたことです。

これまでは、パソコン等に使うスピーカーは、コードをイヤホンジャックに接続していました。コードをパソコンやスマホにつなぐことは、言葉にすると簡単です。しかしコード接続が面倒に感じ、次第にスピーカーからの音楽再生をしなくなっていました。

もう1つの理由として、スピーカーのサイズの問題がありました。スピーカーをデスクまわりに置くには場所を取り、邪魔だと感じることがありました。

スピーカーを例えば窓脇に置くと、コードが届く範囲にパソコンなりスマホを近づける必要があります。これがまた面倒だったという状況でした。イヤホンはパソコンにつなげて音楽は聴くのに、スピーカーのコードをつなげなくなったのはこれが理由でした。

コンパクトな Bluetooth スピーカーは、この状況を変えてくれました。

コードではなく Bluetooth 経由で音楽データが転送されること、持ち運びに用意なこと、置くのに場所を取らないこと。これらによって、スピーカーの置き場所に自由度が生まれました。

コードをつなぐ手間に比べ、Bluetooth を接続する手間のほうが簡単なため、気軽に音楽を聞ける環境ができました。

使っていてバッテリーも持つ印象です。スペックとしては連続再生時間が 10 時間です。

それと、気に入っているのはスピーカー面が上部にあることです。

スピーカーをどの向きに置いても、音が出る面は常に上からです。置く際に向きを気にしなくてよいのも、手軽に使える1つの要素です。


2015/11/11

プロのビジネスパーソンは、仕事を「つくって、動かし、貢献する」




ビジネスにおいて、プロとして仕事ができているかどうかは、ある判断基準を持っています。

つくって、動かし、貢献する。

これができているかどうかを、常に意識するようにしています。

「つくって」は、自分の判断で仕事をつくりだしているかどうかです。単に上司や同僚から言われたことをその通りに行なうのではなく、主体的に仕事を生み出しているかです。

小さなことでは、たとえ上司から降ってきた作業であっても、仕事を進める中で自分なりの創意工夫を加えたり、アウトプットに期待以上の価値を出すなどです。

もう少し大きなレベルでは、新しいプロジェクトを企画提案したり、新規ビジネスや部門をつくる、あるいは起業することも含まれます。

「動かし」は、自分がつくりだした仕事をさらに価値のあるものにするため、同僚やチーム、クライアントを巻き込んでいくことです。仕事をつくっただけではなく、組織の業務として形にすることです。

大抵の仕事は自分1人で完結せず、他の人との協業で動くものです。自分が「つくった」仕事に他人も巻き込んでいくことは、その仕事がそれだけの価値を持つということです。

自分が提案した(つくった)企画や業務、プロジェクトが認められ、実際に仕事として走りだした。自分だけではなく、さらに他のチームに協力を要請し一緒に働く人が増える。実際にお客さんに提供できる段階になった。

ここまでくると、「つくった」仕事が実際に「動いている」状態になります。

「貢献する」は、動きだした仕事に結果が伴うことです。具体的には、売上がたったり、その仕事によって利益が生まれる状態です。

直接的な売上や利益につながらなくとも、社内の関係部署の役に立つようになった場合も含めています。

自分がつくりだした仕事が、会社やチーム内あるいは組織間でまわるようになり、それが結果として何かしらの貢献できていること。

理想的には、社内や提供される顧客への貢献にとどまらず、業界や社会全体に貢献できていることです。

ビジネスパーソンとして、仕事をつくって、動かし、貢献しているか。今の仕事がどの段階にあり、最終的な「どんな形で誰に貢献するか」をつくる段階から意識しておく。

日々の仕事において、こうした一歩引いて俯瞰した視点を忘れないようにしたいと思っています。


2015/11/08

自分も相手も大切にする「アサーティブなコミュニケーション」のために心がけたいこと




ある雑誌のコラムに、コミュニケーション術の紹介が載っていました。

アサーティブジャパン代表の森田汐生氏による「自分を好きになるコミュニケーション術」です。アサーティブとは、コミュニケーションにおいて自分だけではなく相手も大切に考えることです。

アサーティブを実践するために心がけたい3つのポイントが印象的だったので、ご紹介します。

1. 私たちには自己表現する権利がある

アサーティブなコミュニケーションは、自分が感じること / 考えること / 要望をすることは、基本的な権利として誰もが持っているところから出発します。

「自分は経験が少ないから」「自分はまだ新人だから」などと、言いたいことを引っ込めてしまうことは誰にでもあります。

自分も相手も大切にするアサーティブなコミュニケーションでは、自分の感情や要望を言葉にして表現することは、自分が持っている権利だと考えます。

その上で、実際に伝えるかどうか、自己表現をするかどうかは自分で決められる権利なのです。

2. 自己表現の権利は相手にもある

例えば、思い切って自分の要望を相手に頼んでみても、相手は必ずしも Yes と言ってくれるわけではありません。相手には「断る権利がある」ことを忘れてはいけません。

「私が言ったのだから、向こうはやって当然」とはならないのです。

自分と相手は価値観や考え方、バックグラウンドが異なります。自分はこうだから相手もこうであると考えると、一方的な関係になってしまいます。

そうではなく、「自分はこう思うけど、あなたはどう思う?」と素直に意見を出し合う。意見が食い違うのであれば、一方が押し付けたり我慢することはしない。

お互いがベストな解決策を一緒に探っていこうというスタンスが大事です。

3. 話し合う場面では相手も自分も対等であろうとする

年齢や立場の上下によって、自分が相手よりも上に立ったり下に立つことがあります。

アサーティブでは、自分の立場が社会的や組織上で、上や下であっても、人間としては対等であると考えます。

必要以上に自分を卑下する必要はないのです。例えば、「つまらない意見かもしれませんが」で話し始めるのではなく、「重要な話なので聞いてください」と自信を持って伝える。

自分の立場が上(上司や年齢が上の場合)であっても、相手には相手の考え方や気持ちがあることを尊重する。相手の言い分に真摯に耳を傾け、話し合いに望む姿勢が大事なのです。

自分が持つ自己表現の権利と相手の自己表現の権利の双方を尊重し、その上で対等であることを忘れない。上から目線でもなく、卑下することもなく、自信を持って伝えること。

意見が食い違うことは当然としてあり、「じゃあ、どうすればいいだろうか」と未来に向かって一緒に話し合う。この姿勢がアサーティブでは大切です。


2015/11/05

金融資産の3年トレンドから考える2016年の投資方針




毎月の始めに、自分の持っている金融資産の状況を確認しています。

全ての数字をシートに記入し、今の時点で自分の資産がどうなっているかをざっくりと把握できます。月初めに毎月行なうので、過去の前月末の状態がトレンド化されます。毎月のシートの更新は、時間にして10分くらいの簡単な集計です。

自分が保有する金融資産を、5つのカテゴリーに分けて管理しています。2015年10月時点でのそれぞれの内訳は、次の通りです。

  • キャッシュ:財布や家にある現金、銀行口座の預金、証券会社の MRF
  • 日本株式:主に日本株式に投資するアクティブ投資信託、個別株
  • 外国株式:先進国と新興国のインデックス投資信託
  • 外国債券:海外債券の投資信託、FX
  • 年金:国民年金と厚生年金、個人型確定拠出年金 (401k)

ちょうど、2015年10月の最新の数字を反映しました。毎月の更新は3年以上続けていて、ここ3年の金融資産額の推移は以下のようになりました。2013年、2014年、2015年の10月末時点での金融資産額です。



15年10月と14年10月を比べると、青色のキャッシュの資産額はほとんど変わっていませんでした。1年間の全資産の増加分は、キャッシュ以外の日本株式等のリスク資産です。

これは狙ってのことでした。キャッシュとしての金融資産は当面は増えなくともよいと考えたので、その分を他の資産に割り当てようと決めていました。

具体的には、毎月の収入から生活費等の支出を引き、余るであろう金額を毎月の投資信託への自動積立に振り分けていました。

今年を振り返ると、数字から実現できたことがわかります。

自分の中で、資産額とともに注意して見ているのが資産構成比です。金融資産のトータルを 100 としたとき、5つのカテゴリーはそれぞれ何 % を占めるかです。

同じく3年トレンドは以下のようになっています。



2015年のハイライトは、キャッシュ比率が 50% 未満になったことです (42.2%)。

14年と比べて増加したのは、日本株式と外国株式の構成比で、特に日本株式は 18.8% → 26.1% と 7.3 パーセントポイント (pp) のプラスでした。13年 → 14年の日本株式の構成比変化は 7.4pp だったので、ほぼ同じだけ15年も伸びたことになります。

資産配分(アセットアロケーション)の目標は、以下のように設定しています。

  • キャッシュ  22%
  • 日本株式      35%
  • 外国株式      20%
  • 外国債券      10%
  • 年金              13%

これを、先ほどの資産構成比3年トレンドのグラフに追加し並べてみます。



15年と目標を比べると、キャッシュ比率が 42% → 22% に減り、日本株式 / 外国株式 / 外国債券の構成比がそれぞれ増えることになります。

グラフにすることであらためて見えてきたのは、仮に13年 → 15年と同じ変化を続けたとしても、来年16年10月頃時点では、まだ目標に達しないであろうという見込みです。今のペースでは、目標を達成するには2年ほどかかりそうです。

15年はキャッシュ資産額を一定のまま(減らさず)、リスク資産に投資してきました。

アセットアロケーション目標を実現するためには、少なくとも16年はキャッシュを現状維持ではなく、減らす必要がでてきます。つまり、収入 - 支出 の分よりも大きい額をリスク資産にまわすことになります。

16年は今年よりも、アグレッシブに投資する方針です。投資対象は大きくは変えず、投資額を増やします。

主な投資対象は以下のエントリーでご紹介しています。

資産運用として使っている投資信託と、株式や債券に投資し資産運用をする理由 (2015年現在)

ただ、現時点で考えているのは、資産配分の目標達成を1年後にすることは必須ではなく、1-2年程度の少し長い目で、資産配分を調整しながら実現できればと思っています。


2015/11/03

本当の顧客は「顧客の奥にいる顧客」




少し前のことですが、2才の娘の予防注射のため、かかりつけの小児科に行ってきました。

注射前の診察では機嫌よく先生に診てもらいました。これから注射をするのがなんとなくわかると、前に痛かったのを思い出すのか怖がり始めました。

注射された瞬間こそ反応しないのですが、針が刺さった直後に大泣きをします(注射の瞬間から泣くまでに数秒のタイムラグがあります)。注射が終わった後は5分程度泣きつづけますが、抱っこをし痛かったことの娘の気持ちを受け止めるようにすると、その後は機嫌も直っていきます。

娘にとっては、普段は出さないような大きな声で泣くので、相当痛いのでしょう。大人でも予防注射では針が刺さった時は痛みを感じるので、小さい子どもにとってはなおさらです。

ところで、医者と娘を、医療行為サービス提供者と顧客と見ると、両者の関係は通常のサービス提供者と顧客の関係ではないことに気づきます。

顧客である娘は、提供されるサービスを怖がり、サービス中(注射中)は泣いて痛がります。顧客が嫌がり望まないことを、サービス提供者は無理やり実施する。子どもが注射を嫌がるのは普通ですが、あらためて考えると、興味深い提供者と顧客の関係です。

一方で、娘の親である私は、子どもの予防注射をしてもらうことに価値を感じています。将来、娘が病気に罹る可能性を下げてくれると期待できるからです。

そう考えると、注射をしてくれる小児科の本当の顧客は、娘(子ども)ではなく親だと言えます。

一般化すれば、医療サービス提供者の顧客は、患者だけではなく、その背後にいる患者の家族です。B to C (患者) ではなく、B to C (患者) to C (家族) が成り立ちます。価値を届ける相手は「顧客の奥にいる顧客」でもあるのです。

この考え方は色々と応用が効きそうです。自分が提供するものは何で、それは目の前の相手にとってどんないいこと(価値)があるのか。のみならず、その相手の先にいる相手にも価値を届けられているか。それはどんな価値なのか。

娘の予防注射は、自分にとっても考えさせられる日常の一コマでした。


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多田 翼 (書いた人)