2015/11/08

自分も相手も大切にする「アサーティブなコミュニケーション」のために心がけたいこと




ある雑誌のコラムに、コミュニケーション術の紹介が載っていました。

アサーティブジャパン代表の森田汐生氏による「自分を好きになるコミュニケーション術」です。アサーティブとは、コミュニケーションにおいて自分だけではなく相手も大切に考えることです。

アサーティブを実践するために心がけたい3つのポイントが印象的だったので、ご紹介します。

1. 私たちには自己表現する権利がある

アサーティブなコミュニケーションは、自分が感じること / 考えること / 要望をすることは、基本的な権利として誰もが持っているところから出発します。

「自分は経験が少ないから」「自分はまだ新人だから」などと、言いたいことを引っ込めてしまうことは誰にでもあります。

自分も相手も大切にするアサーティブなコミュニケーションでは、自分の感情や要望を言葉にして表現することは、自分が持っている権利だと考えます。

その上で、実際に伝えるかどうか、自己表現をするかどうかは自分で決められる権利なのです。

2. 自己表現の権利は相手にもある

例えば、思い切って自分の要望を相手に頼んでみても、相手は必ずしも Yes と言ってくれるわけではありません。相手には「断る権利がある」ことを忘れてはいけません。

「私が言ったのだから、向こうはやって当然」とはならないのです。

自分と相手は価値観や考え方、バックグラウンドが異なります。自分はこうだから相手もこうであると考えると、一方的な関係になってしまいます。

そうではなく、「自分はこう思うけど、あなたはどう思う?」と素直に意見を出し合う。意見が食い違うのであれば、一方が押し付けたり我慢することはしない。

お互いがベストな解決策を一緒に探っていこうというスタンスが大事です。

3. 話し合う場面では相手も自分も対等であろうとする

年齢や立場の上下によって、自分が相手よりも上に立ったり下に立つことがあります。

アサーティブでは、自分の立場が社会的や組織上で、上や下であっても、人間としては対等であると考えます。

必要以上に自分を卑下する必要はないのです。例えば、「つまらない意見かもしれませんが」で話し始めるのではなく、「重要な話なので聞いてください」と自信を持って伝える。

自分の立場が上(上司や年齢が上の場合)であっても、相手には相手の考え方や気持ちがあることを尊重する。相手の言い分に真摯に耳を傾け、話し合いに望む姿勢が大事なのです。

自分が持つ自己表現の権利と相手の自己表現の権利の双方を尊重し、その上で対等であることを忘れない。上から目線でもなく、卑下することもなく、自信を持って伝えること。

意見が食い違うことは当然としてあり、「じゃあ、どうすればいいだろうか」と未来に向かって一緒に話し合う。この姿勢がアサーティブでは大切です。


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