投稿日 2015/12/26

Bluetooth のコードからの解放がもたらした価値




2015年に買ったもので、利用価値が高く満足度の高かったものが Bluetooth のイヤホンとスピーカーでした。


ランニングに重宝している Bluetooth イヤホン


毎日ランニングで Bluetooth イヤホンを使っています。走りながら Podcast を聞くためです。

Bluetooth イヤホンを買う前はコード付きイヤホンを使っていました。しかし、イヤホンのコードが、普段使っているよりもランニング中は特にわずらわしく感じました。

そこで買ったのが Bluetooth イヤホンでした。soundPEATS (サウンドピーツ) Bluetooth ワイヤレスイヤホン ヘッドホン Q9A です。




Bluetooth イヤホンのメリットとデメリット


soundPEATS Q9A Bluetooth イヤホンの、コードありイヤホンに対しての良い点は次の通りです。

  • コードの煩わしさから開放:服や腕に引っかかることがない。身体との摩擦音が入り込まない。また、コンパクトなので収納しやすい。カバンから取り出した時にコードが絡まっていることがない
  • 耳へのフィット:soundPEATS は耳の上部にひっかける独特のフックがあり、イヤホンを耳にしっかり固定できる。そのため、ランニング時に外れそうにならない。これまでは時々耳に入れなおしていたことがなくなった
  • イヤホンから操作ができる:右イヤホンに付いているボタンから、音量調整、前の曲へ戻す/次の曲へ進む、停止/再生ができる。ランニング時にスマホをポケットから出して操作する手間が不要

soundPEATS Q9A Bluetooth イヤホンの劣る点は以下です。

  • 電源:Bluetooth 接続のためにエネルギーを使う。イヤホンは外出中に使うので、電池切れになると使用不可になる。この点は既存のイヤホンと大きく異る。電池残量がわからない (Bluetooth イヤホンによってはスマホなどの接続先画面で残量が表示されるものもあります)
  • イヤホンに電源 ON/OFF が発生:使う時は毎回スイッチを押し ON にする必要がある。使い終わったら OFF に (自動 OFF 機能もある)
  • Bluetooth 接続の手間:接続が自動でできる時と、そうでない時がある(手動接続を行なう必要がある)。例えば、スマホで接続した後にパソコン (MacBook Air) に接続しようとすると、パソコン への接続は手動になる


自宅での音楽に使っている Bluetooth スピーカー


Bluetooth イヤホンを買って使い始め、Bluetooth に利便性を感じました。

その後、続けて買ったのは Bluetooth スピーカーでした。利用用途は自宅で音楽を聴くためです。買ったのは EC Technology 5W ポータブルミニ Bluetooth 4.0 スピーカーです。





気に入っている点


音質が十分に満足でき、デザインも気に入っています。コンパクトなサイズで、大きさは 500 ml ペットボトルの半分くらいです。

このスピーカーをパソコンやスマホに Bluetooth 接続し、YouTube、Google Play Music のクラウドにある音楽、あるいは Google Play Music でスマホ内にダウンロードしてある音楽を聴いています。

連続再生時間が 10 時間です。使っていてバッテリーは持つ印象です。

気に入っているのはスピーカー面が上部にあることです。スピーカーをどの向きに置いても、音が出る面は常に上からです。置く際に向きを気にしなくてよいのも、手軽に使える1つの要素です。

Bluetooth イヤホンの中核機能は、音声データをコード内からではなく Bluetooth 経由で送信できることです。また、Bluetooth から操作信号を接続先デバイスに送ることも可能です。


コード (有線での送信) からの解放


Bluetooth イヤホンとスピーカーでもたらせたのは、コードからの解放でした。Bluetooth 前も、コードに対してわずらわしさは持っていました。あらためて Bluetooth 使いコードがない状況を体験したことで、使用前に感じていた以上の解放感があります。

思ったのは、自宅や職場のデスク周りにコードが多いことです。電気コンセントからの電気コードは、全ての電化製品や家電、パソコンやサーバーに接続されています。もしこれらのコードが全てなくなれば、身の回りがすっきりとします。

もう1つ思ったのは、屋外の電信柱と電線です。特に日本では、町中に張り巡らされている状況です。電線があることで景観は悪くなっているし、道路に電柱があることで通行の妨げになっています。

現在の電線を使った電気エネルギー送信と、同じコストで、かつ電気エネルギーロスがないレベルで無線送電をすることは現時点では難しいでしょう。単純に電柱と電線をなくすのであれば、電線を地中に埋め、電柱を不要にする (撤去する) ことが有力な解決策です。

Bluetooth を導入し、自分のまわりの局所的な範囲でコードから解放されました。電気エネルギーを有線で送信するのではなく、無線で送る。これを自宅内、あるいは町や都市のレベルで実現できればと思ったのが、Bluetooth を買って使ったことによる気づきでした。




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書いている人 (多田 翼)

Aqxis 代表 (会社 HP はこちら) 。Google でシニアマーケティングリサーチマネージャーを経て独立し現職。ベンチャーから一部上場企業の事業戦略やマーケティングのコンサルティングに従事。

ブログ以外にマーケティングレターを毎週1万字で配信しています。音声配信は Podcast, Spotify, Amazon music, stand.fm からどうぞ。

名古屋出身、学生時代は京都。気分転換は朝のランニング。