2016/06/25

男女はお互いを理解することが難しい。共通の目標に協力し合うのが吉



こころの処方箋という本に、「男女は協力し合えても理解し合うことは難しい」というテーマで次のようなことが書かれています。

中年になって、あるいは老年近くなって、夫婦間の危機を感じる人は多い。どうで夫婦なんてものは……と割り切って家庭内離婚をやり遂げている人は、それなりに安定しているだろうが、そうかと言って、それがそれほど楽しいものではないことは、誰しもがわかることである。

(中略)

小さいことが積み重なって、夫婦は互いに相手が自分をまるっきり理解してくれない、と思うようになるのではなかろうか。

早くローンを返さねばならないとか、この子を大学に入れるまでとか、夫婦が何か共有の目標をもっているときは、お互いに相当に協力できるようである。

(中略)

目標を達成してしまって、やれやれと思って、二人が向き合ってみると、お互いのことを本当に知らないまま来たことに思いあたる。

(中略)

今まで仲良くやっていた夫婦が中年になって、急にギクシャクしだしたり、離婚などということまで出て来そうになるのは、多くの場合、協力から理解への至る谷間にさしかかっているときである。

そして、われわれは男女が互いに他を理解するということは、ほとんど不可能に近く、また、時にそれは命がけの仕事と言っていいほどのことであることを、よくよく自覚する必要がある。

男女がお互いを理解するのは「ほとんど不可能」との指摘です。これが本当だとすると、夫婦が長年、お互いに理解しながら暮らすこともほぼ不可能ということになります。

では、良い夫婦関係を続けるためにはどうすればよいのでしょうか。「こころの処方箋」からわかったことは、夫婦が共通の目標に向かって協力し合うことです。

たとえお互いのことを理解しきれなくても、何かに向かって協力しているときは相手のことを深く気にすることはなく、その目標に向かって進めます。

結婚してから夫婦関係を良好に保つためには、(もともと不可能な) お互いのことを理解し合うよりも 、二人で達成したい目標を共有し設定し、実現することを目指すことが良いと言えます。

目標を常に持っておき、男女で協力する姿勢を続けることです。

例えば、結婚後すぐは年に1回は海外旅行へ行く、子どもが生まれれば子育ての目標を共有する (細かい子育てのやり方までは合わせない) 、子どもが大きくなれば時間をつくり食事や映画を見たりなどの夫婦二人だけの時間をつくる、などです。

普段はお互いが考えていること、やっていることの理解は、もともと不可能だと思えば、気が楽になるのではないでしょうか。良い意味であきらめがつきます。

「男女は協力し合えても理解し合うことは難しい」という指摘は、考えさせられるものでした。




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