2016/10/31

書評: 君たちはどう生きるか (吉野源三郎)


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君たちはどう生きるか という本をご紹介します。

人としてどう生きるかというテーマに真正面から、それでいて難解に書かれていなく、考えさせられる本です。



■ テーマは 「人として立派に生きること」

この本の主人公はコペル君です。本名は本田潤一、15歳の中学二年生です。

もう一人、この本での重要な人物が 「おじさん」 です。おじさんとはコペル君の叔父です (お母さんの弟) 。

ストーリー設定は、コペル君が友達とのやりとりや学校での出来事から気づいたこと、学んだことをおじさんが聞き、おじさんがそれに対して考え、コペル君へ伝えたいことをノートに書き記すというものです。

本書で考えさせられるのは、おじさんのノートです。

2016/10/29

空軍パイロット撃墜王の研究はビジネスにも示唆があり興味深い


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書籍 ユニ・チャーム SAPS経営の原点 - 創業者高原慶一朗の経営哲学 に 「OODA ループ」 が紹介されています。

朝鮮戦争の時に、アメリカ空軍が空中戦でのパイロットの行動を分析し導き出した対応プロセスです。分析から、パイロットは四段階の対応をしていることがわかったそうです。OODA は4つの頭文字です。

  • Observe (観察):情報を収集する
  • Orientation (状況判断):収集した情報の意味を考える
  • Decision (意思決定):これからどのように空中戦を戦い勝利を目指すのかを決める
  • Action (行動):実際の行動に移す

紹介されていたアメリカ空軍の研究結果は興味深かったです。

空軍の空中戦では、いかなる状況でも必ず敵機を撃ち落とす 「撃墜王」 と呼ばれるようなパイロットが現れます。アメリカ空軍の研究目的は、空中戦での撃墜王は他の一般的なパイロット比べて何が違うのかを知ることでした。

研究結果から、パイロットが敵機を見つけてから攻撃、または回避行動をするプロセスで、優秀なパイロットとそうではないパイロットを比較すると、3つのことがわかりました。

2016/10/27

刺激と反応の間には 「選択の自由」 があると意識してみる


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以前に、前職で一緒だったある後輩が、自分の好きな言葉を教えてくれたことがあります。

You can't control the wind, but you can adjust your sails.
(風向きは変えることはできなくても、帆の向きは変えられる)

意味は、自分がコントロールできないことと (風向き) 、できること (帆の向き) を区別し、自分がコントロールできることに集中することが大切であるというものです。

2016/10/24

世界最先端の経営学 「トランザクティブメモリー」 に学ぶパフォーマンスの高い組織をつくる方法


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書籍 ビジネススクールでは学べない世界最先端の経営学 に 「トランザクティブ・メモリー」 という考え方が取り上げられています。

■ トランザクティブメモリーとは何か?

トランザクティブメモリーは、組織の学習効果やパフォーマンスを高めるためのアプローチです。

トランザクティブメモリーで重視されるのは、「組織のメンバー全員が同じことを知っている」 よりも、「組織のメンバーが『他のメンバーの誰が何を知っているか』を知っている」 という状態です。つまり、共通するノウハウ (Know how) を全員が一律に持つよりも、Know who に重きを置きます。

2016/10/22

書評: 無理のない指のトレーニングのために大人からはじめるハノンピアノ教本


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大人がピアノを始めて最初に来るハードルは、指が思い通りに動かないことです。

薬指や小指、利き腕ではない左手がスムーズに動かせ、鍵盤をしっかりと捉えるように練習をすることになります。

今年2016年になってピアノを小学生以来の25年ぶりに始めました。以下はピアノをまた始めたきっかけや思いを書いたエントリーです。

25年ぶりにピアノを再開。おすすめの電子ピアノ販売店もご紹介

ピアノを再開して最初に使った楽譜が 無理のない指のトレーニングのために大人からはじめるハノンピアノ教本 でした。



ピアノの指のトレーニング教本として、プロのピアニストも愛用するハノンの第1番から第20番までがあります。特徴は、右手と左手の音が同じ単純なパターンを弾き続けることです。音もきれいで、指の反復練習に適した素材です。

2016/10/20

書評: 少女パレアナ (エレナ・ポーター / 村岡花子 (訳))


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少女パレアナ という小説をご紹介します。



以下は本書の内容紹介からの引用です。

愛する両親を亡くし、孤児になってしまった幼いパレアナ。

気難しく頑なな叔母に引き取られ、冷たくされるが、その明るさと素直さはやがて周囲の人の冷たい心を溶かし、どんなにつらい境遇でも、そこから何か喜びをみつけるというゲームは村中に広がり、人々の心を結びつけていく。

そんなある日、自動車事故に遭ったパレアナのもとにやってきたのは……!

涙なしには読めない、愛と感動に満ちた不朽の名作。

■ 村中を変えたゲーム

パレアナの周囲の人たちは、パレアナに対して冷たく扱います。しかし、次第にパレアナは村中の人たちを変えていきます。彼女の明るい性格と、彼女が幼い頃からやっているどんなことからでも喜ぶことを見つけ出すゲームによってでした。

2016/10/17

あなたのレポートやプレゼンには 「事実」 「洞察」 「行動の提案」 まで入っていますか?


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書籍 外資系コンサルの知的生産術 - プロだけが知る 「99の心得」 に紹介されていた1つが、知的生産物の作成にあたって、行動まで提案することでした。

ここで言う知的生産物とは、レポート、企画提案書、プレゼン資料などを指しています。

本書からの引用です。

知的生産に従事する立場にある人であれば、 「常に行動を提案する」 という意識を持っておいてほしいと思います。 「行動を提案する」 というのはつまり 「ではどうするべきか?」 という問いに対して解答を出す、ということです。

そもそも、ビジネスの世界に限らず、わたしたちが知的成果として世に訴えられる情報は基本的に三種類しかありません。その三つとは 「事実」 「洞察」 「行動」 です。かつて世の中に生み出された知的考察の全てが、これらの三つのどれかに分類されます。

2016/10/15

2016年7-9月のアクセス人気エントリー Top 10


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2016年の7-9月でアクセスの多かったエントリーについて、PV 数でのトップ10をご紹介します。データソースは Google Analytics です。() 内は、3ヶ月での PV 数全体に占める割合です。

タイトルが各エントリーへのリンクになっています。


1. Whyからはじまるゴールデンサークル:シンプルかつ応用度の高い思考アイデア (12.2%)

アクセス数が最も多かったエントリーです。週間でも全期間でもアクセス数が多く、常に1位を取っています。全体の PV 数に占める割合も2位以下を大きく差をつけています。

TED の有名なプレゼンを紹介したエントリーです。

「優れたリーダーはどうやって行動を促すか」について、ゴールデンサークルという Why → How → What の順番で考え、行動するというアイデアです。

2016/10/13

教育経済学の研究から子どもをほめるのは「子ども自らがコントロールできること」についてがよい


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子どもはほめて育てたほうがいい?
子どもが勉強するように、ご褒美で釣ってもいい?

子どもを持つ親であれば、気になる質問です。

「学力」の経済学 という本では、これらの質問に個人の主観ではなく、教育経済学の視点から科学的な根拠で答えています。

2016/10/11

書評: 欲しいほしいホシイ - ヒトの本能から広告を読み解くと (小霜和也)


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欲しいほしいホシイ - ヒトの本能から広告を読み解くとという本をご紹介します。



内容紹介から引用します。

プレステの全盛期をつくったことでも知られるクリエイティブディレクター小霜和也による初の著作。ヒトのホンノウや心のメカニズムを手がかりに、消費者の「ほしくなってしまう理由」「買いたいと思ってしまうワケ」を解き明かした実践的広告マーケティングの新しい教科書。

広告はおもしろい。が、商品は売れない?それはホンノウに逆らっているから。消費者の「ほしくなってしまう理由」「買いたいと思ってしまうワケ」を解き明かす。

■ 広告はヒトの本能や無意識の働きも見据えて考えるべき

この本で貫かれているのは、広告表現は理性だけではなく、ヒトの本能や無意識の働きも見据えて考えるべきであるという考え方です。

冒頭で著者の小霜和也氏は次のような問題意識を書いています。

2016/10/10

2016年9月にブログで注目を集めた本 (月間クリック数ランキング)


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このブログでは、訪問いただいた方に役に立つと思ってもらえる本を紹介しています。読んだ本の書評を書いたり、エントリーの参考情報として本の内容を引用しています。

今回のエントリーでは、2016年9月の1ヶ月で、クリックが多かった本をご紹介します (5冊) 。順番はクリック数の多かったものです。



エクサスケールの衝撃 - 次世代スーパーコンピュータが壮大な新世界の扉を開く (齊藤元章)



書かれている内容で印象的だったのは以下でした。

  • 近い将来にエネルギーがフリーになるとほぼ断定されている。人間の社会生活の原動力のベースとなるエネルギーが、ほぼコストなしに無尽蔵に算出されるようになる
  • エネルギー問題というボトルネックが解消されるので、人々の生活の基礎となる衣食住が無料になる
  • 生活必需品の全てが事実上無料で提供されるため、お金を使わなくても生きていける
  • お金を稼ぐために働く必要がなくなる。お金や資本主義という社会形態も変わる。ただし、お金を得る以外の労働へのモチベーション、例えば社会貢献や自己実現のために働くことは残るので、労働が全くゼロにはならない
  • 病気や老化がなくなり、寿命からも解放される

2016/10/08

書評: ピアノがうまくなるにはワケがある - 努力よりコツ! (角聖子)


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ピアノがうまくなるにはワケがある - 努力よりコツ!という本をご紹介します。



本書の内容紹介は次のように書かれています。

練習してもうまくならない?!

そして「続いている人」「続かなかった人」。せっかく夢を持ってはじめたのに、多くの人が壁にぶつかって辞めてしまう。その原因は、ささいな、しかし重大な「勘違い」にあった。

ピアノの奥の深さを見直すことで、ピアノがうまくなり楽しみが湧いてきる。本書には、演奏の心構えから練習法まで、著者の長年の演奏活動と教師としてのノウハウが、惜しげもなく展開されている。まずは続けること。それからわかる、大人のピアノの楽しみ。

ピアノへの挫折感を持たずに続けていくために必要だと書かれているのは、練習のプロセスを楽しみながら、小さな成果を積み重ねていくことです。

2016/10/06

世界最先端の経営学のイノベーション理論「両利きの経営」は、ビジネスパーソンのキャリア形成にも示唆を与えてくれる


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書籍 ビジネススクールでは学べない世界最先端の経営学 に「両利きの経営」という考え方が取り上げられています。

■ 「知の探索」と「知の深化」をバランスよく

世界の経営学で最も研究されているイノベーション理論の基礎で、英語では Ambidexterity と表現されます (両利きの経営という言葉は本書で使われています) 。

両利きの経営の基本コンセプトは、まるで右手と左手が上手に使える人のように、「知の探索」と「知の深化」について高い次元でバランスを取る経営です。

イノベーションのために「知」を獲得するための、「探索」「深化」という2つの方向性です。

2016/10/02

25年ぶりにピアノを再開。おすすめの電子ピアノ販売店もご紹介


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小学生の時にピアノを習っていました。途中、中断があり、合計では3年ほどピアノをやっていました。

ふとしたきっかけで、ピアノを趣味としてやることにしました。

ごくたまにピアノに触れる機会はありましたが、本格的にピアノをやるのは小学生の時に習っていた以来です。

大人になってピアノをまた始めようと思ったきっかけは、実家に帰った時に実家にあるピアノを弾いてみたことでした。3才の娘がピアノに興味を持ったようで遊ばせてみて、久しぶりに簡単な曲を弾いてみて、小学校の時に習っていた頃が懐かしく思いました。
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