2016/12/08

組織で新しいことを始める時に抵抗が生じる理由と、抵抗を解消するために必要なコミュニケーション方法


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ユニ・チャーム SAPS経営の原点 - 創業者高原慶一朗の経営哲学 という本に、企業など組織において何か新しいことを始める際に、新しいことへ 「抵抗が起こる理由」 として次のことが書かれています。

  • いままでの惰性によるもの
  • 古くからの習慣は変えにくい
  • 新しいことを理解する努力は気が進まない
  • 新しいことを実施したとき、悪い結果が出るのを恐れる
  • 現在までのやり方や考え方が批判されることに対する反感がある

では、こうした抵抗を乗り越えるためには、どのような対応が必要なのでしょうか?本書には、抵抗を解消するために必要なことが、以下のように書かれています。

  • 新しい変化に適応する方法を十分に研究しておく
  • 新しい方法の有利な点をわかりやすく説明する
  • 新しい案を採用しなかったときの不利益をわかりやすく説明する
  • できるだけ早期の時点から立案に参画してもらう
  • 抵抗についてフランクに話し合う

これらの解決策からわかるのは、コミュニケーションの大切さです。同じく ユニ・チャーム SAPS経営の原点 には、次のことが書かれていました。

  • Said ≠ Heard (言ったからといって、聞いてもらえたわけではない)
  • Heard ≠ Listened (”聞いて” もらえたからといって、”聴いて” もらえたわけではない)
  • Listened ≠ Understood (聴いてもらえたからといって、理解してもらえたわけではない)
  • Understood ≠ Agreed (理解してもらえたからといって、賛成してもらえたわけではない)
  • Agreed ≠ Convinced (賛成してもらえたからといって、納得し行動しようと思ってもらえたわけではない)

人に行動を起こしてもらうためには、単に説得するだけでは充分ではありません。それを理解し納得してもらえるかです。

納得のさらに先にあるのが、共感が得られるかです。

共感とは、それをやったら何かおもしろそうだと感じるものがあったり、自分もやってみようと思えるかです。

先ほどご紹介した、新しいことに対する抵抗を解消するために必要なことは、「新しい方法の有利な点をわかりやすく説明する」 「新しい案を採用しなかったときの不利益をわかりやすく説明する」 「抵抗についてフランクに話し合う」 などがありました。

説明や話し合う際には、いかに説得するかというスタンスではなく、どう伝えれば納得できるか、自分ごととして共感できるかの視点が大切です。




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