投稿日 2017/06/25

NBA ファイナル 2017 のハイライトシーンまとめ


ウォリアーズのステファン・カリー (左) とケビン・デュラント (右) (引用:NBA Japan)


今年の NBA ファイナル 2017 は、ゴールデンステイト・ウォリアーズが4勝1敗でクリーブランド・キャバリアーズに勝利し、ウォリアーズが2年ぶり通算5度目の優勝で幕を閉じました。

今回のプレイオフは、ウォリアーズの強さが際立ちました。プレイオフ全体の勝敗は16勝1敗、勝率 94.1% と圧倒的な強さを見せました。

今回のエントリーは、NBA ファイナル 2017 を、いくつかのハイライト動画とともにご紹介します。

ファイナルの全5試合での、ハイライトシーントップ10の動画はこちらです。




ターニングポイントになったケビン・デュラントの逆転3ポイント


トップ10の動画の第1位は、ファイナル第3戦のウォリアーズのケビン・デュラントの土壇場での逆転3ポイントでした。

第3戦はすでに2連敗しているキャブスがホームの地の利を活かし、試合終盤にリードをしていました。この状況でデュラントが3ポイントを決めウォリアーズが逆転し、そのまま逃げ切りました。

ファイナル全体を振り返った時に、第3戦がターニングポイントでした。もし、この試合でキャバリアーズが勝っていれば、第4戦も続けてホームゲームであったキャブスが連勝していたかもしれません。


ケビン・デュラント vs レブロン・ジェームス


ウォリアーズ vs キャブスの今年の NBA ファイナルでは、両チームそれぞれの2人の中心選手同士の対戦が注目でした。1つは、デュラントとキャブスのレブロン・ジェームスの対決です。

2人のファイナルでのプレイをまとめた動画がこちらです。




ステファン・カリー vs カイリー・アービング


もう1つの注目は、ガード対決でした。ウォリアーズのステファン・カリーと、キャブスのカイリー・アービングです。

以下の動画は、2人のファイナルでのハイライトシーンをまとめたものです。




レブロンがファイナル史上初となる平均トリプルダブルを達成


キャブスのエースであるレブロン・ジェームスが今年のファイナルで、ある記録を達成しました。

ファイナルの5試合での1試合平均で、33.6 得点・12.0 リバウンド・10.0 アシストをマークし、NBA ファイナル史上初となる平均トリプルダブルの快挙を成し遂げました。

レブロンのファイナルでのハイライトシーンの動画です。




優勝が決まった瞬間の物語


ファイナルの全5試合を通じて、最も活躍した MVP に選ばれたのはデュラントでした。ファイナル第5戦の試合終了間際、ウォリアーズの優勝が決定的となった場面で印象的なシーンがありました。

試合残り時間が10秒を切り、ウォリアーズの他のメンバーがチームメイト同士で優勝を祝福し合っている中、デュラントが真っ先に握手をしたのは、相手チームのエースであるレブロンだったのです。

2人の握手の仕方がチームメイト同士のように自然でした。握手をし、レブロンとデュラントは抱擁しながらお互いの健闘を称えていました。チームメイトとではなく、対戦相手のライバルと見せたこのシーンは、プロスポーツ選手として、人としてのあるべき姿を考えさせられました。

実際のシーンは以下の動画で見ることができます (この動画は第5戦のデュラントのハイライトですが、レブロンとのシーンが始まる直前の 2:24 から再生します) 。




試合後のインタビューで、レブロンとのこのシーンについてデュラントは以下のようにコメントをしています。

互いに敬意を払っているんだ。試合だし、コートではそれぞれできるだけハードに競う。そして試合が終わればリスペクトだ。2012年に彼が初めて勝ったとき、僕も彼をリスペクトした。そして彼もそうしたということだ。だから、彼に対しては愛情と敬意しかない。来季、また彼と競うのが待ち遠しいよ。


レブロン・ジェームス (左) とケビン・デュラント (右) (引用:NBA Japan)


最後に


最後に、優勝したウォリアーズの 2016-17 シーズンのプレイバック動画です。



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書いている人 (多田 翼)

Aqxis 代表 (会社 HP はこちら) 。Google でシニアマーケティングリサーチマネージャーを経て独立し現職。ベンチャーから一部上場企業の事業戦略やマーケティングのコンサルティングに従事。

ブログ以外にマーケティングレターを毎週1万字で配信しています。音声配信は Podcast, Spotify, Amazon music, stand.fm からどうぞ。

名古屋出身、学生時代は京都。気分転換は朝のランニング。