2017/08/16

日本軍の失敗の本質から考える、イノベーションに必要な10のポイント


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前回のエントリーは、失敗の本質 - 日本軍の組織論的研究 という本に書かれていた 「日本軍の失敗の本質」 を取り上げました。

前回エントリー:日本軍の失敗の本質が、現代のビジネスに問いかけるもの


今回のエントリーは後編です。内容は、具体的にどうすれば、失敗の本質を現在のビジネスへの教訓にできるかです。


日本軍の失敗の本質


日本軍の失敗は、現代の日本企業などビジネスにも通じます。逆に言えば、失敗からの教訓は十分に活かされていません。

本書で指摘されている日本軍の失敗の本質は、次のように書かれています。

日本軍の最大の失敗の本質は、特定の戦略原型に徹底的に適応しすぎて学習棄却ができず自己革新能力を失ってしまった、ということであった。

この失敗の本質は、前半と後半の2つに分けることができます。

現代のビジネス用語で解釈をすれば、前半の 「特定の戦略原型に徹底的に適応しすぎた」 はガラパゴス化、後半の 「学習棄却ができず自己革新能力を失ってしまった」 はイノベーションを起こせなかったことです。

特定の戦略や戦い方に固執したから自己革新ができませんでした。自己革新ができなかったからこそ、今のやり方に固執してしまったとも言えます。

どうすれば自己革新ができるのでしょうか。ここからは、イノベーションに必要な考え方、どんな行動を取ればよいかを考えます。

2017/08/14

日本軍の失敗の本質が、現代のビジネスに問いかけるもの


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失敗の本質 - 日本軍の組織論的研究 という本は、現在にも示唆に富む日本軍の敗戦が詳細に分析されています。



本書が取り上げる失敗の論点


本書が扱うのは、戦い方の失敗です。

開戦後の戦争遂行の過程において、各作戦でなぜ敗北を喫したのかです。論点として扱わないのは、なぜ無謀とも言える大東亜戦争に突入したのかの開戦の意思決定プロセスです。

本書の狙いは、日本軍の失敗を現代の企業等の組織への教訓にすることです。大東亜戦争における日本軍の諸作戦の失敗を 「組織としての日本軍の失敗」 と捉え直し、反面教師として活用することです。

なお、本書は、太平洋戦争でなく大東亜戦争と表記しています。理由は、戦場が太平洋に限定されなかったからと書かれています。


日本軍の失敗の本質


なぜ日本軍は失敗したのでしょうか。

本書で指摘されている日本軍の失敗の本質は、次のように書かれています。

日本軍の最大の失敗の本質は、特定の戦略原型に徹底的に適応しすぎて学習棄却ができず自己革新能力を失ってしまった、ということであった。

2017/08/12

1才半の娘の子育て方針 (子どもにやってほしいこと / 親としての振る舞い)


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下の子は保育園に通っています。2017年度の今年は1歳児クラスです。

先日、担任の保育士と親での個人面談がありました。面談で担任から聞かれた質問の1つが、子育ての方針についてでした。

「子育ての方針で、何か大切にしているものはありますか」 

質問で、日々の子どもとの向き合いを振り返ることができました。

自分の1才半の娘の子育ての方針は、大きくは2つあります。子どもにやってほしいこと、親としての振る舞いです。


子どもにやってほしい3つのこと


自分の子どもにできてほしいことは、3つあります。

  • ありがとうが言える
  • 挨拶を自分から言える
  • 自分でできることは自分でやれる

2017/08/10

書評: LIFE SHIFT (ライフシフト) - 100年時代の人生戦略 (リンダ・グラットン / アンドリュー・スコット / 池村千秋 (訳) )


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LIFE SHIFT (ライフシフト) - 100年時代の人生戦略 という本をご紹介します。



本書の内容


以下は本書の内容紹介からの引用です。

誰もが100年生きうる時代をどう生き抜くか。働き方、学び方、結婚、子育て、人生のすべてが変わる。目前に迫る長寿社会を楽しむバイブル。

世界で活躍するビジネス思想家が示す、新しい人生のビジョン。

みんなが足並みをそろえて教育、勤労、引退という3つのステージを生きた時代は終わった。では、どのように生き方、働き方を変えていくべきか。その一つの答えが本書にある。100歳時代の戦略的人生設計書。

2017/08/08

書評: 革新的な会社の質問力 (河田真誠)


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革新的な会社の質問力 という本をご紹介します。



本書の内容


以下は内容紹介からの引用です。

質問には、いまの閉塞感を突破し、革新を生む力がある!

質問コンサルタントである僕の仕事は、企業に行って、ただ質問をするだけ。「もっとこうしたほうがいい」 とアドバイスしたり、教えたりすることはありません。ずいぶんと不思議な仕事だな、と思われるかもしれません。

ところが、質問を投げかけるだけで、クライアントには大きな変化や革新が巻き起こります。質問するだけで、そんな成果が出るなんて不思議ですよね。

なぜそんな力があるのか。仕事をするということは、常に 「考え」 「行動する」 ことです。目の前の問題や目標を整理し、解決策を考え、行動することの繰り返しで、仕事は進んでいきます。その時の 「頭の中を整理する」 「新しいアイデアを生み出す」 「やる気になる」 きっかけとなるのが質問です。

本書では 「自分にしつもん」 「部下にしつもん」 「会議にしつもん」 「お客様にしつもん」 という4つの場面で、質問力を磨き、活用する方法を明解に解説します。

2017/08/06

書評: おじいちゃん戦争のことを教えて - 孫娘からの質問状 (中條高徳)


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おじいちゃん戦争のことを教えて - 孫娘からの質問状 という本をご紹介します。



本書の内容


以下は本書の商品説明からの引用です。

ある日著者は、息子である父の転勤でニューヨークの高校へ通う孫娘から、アメリカ史の授業の課題で家族や知人で戦争の体験をした人の話を聞くことになったので、戦争のことを教えてほしい、という手紙を受け取る。これがこの書のスタートである。

著者は昭和2年生まれ。陸軍士官学校に入学したものの、戦地に赴く前に終戦を迎えた。

日本の歴史教育 (特に日本史) においては、第2次世界大戦とその周辺の事情について触れることが少ない。そのために多くの人が第2次世界大戦に対する十分な知識を得ることができずにいるのが現状だ。

その意味で、本書は極めてすぐれた近代史教育の素材といえる。日本が戦争に突入した国際情勢が確実にあったこと、アメリカのハワイ併合は実は対日戦争をにらんでのことだったことなど、いまではほとんど述べられないことがきちんと書かれている。

大切なのは、正しかったか悪かったかを考えることではなく、いいはいい、悪いは悪いときちんと整理をつけて把握することだ、という主張は、戦争という悲劇を繰り返さないためにも重要である。「戦争」 ということを知るために、多くの人にぜひ読んでほしい1冊である。

本書は、著者が孫娘の質問に答える形式で書かれています。

著者の孫娘が、戦争を実際に体験した祖父へ戦争について教えてほしいと手紙を送りました。おじいちゃんへの手紙に書かれていた質問は全部で16個でした。例えば以下です。

2017/08/04

大局観をつかむために 「3 x 3 の視点マトリクス」 を意識しよう


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外資系コンサルに学ぶ聞き方の教科書 という本に、人から話を聴くときに、相手が今は 「各論」 を話しているのか、「総論」 を話しているのかを注意する必要があると書かれています。


3つの目線を使い分ける


各論ばかりを聴いていては、「個別の事情はわかったが、結局はどうなのか」 となります。総論ばかりでは、「なんとなく話はわかったが、具体的にはどうなのか」 となります。

本書で紹介されるのは、話を聴く際には 「3つの目線」 を使い分け、質問をする時も3つの目線を意識することです。3つとは、虫の目、鳥の目、魚の目です。

2017/08/02

書評: 視力を失わない生き方 - 日本の眼科医療は間違いだらけ (深作秀春)


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視力を失わない生き方 - 日本の眼科医療は間違いだらけ という本をご紹介します。



本書の内容


以下は内容紹介からの引用です。

海外で修業を積み、数々の治療法を開発。海外の学会で最高賞を20回受賞の 「眼科界のゴッドハンド」 が語る、日本の眼科の真実。眼に関する日本の非常識、時代遅れを斬る!

併せて最善の治療法を解説。

大学病院、総合病院は練習病院と心得よ / 白内障も緑内障も真に優秀な眼科外科医なら治せる / 「手術はもっと後で」 「薬で様子をみましょう」 にだまされてはいけない / レーシックの真実 / 眼球体操は危険 / 眼は水で洗うな… etc.


眼について知らなかったこと


この本を読んでよかったと思ったのは、眼や眼科医療について、自分の知らないことが多くあったことに気付かされたことです。

例えば本書では眼のことを 「むき出しの臓器」 と表現されています。

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多田 翼 (書いた人)