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投稿日 2016/10/13

教育経済学の研究から子どもを褒めるのは、「子ども自らがコントロールできること」 についてがよい


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子どもは褒めて育てたほうがいい?
子どもが勉強するように、ご褒美で釣ってもいい?

子どもを持つ親であれば、気になる質問です。

「学力」 の経済学 という本では、これらの質問に個人の主観ではなく、教育経済学の視点から科学的な根拠で答えています。

今回のエントリー内容です。

  • 褒めるのは能力ではなく 「取り組んだ努力」
  • ご褒美は結果ではなく 「取り組んだプロセス」 に
  • 2つの共通点

投稿日 2016/09/19

書評: 子どもが 「やる気」 になる質問 - 叱る前に問いかけると、こんなに変わる! (マツダミヒロ / 本間正人)


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子どもが 「やる気」 になる質問 - 叱る前に問いかけると、こんなに変わる! という本をご紹介します。



本書の内容


本書の内容説明からの引用です。

「こうしなさい」 「はやく!」 「どうしてできないの?」 と、いつも言っているのに効果なし。もっと 「やる気」 を出してほしいのに――というお母さん、お父さんへ。命令や叱言のかわりに、今日からは 「質問」 を投げかけてみませんか?

問いかけるだけで、やる気と能力と夢を引き出す――本書は、そんな 「魔法の質問」 を厳選し、親子コミュニケーションに役立つノウハウとともに紹介します。

「この勉強が終わったら、どうなっていたい?」 「夢に近づくために、今週できることはなに?」 「どのようにすればいいと思う?」 「ほかには?」 「どうやったら、もっとワクワクチャレンジできる?」 など、質問はそのまま使えるものばかり。質問の目的や聞くタイミング、その効果がもりこまれた、著者たちの経験に基づいた具体的エピソードは必読です!

勉強もすすんでやる子、自分で考える力のある子に育ってほしい!そんなときに親がやるべき大切なことに気づく一冊。


楽しいことは何かあった? → 楽しいことは何があった?


この本の最後の 「おわりに」 に2つの質問が提示されます。

  • 今日楽しいことは、なにあった?
  • 今日楽しいことは、なにあった?

違いは 「なにか」 「なにが」 の一文字ですが、質問をされたほうの印象は異なります。前者の 「なにかあった?」 と聞かれると 「楽しいことはなかった」 と答えることもできます。
投稿日 2016/09/17

書評: 16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える 「賢い子」 に育てる究極のコツ (瀧靖之)


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16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える 「賢い子」 に育てる究極のコツという本をご紹介します。

著者は脳医学者の瀧靖之氏です。世界最先端の脳画像研究を通して、16万人の脳画像を見てきました。



キーワードは好奇心


この本に書かれているのは、16万人の脳の MRI 画像の研究から考え出された子育て法です。本書のキーワードは 「好奇心」 です。

子どもは、生まれながらに好奇心を持っています。しかし、子どもが持つ好奇心を生かしきれていない家庭が、少なからずあると著者は言います。
投稿日 2016/05/14

書評: 0~4歳 わが子の発達に合わせた1日30分間 「語りかけ」 育児 (サリー・ウォード)




今回のエントリーは 0~4歳 わが子の発達に合わせた1日30分間 「語りかけ」 育児 という本をご紹介します。


毎日30分の語りかけ


冒頭で、本書について次のように書かれています。

この本の神髄というか、ウォードさんが読者にどうしてもこれだけは伝えたいと考えているのは、次のことだといってよいでしょう。

それは、赤ちゃんが誕生したら、毎日、静かな環境で、赤ちゃんと二人きりになり、向き合って、30分だけ、自分のことばで、語りかけよう、ということです。「毎日30分の語りかけ」 です。
投稿日 2016/03/12

(特に小さな) 子どもを持つデメリット




2016年3月現在で、2才6ヶ月と5ヶ月の、2人の娘がいます。

自分の子どもがいることは幸せなことです。一方、子どもが生まれ、一緒に暮らすことになると、子どもがいない時に比べた様々な制約が発生します。

今回のエントリーでは、子ども (特に小学生未満) がいることのデメリットを考えてみます。
投稿日 2016/02/14

2才の娘への躾でこれだけはやっていること




2人の娘がいて、上の子は2才4ヶ月です (2016年2月現在) 。

これまで長女の子育てで、大切にしている躾があります。今回のエントリーでは、自分の育児を振り返るとともに、娘への躾をご紹介します。
投稿日 2016/02/03

2人の娘の服の脱がせ方は、仕事にも通じる (できるビジネスパーソンは後工程に配慮する)




日常の育児で思った後工程の大切さを書いています。

エントリー内容です。

  • 子どものお風呂の前の脱衣
  • 次の作業を想定する
  • 次の人が仕事をしやすいように
投稿日 2016/01/03

2才4ヶ月の娘への子育て方針




2才4ヶ月の長女がいます (2016年1月現在) 。

去年の2015年は娘と二人暮らしが続いたこともあり、娘との時間をそれまで以上に持つことができました。子育ては2016年の今年も重要テーマの1つです。

2才4ヶ月の娘へのしつけや子育ての方針として、3つのことを大事にしています。
投稿日 2015/12/31

2015年を振り返る




2015年も大晦日、残すところあと1日です。今年最後のエントリーでは、自分のできごとについて、1年を振り返ってみます。


次女が誕生


秋に二人目の女の子が生まれました。

一人目と同じく、立ち会い出産をしました。長女の時に比べるとお産もスムーズでした。陣痛から病院へ向かい、その後の分娩台までの時間も長女の時と比べると半分くらいでした。生まれてからも元気で、その後も日々成長しています。

すぐ後に触れますが、妊娠初期に一時期は流産の可能性もあり、無事に生まれてきてくれて本当によかったと思っています。


娘との二人暮らし


次女の誕生に前後しますが、妊娠初期に早期破水が起こりました。

病院に直行し、診断の結果、そのまま緊急入院となりました。妊娠17週目というタイミングでした。もしこのまま破水が続くようであれば、胎内で赤ちゃんは生きられないだろうと担当の医者から告げられました。

破水が小康状態になったとしても、通常よりも明らかに早いタイミングで早期出産になる可能性がありました。その場合、低くない可能性で何らかの障害を持って生まれることも伝えられました。

妊娠22週目未満であれば、今後の母体も考えると堕ろすことも選択肢の1つとのことでした。

私自身は、その選択はなく、またたとえ障害を持って生まれても自分の子には変わらないので、なんとか生んでほしいと考えました。

母体には絶対安静が必要とのことで、妻が長期で入院を続けることになりました。その間、1才の長女との二人暮らしをすることになります。

周囲からは二人でやっていけるのかという声もありました。しかし、自分の中では逆に火が付き、ただ一人だけ妊娠継続と出産を言い続けたことで、長女と二人で暮らすことに腹をくくれました。

娘の保育園の送り迎えに加え、家事全般もやることになりました。娘は寂しがり、普段よりも甘えたりすることが多くなりました。

それでも、なんとか二人で暮らせたのは周囲のおかげでした。家族、保育園や同僚のサポートにあらためて感謝です。無事に次女が生まれたことは、今年1年の最もうれしい出来事でした。

長女にとって、おそらく彼女の人生の中で、最も父親と長く一緒に過ごした時間になりました。

長女はまだ2才になる前後の時期だったので、この間の記憶がどこまで彼女の中に残ってくれるかです。あの二人暮らしの日々は残らないのかなと思うと、少し残念ではあります。


毎日のランニングとウォーキングが習慣に


2015年7月にランニングを始めました。毎日続けられ習慣になりました。ランニングとウォーキングでどういう変化があったかは、こちらのエントリーで分析しています。

ランニング開始4ヶ月のトラッキングデータを使った統計分析


資産運用


2015年の資産運用のトピックは3つです。

1. 資産配分の目標見直し

資産配分 (アセットアロケーション) の3年トレンドから、今後の方針を確認しました。この先の 1-2 年はリスク資産への投資を少し増やすことを考えています。以下は関連エントリーです。

金融資産の3年トレンドから考える2016年の投資方針

2. 子どもの将来資金は投資信託で運用

誕生祝い・お年玉・公的な児童手当などから余った分は、投資信託にスポット投資をすることにしました。それとは別に毎月一定額を自動積立として投資しています。こちらが関連エントリーです。

子ども用の貯金には、投資信託での自動積立+スポット積立

3. NISA 運用を開始

2015年10月末に申込み手続きを始め、11月末に NISA 口座を開設しました。NISA を資産運用の中でどう位置づけるのかも、決めました。

NISA はじめました。開設プロセスと NISA 活用方針 (2015年末時点)


仕事はとても充実できた1年


2015年の今年、プロモーション (昇進) することができました。転職して2年という期間なので、順調と言えば順調です。

プロモーション自体はもちろん喜ぶべきことなのですが、1年を振り返った時にそれ以上に充実感があるのは、プロモーションをきっかけにより仕事が楽しくなったことです。

プロモーション前後で、表面上は自分の責任範囲は特に変わってはいません。ただ、自分の中で、より責任感が生まれ、仕事が今まで以上におもしろくなりました。

その理由を考えてみると、プロモーションに恥じないようにしたいと思い、何より後押ししてくれた上司に対して泥を塗ることはできないという気持ちから、仕事により責任感が持てたからです。

良い循環になったのは、仕事で何を実現したいかも明確になり、それに向けて集中でき、充実した仕事できました。


最後に


2015年の今年最後のエントリーでは、自分自身のことの1年間を振り返ってみました。

実は、このようなエントリーはこれが初めてです。今までは私自身のことを振り返っても、それは読み手にとって知りたい情報ではないと考えていたからです。

別の考え方をするようになったのは、他のブログ等で振り返りのエントリーをいくつか目にしたからでした。書いている人への理解がより具体的になり、共感できることや自分とは違う面に触れることで、自分のことを見直すきっかけになりました。

この体験を通して、自分からも何か一つでも役に立つことがあるのではないかと思い、振り返りエントリーを最後にアップしました。

投稿日 2015/12/16

おもちゃ病院の提供価値




自宅の近所に、「おもちゃ病院」 があります。


おもちゃ病院とは


日本おもちゃ病院協会というボランティア団体が運用している、壊れたおもちゃを修理してくれる病院です。

おもちゃを修理してくれる先生 (ドクター) は、主に中高年のシニア男性です。ボランティアで活動をしています。以下は日本おもちゃ病院協会のウェブページから、活動内容について引用です。

おもちゃドクターの会員は、長年の経験や専門技術を活かすことで誇りを持って地域おもちゃ病院でボランティア活動を行っています。

お子さん達からの 「おじさん!ありがとう!」 の声が嬉しいのです。笑顔がこぼれます。
投稿日 2015/12/09

2才の娘のクリスマスプレゼントには、ジグソーパズルではなくブロックをあげたい理由




2才3ヶ月の娘がいます (2015年12月現在) 。


ジグソーパズルの遊び方


娘のお気に入りのおもちゃに、ジグソーパズル、ブロック、積み木があります。親と一緒につくったり、時には自分一人で熱中して遊んでいることもあります。

パズルは30ピースです。特に動物の写真のパズルが好きなようで、パズルを組み立てながら、「これは らいおん」 などと、できあがってくる動物の名前を得意そうに教えてくれます。

30ピースのパズルは、始めの頃はなかなか自分一人では完成できませんでした。何回も遊んでいるうちに、どのピースがどこに当てはめるかを覚えてきたようです。今では、親の手伝いも必要なく、自分一人でできるようになりました。

ちょうどクリスマスも近いので、プレゼントにはもう少し難しいパズルがいいかなと思っていました。30ピースの次は、50ピースがあります。


パズルよりもブロックをあげたい

投稿日 2015/10/31

子ども用の貯金には、投資信託での自動積立 + スポット積立




2015年10月下旬、2人目の子どもが生まれました。

子どもの誕生に祝い金をもらいました。祝い金から、出産に伴う入院費や内祝い等の支払い分を差し引くと、いくらかのまとまったお金が残ります。

余ったお金は、投資信託への積立にまわしています。この投資信託は子ども専用分として運用していて、自分が使っている投資信託とは分けています。


子ども用の貯金を投資信託で


親が子どものお金を貯金する場合、一般的には、銀行の普通または定期預金口座に預けることです。私の場合は預金口座ではなく、信頼できると判断した投資信託に子どもの貯金用としてお金を入れています。

もちろん預金口座に比べ、増える/減るという不確実さ (リスク) があります。このリスクは取れると判断し投資信託を使っています。

具体的には、以下のような積立をしています。
投稿日 2015/10/18

デメリットを補って余りある公共図書館の提供価値




本を読むのが好きです。普段は通勤電車がもっぱらの読書時間です。


毎週図書館を利用


2015年現在、ここ3年くらいは本は買うよりも、図書館で借りて読むほうが多くなっています。

週末の土日のどちらかは毎週、図書館に行っています。図書館は、自分の生活で欠かせない存在です。

私は東京都内に住んでおり、利用している図書館は区立図書館です。区内には10以上の図書館があります。利用しているのはそのうちの1つです。

区内の図書館は連携していています。予約がネットからでき、最寄りの図書館に予約した本がなくても (貸出中 or その図書館には置かれていない) 、他の図書館にあれば取り寄せてもらえます。行く図書館は最寄りの1つだけですが、実質は区内の全ての図書館を利用できるようになっています。


図書館のメリットとデメリット


1人の読者の立場で考えたとき、図書館から本を借りて読むのと本を買って読むのとでは、それぞれにメリットとデメリットがあります。
投稿日 2015/10/16

もうすぐ生まれる子どもの名前の決め方




二人目の子どもが、あと1ヶ月以内で生まれる予定です (2015年10月現在) 。

女の子のようで、性別判定もほぼ間違いなさそうです。そろそろ名前を決めたいタイミングです。

今は候補の名前をいくつか絞り出せた状況です。名前の候補を絞っていく中で、判断基準があることに気づきました。今回のエントリーでは、子どもの名前を決める判断基準をご紹介します。
投稿日 2015/07/25

「子どもの気持ちを受け止める」 と 「子どもの言うとおりにする」 ことは別で考えよう




今日から怒らないママになれる本! - 子育てがハッピーになる魔法のコーチング という本には、自分の子どもの気持ちを受け止めること、承認してあげることの大切さが強調されています。


気持ちを汲むことと、子どもの言う通りにすることは別


ただし、気持ちを汲んであげることと、ワガママなど子どもの言う通りにすることは別であると指摘します。大事な視点だと思ったので、本書から引用します。
投稿日 2015/07/22

小さな子どもの 「小さい望み」 にこそ応えてあげよう




1才10ヶ月の長女がいます (2015年7月現在) 。


小さな望みに応える


あふれるまで愛をそそぐ6歳までの子育て - 子どもの心にひびく愛ひびかない愛 という本に、育児について考えさせる指摘がありました。

以下はその部分の引用です。

”小さな望み” に応えてあげる

生まれてから大人になるまで、子どもはいろんなことを親に要求しながら大きくなっていきます。その時々に子どもが望むことに、できるだけ応えてあげるのが親の仕事です。子どもが望むことに親がきちんと応えてあげれば、子どもは決して 「困った子」 にはなりません。
投稿日 2015/06/17

保育園1才児クラスに通う娘への、今年1年の 「保護者の目標」




1才9ヶ月の娘がいます (2015年6月現在) 。2015年4月から保育園に通い始め、1才児クラスに入っています。


保育園で設定する目標


保育園では、1年ごとに目標を設定します。大きく2つで、「保護者の目標」 と 「保育園での支援」 です。

  • 保護者の目標:こんな子どもになってほしいという目標。親としてどういう方針で、どのような行動を取るか
  • 保育園での支援:保育園がどのように子どもを支援するか

1年後にに、目標と支援に対する振り返りを行ないます。

1才児クラスの長女への今年の 「保護者の目標」 は、2つ挙げました。
投稿日 2015/06/06

森信三の 「しつけ三原則」:日々の小事にこそ躾の本質がある


しつけの三原則とは


哲学者で教育者でもあった 故 森信三 は 「しつけの三原則」 として、次の3つを挙げています。

投稿日 2015/05/24

1歳の娘の 「自分からやりたい気持ち」 を尊重するために親ができること




2015年4月から、1歳の娘が保育園に行き始めました。もうすぐ5月も終わるので、約2ヶ月の保育園生活を送りました。


保護者会に参加


先日、保育園のクラスごとに開催される保護者会に参加してきました。クラスは年齢ごとで、娘が入っているのは1歳児クラスです。

保護者会のプログラムは大きく2つでした。

前半は、クラス担当の保育士から保育園の方針や子どもたちの普段の様子の説明でした。説明後は小グループに分かれ、子育てについてのフリーディスカッションでした。

後半は、親が子どもたちのいる教室に移動し、子どもがおやつを食べる時間を一緒にすごしました。

保護者会に参加し、特に保育園での方針や1歳児への子育てアドバイスが参考になりました。今回のエントリーでは、保護者会での気づきや自分の子育て方針についてご紹介します。
投稿日 2015/05/03

子どもの 「芽」 を摘まないために親ができること




危うし!小学校英語 という本の最後のあとがきで、著者のあるエピソードが紹介されています。ノーベル賞を受賞した方との、子育てに関する話のやりとりです。


子どもの芽を摘まない


私自身、1才8ヶ月になる子どもがいるので (2015年5月現在) 、考えさせられる指摘でした。該当箇所を引用します。

子どもの 「芽」 を摘まないで

ノーベル賞受賞者の子育てアドバイス

ノーベル賞受賞者の会合の司会をした時のことです。ノーベル物理学者章を受賞した物理学者と雑談する機会がありました。たまたま自分に初めての子どもが生まれたばかりだったので、「子どもをあなたのような科学者に育てるには、どうしたらいいのでしょうか」 と問いかけました。

すると、「何もしてはいけません」 という、意外な答えが返ってきました。

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書いている人 (多田 翼)

Aqxis 代表 (会社 HP はこちら) 。Google でシニアマーケティングリサーチマネージャーを経て独立し現職。ベンチャーから一部上場企業の事業戦略やマーケティングのコンサルティングに従事。

ブログ以外にマーケティングレターを毎週1万字で配信しています。音声配信は Podcast, Spotify, Amazon music, stand.fm からどうぞ。

名古屋出身、学生時代は京都。気分転換は朝のランニング。