投稿日 2012/11/16

ヨーロッパ海外出張から学んだ 「4つの視点」


Free Image on Pixabay


先週は海外出張でヨーロッパに行っていました (2012年11月) 。目的の1つが、ESOMAR というマーケティングリサーチ団体主催のカンファレンスに参加することでした。

出席したカンファレンス:ESOMAR 3D 2012 (2017年10月追記: ページが削除されていたのでこちらも削除しました)


講演後の違和感


カンファレンスの講演を聞き終えた時、ふと違和感を感じました。

スピーカーの講演発表後には Q & A の時間が少しあったのですが、発表を聞き終わった直後なのに質問が頭に出てきませんでした。英語とは言えそれなりに聞け、メモも随所で取っていたのですが、なぜか質問が頭に思い浮かびませんでした。
投稿日 2012/11/10

Suica が実現した 「未来の当たり前」 というイノベーション




イノベーションとは何でしょうか?


イノベーションは未来の当たり前をつくること


現在はない 「未来の当たり前」 をつくることです。現時点やその時にはないものでも、イノベーションを起こす人には見えている 「未来」 や 「あるべき姿」 で、かつ人々はまだ気づいていないことを実現することです。

2012年現在、過去10年程度で人々の当たり前になった1つは、IC 乗車カードのスイカがあります。首都圏の朝の通勤時間帯では、ほぼ 100% に近い人が IC カードのスイカもしくはパスモを使って改札機を通っています。

ピッ、ピッ、と通勤客が滞りなく改札機を通過する当たり前になった通勤ラッシュの風景です。しかし、10~15年前は磁気式の定期券を、改札機に入れることが普通でした。


Suica はどのように開発されたのか


15年前にはなかったスイカは、その後に未来の当たり前になりました。

スイカはどのように開発されたのでしょうか。今回のエントリーでは、Suica が世界を変える - JR 東日本が起こす生活革命 という本から、スイカの開発秘話をご紹介します。
投稿日 2012/11/03

ロジカルシンキングを鍛える一石二鳥のメール術


相手に理解してもらうために


相手に何かを伝える場合、当たり前ですが重要なのは伝えたいことを相手にどれだけ理解してもらえるかでしょう。

特に仕事では、自分の考えや提案を同僚や上司にまずは理解してもらえるかどうかです。理解してもらって、ようやくその考えが妥当なのか、提案方針で進めるかどうかの判断ができます。

相手に理解してもらうというのは2つあります。正確な理解と、いかに早く理解してもらえるかです。そのためには伝える内容が論理的かどうかが大切なポイントです。ロジカルシンキングができているかどうかです。

最新記事

Podcast

書いている人 (多田 翼)

Aqxis 代表 (会社 HP はこちら) 。Google でシニアマーケティングリサーチマネージャーを経て独立し現職。ベンチャーから一部上場企業の事業戦略やマーケティングのコンサルティングに従事。

ブログ以外にマーケティングレターを毎週1万字で配信しています。音声配信は Podcast, Spotify, Amazon music, stand.fm からどうぞ。

名古屋出身、学生時代は京都。気分転換は朝のランニング。