投稿日 2016/06/13

資産運用サービス WealthNavi (ウェルスナビ) のバリュープロポジションを考える




2016年前半は、THEO (テオ) Wealthnavi (ウェルスナビ) といった、資産運用にテクノロジーを使う従来とは異なる価値を提供する金融サービスが出てきました。


金融資産運用ロボアドバイザー


ロボアドバイザーは ETF に特化した、投資一任運用サービスです。主な特徴は、

  • ユーザーごとにリスク許容度を判定する
  • リスク許容度に基づき、ポートフォリオと購入銘柄 (主に海外 ETF) が決まる。売買の運用も自動的に行なう
  • 手数料は評価資産の 1% (年間 / 消費税別)

私は、THEO と WealthNavi の両方を使っています (2016年6月現在) 。

2016年2月より正式ローンチをした THEO は、資産運用の 「ロボアドバイザー」 であることを強調しています。THEO のサイトでは、明確にロボアドバイザーと書かれています。ロボアドバイザーをメッセージにし、新しい資産運用サービスであることを訴求しています。

2016年6月現在はユーザー招待制の WealthNavi も、使い始めた当初は、同様のロボアドバイザーだと私は思っていました。

しかし、あらためて見ると、WealthNavi は自分たちのことを 「ロボアドバイザー」 とは一言も言っていないことに気づきました。WealthNavi のサイトには、ロボアドバイザーとはどこにも出てきません。

一見すると THEO と WealthNavi は同じ ETF 特化型の投資一任運用サービスですが、この違いは興味深いです。 (2017年7月追記: ウェルスナビも自身のことをロボアドバイザーと言うようになったため削除しました)

今回のエントリーでは、WealthNavi という投資一任サービスの提供価値について考えます。
投稿日 2016/06/11

スーパーリサーチャーから学ぶマーケティングリサーチの課題設定




マーケティングリサーチについてです。リサーチの役割と、クライアント課題にどう向き合うかを考えます。

エントリー内容です。

  • マーケティングリサーチの基本を紹介するマンガ
  • マーケティングとマーケティングリサーチの関係
  • クライアントに言われたことを鵜呑みにしない

投稿日 2016/06/09

2016年5月にブログで注目を集めた本 (月間クリック数ランキング)




このブログでは、読んだ本の書評を書いたり、エントリーの参考情報として本の内容を引用しています。ブログに訪問いただいた方に役に立つと思ってもらえる本を紹介しています。

今回のエントリーでは、2016年5月の1ヶ月で、クリックが多かった本をご紹介します (5冊) 。順番はクリック数の多かったものです。


究極の身体 (高岡英夫)



運動や体の本で、今まで読んだ中で最もおすすめの一冊です。人の身体構造や運動のメカニズムについて独自理論が、興味深く読めます。

本書の究極の身体の定義は 「人体の中で眠っている四足動物、あるいは魚類の構造までをも見事に利用しきって生まれる身体」 です。

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書いている人 (多田 翼)

Aqxis 代表 (会社 HP はこちら) 。Google でシニアマーケティングリサーチマネージャーを経て独立し現職。ベンチャーから一部上場企業の事業戦略やマーケティングのコンサルティングに従事。

ブログ以外にマーケティングレターを毎週1万字で配信しています。音声配信は Podcast, Spotify, Amazon music, stand.fm からどうぞ。

名古屋出身、学生時代は京都。気分転換は朝のランニング。