今回は、重要なことをやる方法についてです。
- 1年の抱負を立てる時の注意点は?
- 本当に重要なことをやる方法
- 余白を持っておく2つの意味とは?
こんな疑問に答える内容を書きました。
この記事でわかること
この記事でわかるのは、重要なことをやる方法です。
1年の抱負を立てる時に、見過ごされがちなことを書いています。
やりたいことリストをつくるなど、目標を立てる際の注意点もご紹介します。
役に立ったり、読んで意味があったと思ってもらえればうれしいです。ぜひ記事を最後まで読んでみてください。
1年の抱負は立てましたか?
いきなりですが、1年の始めに抱負は立てたでしょうか?
新しい1年を迎えるにあたり、抱負を立てるのは一般的にはよくやられます。やりたいことリストをつくるなど、この1年でのやることの目標をつくった方もいらっしゃるかもしれません。
やりたいことをリストにする時に大事なのは、引き算の考え方です。
引き算の考え方とは何でしょうか?
意思を持って捨てる (引き算の考え方)
ここで言う引き算とは、何かを達成する・実現するために、何を犠牲にするのか、何を差し出すのかです。
やりたいことをリストにして 「あれもこれも」 ではなく、「あれかこれか」 というトレードオフを考えます。
ポイントは、本当に重要なことをやるために、そうではないものを意思を持って捨てるのです。
これは、「やりたくないリスト」 とは違います。やりたいと思っていますが、数少ない本当に重要なことをやるために、あえて 「やらない」 と切り捨てるわけです。
余白をつくる
ここからは、捨てることについて、もう少し掘り下げてみます。
そもそも、なぜ捨てるのでしょうか?捨てることによって、重要なことをやれるのはなぜでしょうか?
私の答えは、余白をつくるためです。
では、余白とは具体的には何でしょうか?
余白の因数分解
余白の解像度を上げると、具体的には次のようなものがあります。
余白の因数分解
- 時間やスケジュール
- エネルギー (肉体的, 精神的)
- 思考
- 情報 (多すぎてもよくない)
- モノ
- お金 (余裕を持ってやりたいことに使える分)
以上の要素で余白があれば、大事なことに集中できるようになります。
余白をつくる意味
余白をつくる意味は、1つは重要なことをやるためです。余白を持つ意味は、もう1つあります。
それは、偶然入る機会を活かすためです。
偶然入る機会とは、未来のチャンスです。もし余裕がない状況だと、チャンスを見逃してしまいます。
偶然の機会
1年前を振り返ってみると、今やっているおもしろいと思うことは、計画してなかったものがほとんどです。出会った時、見つけた時におもしろそうだと思ってやってみたことばかりです。
もしその時に余白がなければ、これらの偶然の機会を見過ごしていました。
これからの1年も同じです。今あるやりたいことリストに入っていないものを1年後は熱中しているはずです。
想定や計画をしていなかった偶然のチャンスを活かすためにも、土台として常に余白を持っておくのです。
まとめ
今回は、本当に重要なことをやるためにどうすればいいかを書きました。
最後に今回の記事のまとめです。
やりたいことリストを作る時に大事なのは、引き算の考え方。何かを達成する・実現するために、何を犠牲にするのか、何を差し出すのか。
全てのことを 「あれもこれも」 ではなく、「あれかこれか」 。本当に重要なことをやるために、そうではないものを意思を持って捨てる。
捨てるのは、余白をつくるため。余白をつくる意味は2つある。
- 本当に重要なことをやるため
- 偶然入る機会を活かすため
1年前を振り返ると、今やっているおもしろいことは、計画してなかったものが多い。これからの1年も同じ。今あるやりたいことリストに入っていないものを1年後は熱中しているはず。
想定していなかった偶然のチャンスを活かすために、常に余白を持っておく。