
2016年3月現在で、2才6ヶ月と5ヶ月の、2人の娘がいます。
自分の子どもがいることは幸せなことです。一方、子どもが生まれ、一緒に暮らすことになると、子どもがいない時に比べた様々な制約が発生します。
今回のエントリーでは、子ども (特に小学生未満) がいることのデメリットを考えてみます。
1. 自分の時間がなくなる
趣味の時間、友人や知人との食事や飲み会など、自分自身のために使いたい時間が減ります。
自分のやりたいことができないという意味では、私自身の場合は仕事も当てはまります。子どもがいるので仕事に使える時間が減り、仕事がしたいのにできないというストレスにつながります。
もちろん、子どもと過ごせる時間は何よりも大事であり、自分のやりたいことよりも優先したいという考え方もあるでしょう。
私の場合は、子どもや家族との時間を否定するわけではなく大切な時間ではあります。ただ、自分のやりたいことへの時間もそれと同じくらい重要です。
子どもや家族との時間が最も大切だと思う場合は、自分の時間がなくなることはデメリットとして小さいでしょう。しかし、そうではないと考える私自身にとっては、自分の時間がなくなることは子どもがいることのマイナスの影響です。
自分の時間がないという感覚は、自分にとっては、平日よりも休日のほうが大きいです。平日は、仕事ができる時間は確保されており、自分のやりたいことへのは気持ちは満たすことができます。
土日や祝日は、子どもと過ごす時間が大半です。休日のほうが自分のことがやれないという意味でフラストレーションになりやすいです。
2. お金がかかる
家族の人数が増えると、その分だけお金がかかります。
これについては私自身はストレスになることはありませんが、子どもを持つことによって影響が出るものです。
衣食住のうち、衣と食への出費が増えます。衣については特に紙オムツ代として支出がかさみます。
住については、子どものスペースが必要になれば、場合によっては大きな家に変わるので出費も増加します。
3. 夫婦間の言い争いが増える
夫婦の間で、育児や家族について考え方や価値観の違いが表面化します。子どもがいなかった時にはなかったことです。
考え方の違いは、自分が子どものときに親からどう育てられたかや、その当時の環境の違いも影響しています。
育児や教育に熱心なほど、夫婦間でぶつかることが多くなるでしょう。自分にとっては当たり前のことでも、相手にとっては同じではありません。自分がそうしたい気持ちが強いものほど、相手のやり方や考え方は簡単には受け入れられません。
相手のことについて、嫌なところが目立つようになります。結婚前や出産前では起こらなかったことです。
ただ、冷静に考えれば、もともとの価値観として持っていたけれど、表面化しなかっただけのことです。子育てという共通のテーマを通して潜在化するお互いの考え方の違いです。
これが言い争いに発展し、日々の生活や家庭内ですれ違いになってしまえば、子どもがいることのデメリットです。
4. 義理の親との関係が悪くなることもある
夫婦間の違いと関連して、相手の親との距離感や関係にも影響します。
特に義理の親が、こちらの子ども (義理の親にとっては孫) への育て方やしつけ方にも気にかけていて、なおかつそれが自分の育児方針と違っている状況で起こり得ます。
義理の親からすると、よかれと思っていたり、自分が子どもを育てたときの経験からのアドバイスだと思ってやっています。しかし、言われる側からすると、素直に受け入れられない場合はストレスになるでしょう。
夫婦間の言い争いほど表面化しないまでも、子どもがいる場合といない場合で比べると、子どもを持ったことで生まれるデメリットです。
最後に
今回は子どもがいるようになって、どういう変化が起こるかを整理しました。ある人にとってはデメリットですが、別の人にとってはむしろメリットとなることもあります。
メリットとデメリットは相対的なもので、同じ事象であって人によっては良い方向に作用します。
1 の自分の時間がなくなること、2 の支出が増えることも、考えようによっては、子どもへの将来に対する先行投資と見ることができます。
3 と 4 の夫婦や義理の親との関係も、一時的には悪化すれど、正面から話し合い、お互いをより理解するきっかけになります。
その意味では、短期的、現在進行形としてはマイナスかもしれませんが、人生全体で考えればプラスにもできます。