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自分と異なる意見や反対意見への対処法についてです。
エントリー内容です。
- 何も発言しない会議では、価値が出せていない
- 異なる意見への対処法 (3つ)
- まとめ
何も発言しない会議では、価値が出せていない
仕事での会議では、もし何も発言できなければ会議に貢献できていないと私は考えます。会議で自分の価値を出せていないからです。
一方で、会議で自分の意見を言うと、反対意見が返ってきたり、意見を否定される可能性もあります。自分の発言が受け入れられないことに、不安を感じることもあるでしょう。
異なる意見や反対意見が出ても、うまく対応するにはどうすればいいのでしょうか?
異なる意見への対処法
反対意見や、自分とは違う意見に対応するためには、ポイントが3つあります。
- 前提
- 尊重
- 対応
以下、それぞれについてご説明します。
1. 前提
そもそもとして、他人と自分では、ものの見方や考え方が違って当たり前という前提です。このマインドセットが大事です。
違う意見は必ずあり、全員一致はないという姿勢で臨むとよいです。意見を出し合い議論することなしに、意見や考え方の認識が合うほうが珍しいと考えるようにします。
2. 尊重
異なる意見や反対意見への対処法で、私が大切にしたいことがあります。
たとえ意見が対立し隔たり埋まらないとしても、相手をリスペクトする気持ちは忘れないようにすることです (ただし、どうしてもリスペクトできない相手には無理やりにリスペクトする気持ちを持つよりも、その人から逃げてしまってもよいと考えます) 。
また、相手の意見の背景を理解するように努めます。
相手の立場や利害を想像し、どういう立場からの考え方・意見なのかを知るように心がけます。「理解してから理解される」 という考え方です。相手のことをまずは理解し、それから自分のことを相手に理解してもらうという順番です。
3. 対応
1つめの前提、2つめの尊重という心構えがあって、どのように違う意見や反対意見に対応するかです。
3つあります。
- 感情と行動:感情と、反応や行動を分ける。反対されて感情的になったとしても、自分の感情は一旦は受け入れる (感情を無理に否定しない) 。しかし、感情のまま発言したり行動しないよう、自分の振る舞いはコントロールする
- 人と意見:人と意見を分ける。反対されたり否定されているのは、あくまで自分の意見であり、自分自身ではないと思うようにする。立場が逆でも同じで、焦点を当てるのは who ではなく what (意見や問題)
- 学び:自分とは異なる考え方・反対意見には、学びがあると思うようにする。違った視点が得られ、視野が広がり、視座が高くすることができると考える
まとめ
自分とは違う意見や反対意見に、どのように対処すればよいかをご紹介しました。最後に、対処法をまとめます。
自分と異なる意見や反対意見への対処法
- 前提:人とは見方や考え方が違って当たり前。違う意見は必ずあり、全員一致はない前提で臨む
- 尊重:意見が対立しても相手をリスペクトする気持ちを忘れない。相手の意見を理解してから、自分の考えを理解してもらう
- 対応:感情と反応や行動を分ける、人と意見を分ける。異なる意見や反対意見には学びがあると考える