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今回は、最近の私自身の買いものについてです。ネット購入ではない、リアル店舗の買いもの体験から、思ったことを書いています。
エントリー内容です。
- 普段はネットでの買いものがほとんど
- 服をリアル店舗で買う体験
- リアル店舗ならではの価値
普段はネットでの買いものがほとんど
あるアパレルのお店で服を買いました。買ったのは、ジーンズと T シャツです。T シャツは、外出時に着られるものが1枚、アンダーウェア用が3枚です。
服は最近はネットで買うことが多く、リアル店舗での買いものは久しぶりでした。
私は、リアル店舗の普段の利用は、コンビニ、スーパー、ドラッグストアで食品などの日常のものを買う程度です。日用品や食料・飲料でもアマゾンで注文することも増えました。自分の買いもののほとんどはネットで済ませています。
服をリアル店舗で買う体験
アパレル店での買いもので実感したのは、ネットでの買いものが普通になると、リアル店舗の買いもの体験は新鮮に感じることです。具体的には、その場で服を探して選ぶこと、そして試着という疑似利用体験です。
その場で服を探して選ぶ
ネットで買うことに慣れていたので、リアル店舗での服の選ぶ体験が興味深かったです。
具体的には、服の素材の見た目や色合い、肌触り、伸縮性を、直接見たり触れて確認できることです。五感のうち視覚と触覚を使った体験です。
お店で服を買う際には当たり前の買いもの行動ですが、ネットでの買いものばかりだと、こうした一つ一つの体験が新鮮でした。
試着という疑似利用体験
自分が良いと思った服を、その場ですぐに試着することもリアル店舗ならではの体験だとあらためて実感しました。
実際に着てみて自分の身体に合うかを、気に入ったデザインの服が自分の身体にフィットすることを確かめられた瞬間は、思った以上に気分が良くなることに自分でも驚きました。
今回の買いものでは、ジーンズの試着でこの体験をしました。うまく履きこなせそうだと思え、買おうと決まった瞬間です。
通常、何かを買う時のプロセスは、「選択 → 購入 → 利用」 です。服を買う前に試着することは、選択と購入の間で擬似的に利用をすることです。選択 → 疑似利用 → 購入 → 利用、という流れによって、買いもの体験が良くなりました。
リアル店舗ならではの価値
今回の服の買いもので、あらためてネットでの買いものと、リアル店舗での買いものとの購入体験の違いを実感することができました。
ネットでの買いもの体験
先ほど書いたように、私は多くの買いものをアマゾンなどのネットで済ませています。
服をネットで買う場合、デザインは画像で、サイズは表示されている数字から、欲しいと思う服かどうかと自分の身体に合うかどうかを判断します。
注文して到着すると、デザインが画像から想像していたものと違うことが起こります。サイズも、数字上では身体に合うはずが実際に着てみると違和感を感じることがあります。
全体的には店に足を運ばずに済むので買いものが効率よくできますが、サイズが合わないなどの理由で返品をすることがあります。
また、買ってから自宅に到着するまでは数日程度かかるので、選択・購入・利用のプロセスにおいて、購入から利用までの時間が長く、一連の流れがつながらない買いもの体験です。
リアル店舗での買いもの体験
一方、今回のリアル店舗での買いもので感じたのは、こうしたネットでの買いものに自分がどこかで感じていた不便が、むしろ楽しさになったことでした。
服を探して選ぶという選択、試着という購入前の疑似体験、購入後はそのまま気に入った服を持ち帰り翌日には着ていけることです。
確かにお店にわざわざ行く面倒さはありますが、店内での買いものと、選択・購入・利用までの一連のプロセスは、ネットに比べると楽しめるユーザー体験でした。
ネットで買うことが当たり前になり、ネットでの買いものが主流になったからこそ、あらためてリアル店舗での買いもの体験を新鮮に感じました。ネットにはない、リアル店舗ならではの価値です。