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1180回目のブログ更新です。
今回は、苦しいと思う状況であえて意思を持って前に出る、行動することについて考えます。
このエントリーで読んでいただきたい内容は、以下です。
- 苦しい時ほど前に出る
- あえて 「難しいほうを選ぶ」
- 意思と行動の両方があるか
最後に内容をまとめています。
苦しい時ほど前に出る
新 R25 の編集長・渡辺将基氏が、ボイスメディアの Voicy で、「苦しい時ほど前に出ると事態が好転する」 というテーマで番組配信をしていました。
苦しい時ほと前に出る例で、渡辺氏のご自身の取材経験のことが話されていました。
取材インタビューで、聞いている内容によっては相手が答えてくれなかったり、機嫌を損ねることがあります。
場の雰囲気が重くなった時に逃げてしまいたくなりますが、「○○ さん怒ってます?」 とあえてツッコんでみるとのことです。言い方にもよりますが、冗談っぽくなりすぎず、かと言って恐る恐る聞くのではなく、その場の空気を汲み取った言葉のトーンで聞くそうです。
怒ってるのかと聞かれた相手は、また話をし始めたり、さらにそこから一歩踏み込んだ取材につながるとのことでした。
このように 「苦しい時ほど前に出る」 とは、気持ちの上で逃げずに一歩前に出る、あえて踏み込むという姿勢です。
あえて難しいほうを選ぶ
Voicy でこの話を聞いて印象に残ったのは、私自身が大切にしたい価値観の一つに近いからです。
複数の選択肢があり簡単に決められない状況で、「難しいほうを選ぶ」 という考え方です。
これと近い考え方に、 「今苦しいほうを選ぶと、後から楽になる。今楽なほうを選ぶと、後から苦しくなる」 というものもあります。
あるいは、「今リスクを取れば成長につながるが、今リスクを取らないと変化に取り残される」 も近い考え方です。
Voicy での渡辺氏の話に共感できた理由です。
意思と行動の両方があるか
渡辺氏の話から示唆があると思ったのは、「難しいほうを選ぶ」 を因数分解できることです。
選ぶために、「気持ちとして前に出る」 という意思を持つことが先にあり、その後で決断し行動をするという 「行動として前に出る」 ということです。
選ぶ = 意思 + 行動
選ぶにあたって、意思と行動の両方が大事です。意思だけで行動が伴っていなかったり、自分の意思が入っていない行動 (例: やらされ感がある行動) でもありません。
自分の主体的な意思が込もった行動に移せるかです。
まとめ
今回は、Voicy で聞いた 「苦しい時ほど前に出ると事態が好転する」 という話から、あらためて考えたことを書きました。
最後にまとめです。
- 苦しい時ほど前に出るとは、気持ちの上で逃げずに一歩前に出る、あえて踏み込むという姿勢。例えば、場の空気が重い状況でもあえて質問を相手に投げかけて、逃げずに事態を好転させる
- この考え方に共感をしたのは 「難しいほうを選ぶ」 という自分の価値観に通じるものがあったから。「今苦しいほうを選ぶと、後から楽になる」 とも近い
- 難しいほうを選ぶを因数分解すると、「意思」 と 「行動」 に分かれる。気持ちとして前に出て、行動としても前に出る。意思と行動の両方が大事。自分の主体的な意思が込もった行動ができるか