
今回は、仕事で集中力が途切れた時の対処方法です。
- 最近、あまり集中力がもたないと思う
- 自分の集中力に自信がない…
- 集中力が途切れた時の対処法を知りたい
こんな疑問に答える内容でブログを書きました。
この記事でわかること
仕事で、集中力が途切れそうになった時に、どのように対処していますか?
休憩を入れる、あるいは状況によっては、そのままがんばり続ける方もいるかもしれません。
この記事では、集中力が切れた時の対処法を書いています。ぜひ、今日から仕事で取り入れてみてください。
集中力への考え方
まずは対処方法の前に、前提からです。
仕事に集中できているかどうかを考えるにあたって、普段から意識しておきたいことが3つあります。
仕事への集中で意識すること
- 自分の今の集中力の状態の把握
- その仕事にはどれくらいの集中力やエネルギーがいるかの見積もり
- 一日での集中力やエネルギーは有限な資源 (休むなどで多少回復はするが)
いくつか補足です。
[補足] 集中力やエネルギーの見積もり
2つめの 「集中力やエネルギーの見積もり」 は、その仕事を終わらすのに 60% の集中力でできるのか、80% ほどの集中が必要なのかの自分の中の目安です。60% とは、慣れている仕事やタスクで作業に近いもの、80% 以上になると新しい企画を考えるような仕事です。
自分の現状の集中力やエネルギーに対して、それ以上の集中が必要な仕事をやってしまうとアウトプットの質が低下します。
[補足] 一日での集中力やエネルギーは有限な資源
3つめの 「一日での集中力やエネルギーは有限な資源」 についてです。
一日において、集中して仕事に取り組める時間は限られます。有限な自分の資源と捉え、その日の仕事でどう資源を配分するかです。
集中力のいる仕事やタスクは、一日のうち早い時間帯にやるようにしています。
集中力が途切れた時の対処法
ここからは、集中が切れそうになった時の対処方法をご紹介します。
集中力の途切れは、二段階あります。
二段階の集中力の途切れ
- 目の前の仕事に集中できなくなる (軽い途切れ)
- 他も含めて何も集中できない (重い途切れ)
以下、それぞれの対処法です。
[対処 1] 目の前の仕事に集中できなくなった時
ライトな途切れへの対処法は、インプットとアウトプットの4つのバランスにおいて、うまくシフトをすることです。
4つとはマトリクスで、[インプット or アウトプット] x [視覚情報 or 音声] の組み合わせです。
インプットとアウトプットの組み合わせ
- 視覚情報のインプット → 読む
- 視覚情報のアウトプット → 書く
- 音声のインプット → 聞く
- 音声のアウトプット → 話す
読むための集中と、他の3つ (書く・聞く・話す) の集中は、頭の使い方が異なります。そこで、例えば読むというインプットへの集中力が切れてきたと思ったら、意図的に他の3つである、例えばメールを書く、人に話すなどに切り替えます。
他にもデジタルかアナログかで分けると、パソコンやスマホでの仕事が続いた後は、紙のノートやホワイトボードに書き出すなどのアナログに変えます。
[対処 2] 他も含めて何も集中できなくなった時
他の仕事も含めて、もうこれ以上は何も集中できないと感じることがあります。
その場合は、入る情報を意図的に遮断します。
例えばパソコンを閉じる、離席する、オフィス内や時には外に出て歩く、別の場所にあるソファに座って何もしない、などです。私はコーヒーは飲まずお菓子は食べませんが、うまく嗜好品を利用するのも手です。
まとめ
今回は、仕事での集中について考えました。
最後にまとめです。
- 仕事での集中について意識しておきたいことは、
① 自分の今の集中力の状態の把握
② その仕事にはどれくらいの集中力やエネルギーがいるかの見積もり
③ 一日での集中力やエネルギーは有限な資源であること (休むなどで多少回復はするが)
- 集中力が切れた時の対処法は、目の前の仕事に集中できなくなった場合は、インプットとアウトプットの切り替えをする。具体的には、書くことに疲れてきたら、読む・話すに変える。デジタル (パソコンやスマホ) からアナログ (紙のノート) に切り替えるのもよい
- 何も集中できないほどの途切れは、入る情報を意図的に遮断する。例えばパソコンを閉じる、離席する、オフィス内や時には外に出て歩く、別の場所にあるソファに座って何もしない