今回は、ラグビーと、ビジネスやキャリアについてです。
- ラグビーのルールの本質とは?
- ラグビーから学べる、ビジネスやキャリアへの示唆
こんな疑問に答える内容でブログを書きました。
この記事でわかること
この記事でわかるのは、
- ラグビーのルールの本質とは何か
- 仕事やキャリアへのヒント (ラグビーの本質から)
ぜひ記事を最後まで読んでいただき、お仕事やキャリアへの参考にしてみてください。
ラグビーのルールの本質
Voicy の人気番組の1つに、「荒木博行の book cafe」 があります。自分にとっては、Voicy の中でもトップ3に入る好きな番組チャネルです。
book cafe で、ラグビーが取り上げられていました。
ラグビーのルールや見方を解説していて、なるほどと思ったのはラグビーのルールの本質でした。
ラグビーのルールの本質
- 倒れてはいけない
- 前にいてはいけない (ボールよりも)
ラグビーというスポーツは、この2つの制約の下で相手チームよりも1点でも多く点数を取ることを競います。
勝利という目的を達成するために、それぞれのチームがどんな戦略と戦術を取り、どんなメンバーで臨んでくるかです。
ビジネスやキャリアへの示唆
ラグビーのルールの本質である 「倒れない」 と 「前にいない」 は、ラグビーを超えての示唆があります。
例えば、仕事やビジネスキャリアに当てはめてみると、何が言えるでしょうか?
[ラグビーからの示唆 1] 倒れない
ラグビーの 「倒れない」 から学べることは、たとえ仕事やキャリアでうまくいっていない、苦しい状況でも自分が倒れてしまってはいけないということです。
そうなる前に、まわりにサポートを求めるか、どうしようもなければ逃げることも選択肢にあってよいでしょう。
もう1つの示唆は、何かに挑戦して失敗したとしても、そこでやめてしまわないことです。
大事なのは、失敗の後にどう向き合い行動するかです。
失敗を学びの機会とするのです。そして、大切なのはファイティングポーズを取り続けることです。
[ラグビーからの示唆 2] 前にいない
ラグビーの 「前にいない」 からは、どんな示唆があるでしょうか?
私が思ったのは2つです。
1つは、上司や同僚などから自分のことが見えていない状況でも、人が見ていなくても自分の役割を果たすことの大切さです。
承認されたり褒められるからではなく、相手の前にいずに視界に入っていなくても、自分がやるべきことをするという姿勢を私は持っておきたいです。
もう1つ思ったことは、相手への信頼です。
自分が前にいる状況、つまり相手のことを詳しく見えていない状況にあっても背中で信頼できるくらいの人間関係ができているかです。
相手のやっていることの細かいところまでチェックしなくても、任せることは任せきっているかです。
ルールの本質から思ったこと
もう少し、ラグビーのルールの本質から思ったことを続けます。
次の2つをあらためて考えさせられました。
ルールの本質から思ったこと
- 競争ルールという制約の価値
- スポーツとビジネスの違い
以下、それぞれについてご説明します。
[思ったこと 1] 競争ルールという制約の価値
ルールとは制約です。
スポーツではルールがあるからこそ、その制約の中でプレイヤー、見る者を魅了するプレイやストーリーが生まれます。
ビジネスも同じです。
時間、人員、お金、情報、競争環境などの制約があるからこそアイデアが生まれます。制約の下でアイデアが実行され、描いた世界を実現していきます。
[思ったこと 2] スポーツとビジネスの違い
一方で、ルールの観点でスポーツとビジネスには違いがあります。
ビジネスでは競争ルールは固定ではありません。自分たちで新たにルールを書き換えることができます。
ルールとは競争での制約条件です。例えば、ビジネスモデルを新しくつくることによって、相手と全く違うやり方で事業を展開することができます。
ルールを最終的に評価するのは顧客です。自分たちに優位なもの、かつ顧客にとってより望ましいルールにできるかです。
受け身でルールに従うのではなく、ビジネスは主体的にルールを書き換えることができるのが、難しくもあり魅力的なところです。
まとめ
今回は、ラグビーのルールの本質と、本質に学ぶビジネスやキャリアへの示唆をご紹介しました。
最後に今回の記事のまとめです。
ラグビーのルールの本質
- 倒れてはいけない
- 前にいてはいけない (ボールよりも)
[ラグビーからの示唆 1] 倒れない
たとえ仕事やキャリアでうまくいっていない、苦しい状況でも自分が倒れてしまってはいけない。
何かに挑戦して失敗したとしても、そこでやめてしまわない。失敗の後にどう向き合い行動するか。ファイティングポーズを取り続ける。
[ラグビーからの示唆 2] 前にいない
上司や同僚などから自分のことが見えていない状況でも、人が見ていなくても自分の役割を果たす。
自分が前にいる状況、つまり相手のことを詳しく見えていない状況にあっても背中で信頼できるくらいの人間関係がつくる。
ルールの本質から思ったこと
- 競争ルールという制約があるからこそ、アイデアが生まれ実現していく
- スポーツとビジネスの違いは、ビジネスは自分たちでルールを書き換えることができる。ルールを最終的に評価するのは顧客