
今回は、書評です。
最短の時間で最大の成果を手に入れる - 超効率勉強法 という本をご紹介します。
- どんなことが書かれている本?
- 超効率的な勉強法とは?
- なぜビジネスパーソンにおすすめ?
こんな疑問に答える内容でブログを書きました。
この記事でわかること
この記事でわかるのは、
- 書籍 最短の時間で最大の成果を手に入れる - 超効率勉強法 の概要
- アクティブラーニングの方法
- 読んで思ったこと
本のタイトルには 「勉強法」 とあります。学生向けに見えるかもしれませんが、多忙なビジネスパーソンにこそ読んでほしい本だと思いました (理由は後で書いています) 。
ぜひ記事を最後まで読んでいただき、本書を手にとってみてください。
この本に書かれていること
この本の内容を一言で言えば、アクティブラーニングの具体的な効果と方法が紹介されている本です。
以下は、本書の内容紹介からの引用です。
メンタリスト DaiGo は一体どんな方法で膨大な量の知識・スキルを学習し、それらすべてを効率的に結果につなげているのか?そして、驚くべき収入を手にし、スゴイ肩書きを次々に獲得し続けているのか!?
本書では DaiGo が自らのサクセスストーリーを実現させた 「人生を最大化する勉強法」 をまるごと初公開します。もちろん、入学試験、資格試験、昇進試験、検定試験にもバッチリ役立つノウハウが満載です。
最短の時間で最大の成果を手に入れる DaiGo 式・オキテ破りの勉強法。あなたもぜひ、試してみてください!!
この本の構成は、次のようになっています。
本書の構成
- 想起 (積極的に思い出す)
- 再言語化 (自分の言葉で言い換える)
- 勉強前の準備
- 勉強後
- 上級テクニック
- 地頭の鍛え方 (ワーキングメモリ, マインドセット)
アクティブラーニングとは
この本のキーワードは 「アクティブラーニング」 です。
アクティブラーニングとは、積極的に頭を使って学習していく方法です。やらされの受け身ではなく、能動的な学習スタイルです。
勉強の前後も大事
この本で紹介されているのは、勉強中だけではなく、勉強の前後にもアクティブラーニング (= 積極的に頭を働かせる) を取り入れる方法です。
具体的には、次のようなやり方です。
超効率勉強法
- 勉強前の準備からアウトプットをする。運動や音楽を効果的に使う
- 勉強中に積極的に自分の理解をテストし、想起や再言語化の機会をつくる
- 勉強後も思い出し再言語化の機会をつくる。昼寝や休憩をうまく取り入れる
この本で紹介されている方法は、いずれも難しいことはありません。すぐに取り入れられるものばかりです。
それぞれの方法がなぜ良いのかの理由、どういう研究から導き出されているのかもわかりやすく解説されています。
思ったこと
ここからは、読んで思ったことです。
アクティブラーニングとは、自ら積極的に頭に負荷をかける学習方法です。
例えば、本や教科書・参考書を読みながら、時々読むのを止めて本を閉じ、書かれていたことを自分の言葉で説明してみます。この時にひとり言で実際に話をしてみたり、誰かに説明をするような話し方をします。
このプロセスから、想起 (思い出す) 、再言語化 (自分の言葉に置き換える) という脳への負担をかけるのです。
アクティブラーニングとは、インプットとアウトプットを同時にやる学習とも言えます。
アウトプットをするのはインプット中だけではなく、準備段階、インプット後も積極的に想起と再言語化の機会をつくります。
何度もアウトプットを様々な方法と工夫を取り入れて繰り返すことによって、学んだ内容が脳に定着します。
多忙なビジネスパーソンにおすすめ
私の持論に、「社会人こそ勉強するべき」 というものがあります。
勉強というと学生がやるものというイメージがあるかもしれませんが、ビジネスパーソンこそ、自分の仕事に直接関係する専門内容やスキル、さらには一般教養としての勉強も欠かせません。
しかし現実は、忙しいビジネスパーソンは勉強のためのまとまった時間を取ることがなかなか難しい状況にあるのではないでしょうか。
この本のタイトルに 「超効率」 と書かれているように、紹介されている積極的な姿勢からの学習方法は、ビジネスパーソンにこそ1つでも取り入れてみると、勉強や仕事でのインプットにも活かせます。
まとめ
今回は、最短の時間で最大の成果を手に入れる - 超効率勉強法 という本をご紹介しました。
最後に今回の記事のまとめです。
アクティブラーニングの具体的な効果と方法が紹介されている本。
キーワードは 「アクティブラーニング」 。積極的に頭を使い脳に負担をかけ学習していく方法。インプットとアウトプットを同時にやる学習。
勉強中だけではなく、勉強の前後にもアクティブラーニングを取り入れる。
- 勉強前の準備からアウトプットをする。運動や音楽を効果的に使う
- 勉強中に積極的に自分の理解をテストし、想起や再言語化の機会をつくる
- 勉強後も思い出し再言語化の機会をつくる。昼寝や休憩をうまく取り入れる
私の持論は、「社会人こそ勉強するべき」 。自分の仕事に直接関係する専門内容やスキル、一般教養としての勉強も欠かせない。
紹介されている積極的な姿勢からの学習方法は、ビジネスパーソンにこそ1つでも取り入れてみると勉強や仕事でのインプットにも活かせる。
最短の時間で最大の成果を手に入れる - 超効率勉強法 (メンタリスト DaiGo)