今回は、YouTube 配信から学べることです。
- YouTube 配信を始めて思ったこと
- 伝え方より先にくる大事なものとは?
- YouTube から仕事のプレゼンに応用できること
こんな疑問に答える内容を書きました。
この記事でわかること
この記事でわかるのは、YouTube 配信を始めての学びと、そこからの仕事への応用です。
具体的には、
- 話し方や見せ方よりも大事なこと
- プレゼンへの応用
ぜひ記事を最後まで読んでいただき、お仕事での参考にしてみてください。
YouTube 配信を始めてみました
1ヶ月ほど前から、YouTube での動画配信を始めました。
開始後は毎日投稿しています (こちらが YouTube チャンネルです) 。
YouTube 配信を始めて思うのは、話し方や映像の見せ方をどううまくできるかに意識が向いてしまいます。
もちろん、話し方などの 「伝え方」 も大事ですが、先に質を上げたいと思うのは 「話す中身」 です。
伝え方と中身
伝え方と中身は、両方大事です。どちらかが欠けてしまうと、次の図のようになってしまいます。
YouTube 配信をやって思ったことは、中身と伝え方ではどちらを先に磨き込むかの順番です。
今の結論は、まずは中身というコンテンツ自体を磨くことに集中するのがよいです。
では、コンテンツの質を上げるためには、どうすればいいでしょうか?
コンテンツの質を上げる
YouTube 配信のコンテンツで意識していることは、次のことです。
コンテンツの質を上げるために
- テーマ、切り口、メッセージ (一言で)
- Will, Can, Must
どんなテーマを選び、そのテーマから自分なりの切り口でコンテンツにできるかです。そして、最後に一言で表現するメッセージにします。
テーマ、切り口、メッセージに、Will, Can, Must の視点を入れます。具体的には、以下です。
Will, Can, Must の視点
- 視聴者に伝えたい [Will]
- 自分ならでは要素 [Can]
- 視聴者が見たいと思う (必要とされている) [Must]
Will, Can, Must にも考える順番があります。
Will, Can, Must の順番
考える順番は、この並びです。
最初に Will があるかどうかです。自分のモチベーションや想い、何としても伝えたいという気持ちがベースになります。
次が Can です。自分にしかできないこと、自分ならではのテーマへの切り口、一言メッセージです。
最後のチェックポイントが Must です。一歩引いて俯瞰し、想像するターゲット視聴者の立場を考えます。時間を使って見たい・知りたいと思える中身かどうかです。
ここまで、YouTube 配信を始めて思った、「伝え方より先に中身を磨く」 についてご説明してきました。
この考え方は、ビジネスの場にも応用できます。例えばプレゼンです。
プレゼンへの応用
YouTube 配信でやっていることは、仕事にも応用できます。
プレゼンにも 「伝え方と中身」 の因数分解が当てはまります。プレゼンでは、話し方の工夫に目が行きがちですが、まずは中身の作り込みが大事です。
スライドの構成が、例えば以下の要素が聞き手にわかりやすく並んでいるかです。
プレゼン構成の例
- 背景
- 目的
- 論点 (と仮説)
- 論拠 (事実と解釈)
- 結論
- ネクストステップ
順番はケースによっては、結論をサマリーとして冒頭に持ってくる場合もあります。
こうした要素の1つ1つを磨き込み、その後で伝え方の質を高めるという順番です。
まとめ
今回は、YouTube 配信をして思ったこと・学びから、プレゼンへの応用をご紹介しました。
最後に今回の記事のまとめです。
YouTube 配信を始めて思ったのは、話し方などの 「伝え方」 も大事だが、先に質を上げるべきは 「話す中身」 。コンテンツ自体を磨くことに集中する。
コンテンツの質を上げるために意識すること
- テーマ、切り口、メッセージ (一言で)
- Will, Can, Must
Will, Can, Must は、この順番で考える
- 視聴者に伝えたい [Will]
- 自分ならでは要素 [Can]
- 視聴者が見たいと思う (必要とされている) [Must]
YouTube 配信でやっていることは仕事にも応用できる。
プレゼンにも 「伝え方と中身」 の因数分解が当てはまる。プレゼンでは話し方の工夫に目が行きがちだが、まずは中身の作り込みが大事。