
今回は、戦略についてです。
この記事でわかること
- 戦略思考を日常生活で鍛える方法
- 食事を 「投資」 と見なす効果
- 戦略的な食事方法とは?
この記事でわかるのは、戦略思考や戦略的な行動力を鍛える方法です。
普段の日常生活でやっていることを 「投資」 と捉えることによって、ものの見方や考え方が戦略的になれます。
戦略思考は、ビジネスで汎用的に使えるスキルであり、ビジネスセンスです。
ぜひ記事を最後まで読んでいただき、お仕事での参考にしてみてください。
日常のことを 「投資」 と捉える
この記事でお伝えしたいことは、「日常のことを "投資" と捉えれば、普段から戦略思考を鍛えることができる」 です。
日常のこととは例えば、食事や睡眠などです。
では、投資と見ると、なぜ戦略的の考え方になれるのでしょうか?
戦略思考になれる訳
食事などを投資と捉えると、どう意識が変わるでしょうか?
投資と捉える意識変化
- 時間軸が長くなる (視野が広がる)
- 視点が増える
見ている時間軸が長くなり、考える視点 (論点) が増えると、それだけ戦略的になれます。
逆の時間軸が短く視点が少ないのは、短絡的です。

戦略と目的
そもそも戦略とは何でしょうか?
戦略とは、目的を達成するためにあります。
私の一言の定義は、戦略とは 「目的達成のためのリソース配分の指針」 です。「やらないこと」 を決め、やることに持っている有限なリソースを投下します。
戦略的に考えるとは、目的の明確化にもつながります。
ではここからは、食事を例に、投資と捉えることをもう少し掘り下げていきましょう。まずは目的からです。
食事の目的
あらためて、食事の目的とは何でしょうか?
食事の目的
- 空腹や食欲を満たす
- 身体に必要な栄養素を摂る
- おいしいものを食べて幸福感を得る
- 大切な人と一緒に食事時間を取り、相手との絆を深める
食事を 「投資」 と捉えると、食事の内容や時間、かけたお金によって、長期的にどんな資産にするかが、目的に色濃く反映されます。
食事目的に当てはめると、単に空腹を満たすだけではなく、これからも長く健康な身体でいられることが目的意識として強くなります。
戦略の肝は 「やらないこと」 を決める
戦略には重要なポイントがあります。
戦略の肝は 「やらないこと」 を決める、つまり何を捨てるかにあります。
やらないことが明確だからこそ、やることに注力できます。リソースを集中的に投入できるのです。
食事の例で続けます。皆さんは、食事において 「やらないこと」 は持っていらっしゃるでしょうか?
私の例になりますが、食事でやらないと決めているのは、以下です。
食事で 「やらないこと」
- 過剰な食事量 (基本は1日1食の生活です)
- 糖質や砂糖の摂取
- 人に合わせて無理をして食べる
いずれも、世の中の一般的な食事、ライフスタイルではありません。
しかし、自分にとってはこれが今のところの最適解です。試行錯誤を続け、今はこうなりました。
ただし、これからも同じとは限りません。新しいことを試していく中で、自分の食事での 「やろこと」 「やらないこと」 は変わり続けます。
まとめ
今回は、戦略についてでした。
日常生活で普段からやっていることを 「投資」 と見立て、戦略思考を鍛える方法をご紹介しました。いかがだったでしょうか?
何か参考になった、記事を読んで意味があったと思っていただければうれしいです。
最後に今回の記事のまとめです。
1.
日常のことを "投資" と捉えれば、普段から戦略思考を鍛えることができる。
2.
投資と捉える意識変化
- 時間軸が長くなる (視野が広がる)
- 視点が増える

3.
戦略とは 「目的達成のためのリソース配分の指針」 。戦略的に考えるとは、目的の明確化にもつながる。
戦略の肝は 「やらないこと」 にある。やらないことが明確だからこそ、やることに注力できる。