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複数プロジェクト参加型の働き方に必要な3つの嗅覚




今回は、ビジネスキャリアや働き方についてです。


この記事でわかること


  • 複数プロジェクト参加型で必要な三つの嗅覚
  • 1. 「目的」 への嗅覚
  • 2. 「問題」 への嗅覚
  • 3. 「役割」 への嗅覚


複数のプロジェクトに同時並行で参加するような働き方で、どんなことが求められるかを書いています。

お伝えしたいのは、プロジェクト参加型の働き方に必要な三つの嗅覚です。

三つの嗅覚とは何でしょうか?

ぜひ記事を最後まで読んでいただき、お仕事やキャリアへの参考になれば嬉しいです。


プロジェクト参加型の働き方


私は現在、フリーランスとして働いています。

仕事の主な内容はいくつかの企業と直接契約をし、事業やマーケティングへのコンサルティングです。企業規模や仕事内容は様々です。

俯瞰してみると自分がやっている働き方は、複数の異なるプロジェクトに同時並行で参加しています。

プロジェクト参加型の働き方を振り返った時に、自分がプロジェクトで価値を出すためには三つのポイントがあることに気づきます。


複数プロジェクト参加型で必要な三つの嗅覚
  • 目的の設定
  • 問題 (機会発見)
  • 役割の見極め


ではそれぞれについて順番に見ていきましょう。


[嗅覚 1] 目的の設定


複数のプロジェクトに参加するにあたって、1つ目の嗅覚は目的に対してです。

ここで言う目的には二つの意味があります。

一つ目は参加するプロジェクト全体と自分が関わる仕事や業務の目的です。そもそもの存在意義は何か、何のためにそのプロジェクトをやっているかです。

もう一つの目的は、自分がそのプロジェクトに参加する意味合いです。

どんなモチベーションからなのか、自分の内側からの Will, Can, Must の三つがどう重なっているかを見ていきます。


[嗅覚 2] 問題発見


二つ目の嗅覚は問題に対してです。

プロジェクトでは大小さまざまな問題が発生します。

誰が見ても問題だと思うものから、特定の見えている人にしか気づかない問題もあります。プロジェクトで自分の価値を出すためには、起こっている事象から問題箇所を特定し、問題の本質をいかに掘り下げられるかです。

本当に解決すべき問題を積極的に発見し、解決策をセットに問題提起や提案、実行をします。


[嗅覚 3] 役割の見極め


三つ目の嗅覚は、プロジェクト内での自分の役割に対してです。

複数の異なるプロジェクトに参加をしていると、プロジェクトごとに自分の役割が変わります。例えば次のようなものです。


プロジェクトごとの役割の違い
  • 全体をリードする役割
  • リーダーを補佐する参謀の役割
  • プロジェクトの一部を専門領域でサポートする (例: マーケティング)
  • オブザーバーや顧問のような役割


プロジェクトごとで役割が変わり、1つのプロジェクトでもプロジェクトのフェーズで自分の役割や責任が変わることもあります。

その時々で問題を解決しプロジェクトを成功させるために、自分が価値を出せる最も適した役割は何かを常に意識します。

注意点として挙げておくと、1つの役割に固執しすぎないことです。

自分がリーダーをやりたいと思っていても、他の人が自分よりも適任だと判断すれば自分の役割を変えます。プロジェクトの中で自分の適所で責任を果たします。


まとめ


今回は、複数のプロジェクトに同時並行で参加する働き方で求められることを掘り下げました。

最後に今回の記事のまとめです。


複数プロジェクト参加型で必要な三つの嗅覚
  • 目的の設定 (プロジェクトの目的, 参加する意味合い)
  • 問題 (機会発見)
  • 役割の見極め (役割に固執せず、最も価値が出せる役割を見出す)


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多田 翼 (運営者)

書いている人 (多田 翼)

Aqxis 代表 (会社 HP はこちら) 。Google でシニアマーケティングリサーチマネージャーを経て独立し現職。ベンチャーから一部上場企業の事業戦略やマーケティングのコンサルティングに従事。

ブログ以外にマーケティングレターを毎週1万字で配信しています。音声配信は Podcast, Spotify, Amazon music, stand.fm からどうぞ。

名古屋出身、学生時代は京都。気分転換は朝のランニング。