
今回は書評です。
ご紹介する本は 童話でわかるプロジェクトマネジメント です。
この記事でわかること
- 本書の特徴
- 童話でわかりやすく学べる本
- プロジェクトマネジメントとは
- 「知っている」 から 「できる」 へ
タイトルにもあるように、童話からプロジェクトマネジメントをわかりやすく学べる本です。
ぜひ記事を最後まで読んでいただき、よかったらこの本を手に取ってみてください。
この本の特徴
本書では、誰もが知ってる童話を使ってプロジェクトマネジメントのノウハウを学べます。
取り上げられている童話は次の7つです。
この本に出てくる童話
- 三匹の子ブタ
- ウサギとカメ
- 桃太郎
- ヘンゼルとグレーテル
- アリとキリギリス
- 長靴を履いた猫
- シンデレラ
著者の飯田さんはこの本の執筆時に、当時小学6年生の息子さんに読んでもらいアドバイスやフィードバックをもらったとのことです。
難しいことを平易に語るのは、誰にでもできることではありません。この本ではそれがされています。
プロジェクトマネジメントとは何をするかが体系立ててわかりやすく書かれています。私が今まで読んだプロジェクトマネジメントの本で最も分かりやすいと思いました。
プロジェクトマネジメントとは何か
この本読んであらためて考えさせられたのは、プロジェクトマネジメントとは何かです。
皆さんはプロジェクトマネジメントにはどのようなイメージを持っていらっしゃるでしょうか?
私が思うプロジェクトマネジメントとは、解決すべき問題設定と課題に取り組み、想定の QCD で完遂させることです。QCD とは Quality, Cost, Delivery からで、品質、コスト、スケジュールの三つです。
日々の自分の業務であっても広く捉えれば、プロジェクトマネジメントと見なすことができます。
こんな人に読んでほしい
この本は、どんな人におすすめでしょうか?
会社でプロジェクトマネジメントをする以外にも、仕事の進め方をより良くしたいと思うビジネスパーソンです。
もっと言えば社会人ではなくても大学生、高校生や中学生にも参考になります。
新しく何かに挑戦している人がプロジェクトマネジメントの方法を知っているだけでも、新しい取り組みに対処することができます。
「知っている」 から 「できる」 へ
プロジェクトマネジメントは、やり方や方法論を 「知っている」 のと、「できる」 のギャップが大きいです。
この本を読めばプロジェクトマネジメントが体系立てて 「知っている」 のレベルになれます。
あとは実践です。実務で一つでもやり方を試してみて 「知っている」 から 「できる」 を増やしていきたいと思える本です。
まとめ
今回は書評でした。
童話でわかるプロジェクトマネジメント をご紹介しました。
最後に今回の記事のまとめです。
本書の特徴
- 童話からプロジェクトマネジメントをわかりやすく学べる本
- プロジェクトマネジメントとは何をするかを体系立ててわかりやすく書かれている
- 自分が今まで読んだプロジェクトマネジメントの本で最も分かりやすい
プロジェクトマネジメントとは
- 解決すべき問題設定と課題に取り組み、想定の QCD で完遂させるのがプロジェクトマネジメント
- QCD とは Quality, Cost, Delivery の品質、コスト、スケジュールの三つ
- 日々の自分の業務でも広く捉えればプロジェクトマネジメントと見なせる
「知っている」 から 「できる」 へ
- プロジェクトマネジメントは方法論を 「知っている」 と 「できる」 のギャップが大きい
- この本を読めばプロジェクトマネジメントを 「知っている」 のレベルになれる
- 実務で一つでもやり方を試してみて 「知っている」 から 「できる」 を増やしていこう
童話でわかるプロジェクトマネジメント (飯田剛弘)