
今回はビジネスキャリアについてです。
独立して働き、生き残り続けるために大切なことを書いています。
✓ この記事でわかること
- 独立して生き残り続けるために大切なこと
- 1. 素直な目で見る
- 2. 常に余白を持つ
- 3. 新しく試し続ける
独立して働くために大事にしたいことを、コップと水のメタファーを使ってご紹介しています。
ぜひ最後まで読んでいただき、お仕事やキャリアへの参考になればうれしいです。
2年半の独立期間を振り返って
まずは前提からです。私は現在は会社の代表をやっています (会社名は Aqxis 合同会社) 。
以前に働いていた Google を辞めて独立したのは2018年でした。やめてすぐは個人事業主になりました。いわゆるフリーランスです。その後に2年の独立の経て、会社を設立したという経緯です。
今回ご紹介したいのは、約2年半の独立期間を振り返ってあらためて思った 「独立をして働くために大切にしたいこと」 です。
独立して生き残り続けるために大切なこと
大事にしたいことは3つあります。
✓ 独立して生き残り続けるために大切なこと
- 素直な目で見る
- 常に余白を持つ
- 新しく試し続ける
ではそれぞれについて順番にご説明しますね。最初に触れたようにコップと水のメタファーからです。
[大切のこと 1] 素直な目で見る
1つ目の大切にしたいことは 「素直な目」 です。コップに例えれば、コップに水が入るように上向きにしておきます。
素直な目について、ご紹介したいフレームがあります。
OODA ループとは、意思決定と実行のプロセスです。OODA は4つの頭文字です。
✓ OODA ループ
- Observe (観察) : 情報を収集する
- Orient (状況判断) : 収集した情報を解釈し、意味合いを考える
- Decide (意思決定) : 状況判断にもとづいて決断をする
- Act (行動) : 実際の行動に移す
ものごとの観察には対象となることにまずは素直な目で見ます。
次に自分なりの着眼点を決めて観ます。あえて 「観」 の字を使ったように自分の切り口から深く観察します。
OODA ループでは最初の観察 (Observe) から次の状況判断 (Orient) が大事です。そのためにまずは素直な目で見ることから入ります。
自分が自覚できていないことも含めてバイアス (色眼鏡で見ること) は必ずあります。だからこそ意識して素直な目で見て、観ていくことを大切にしたいです。
[大切のこと 2] 常に余白を持つ
独立しているために大切なことの2つ目です。
漢字の忙しいとは 「心を亡くす」 と書きます。
一時的に忙しくなるのは仕方ないかもしれませんが、慢性的に忙しい状態は黄色信号です。場合によっては赤信号が灯ります。
常に精神的な心の余白を持ってきたいです。スケジュールと心の余裕があるからこそ自分と向き合える時間が取れます。また、余白の分だけ新しいことにチャレンジができます。
コップと水のメタファーを使うと、コップの中の水は満杯ではなくまだ水が入る状態にしておきます。例えばコップの7分目まで水があり、残りの3割はまだ水を入れられる状態です。
余白を持つことが、次の大切なことの3つ目 「新しく試し続ける」 につながります。
[大切のこと 3] 新しく試し続ける
独立後の2年半を振り返った時に、生き残り続けるために大事なのは自ら変化することです。自ら変わるとは新しいことを試し続けることです。
大きな挑戦だけとは限りません。自分にしか分からないくらいのチャレンジで良いです。重要なのは大小によらず自分で意図を持って新しく試し続けることです。
コップと水で例えるなら、今入っている水とは異なる新しい液体をあえて入れます。
新しい種類の水分を入れる、つまり何か新しく試すためにはエネルギーや時間が必要です。そのための常日頃からの余白です。コップの中の水が満杯で溢れそうになったら、意思を持って捨てます。
まとめ
今回は独立して働き、生き残り続けるために大切なことを紹介しました。
最後に記事のまとめです。
独立して生き残り続けるために大切なことを、コップと水のメタファーから
- 素直な目で見る (コップは上向きにしておく)
- 常に余白を持つ (コップの中の水は満杯にしない)
- 新しく試し続ける (今入っている水とは異なる新しい液体をあえて入れる)