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今回は、自分が唯一無二になるためにどうすればよいかについてです。
自分たちが 「何をやるか」 を決める以上に、「何をやらないか」 を明確にすることについて考えます。
エントリー内容です。
- 戦略とは 「やらないこと」 を決めること
- 提供価値をつくるもの
- 「やらないこと」 を徹底し、強みを磨く
戦略とは 「やらないこと」 を決めること
戦略で大事なのは 「何をやるか」 とともに 「何をやらないか」 を決めることです。
やらないことを決めるために、自分の強みを把握できているかどうかです。強みを発揮できることはやり、つながらないようなことや 「やらないこと」 として思いきって捨てます。
提供価値をつくるもの
強みとは 「自分たちが選ばれる理由」 です。選ばれるためには価値がなければいけないので、強みは提供価値と見なすこともできます。
唯一無二の存在になるためには、他にはない強みをどう確立するかです。
企業に当てはめれば、企業が商品やサービスによって消費者に提供価値をもたらすのは、どんな事業活動を行なうか、活動の元になるリソースをどのように持っているかです。
まとめると、以下の3つのレイヤーで整理できます。
- 提供価値
- 活動
- リソース
消費者が自分たちを選んでくれるかどうかは、消費者が求めるニーズに対してどんな価値を提供できるかです。価値が他の選択肢よりも高く、または他にはない価値であれば、それだけ選ばれる確率は高くなります。
「やらないこと」 を徹底し、強みを磨く
戦略の肝は 「何をやらないかを決めること」 です。やらないことが明確になれば、やることに集中できます。
やらないことを決めるための判断基準は、自分たちの強み (選ばれる理由と提供価値) につながることかどうかです。強みに結びつかないこと、強みを打ち消してしまうようなことは、たとえ他がやっていたとしてもやるべきではありません。
競合がやっているからといって安易に追随し、さらに自分たちの強みにつながらないようなことをやってしまうと、他との差別化ができず唯一無二になれなくなります。
大事なことは、やらないことを決めること、そして、やらないと決めたことは徹底して手を出さないことです。結果的に自分たちがやることに集中できるので、強みが磨かれます。
最後に
今回は、唯一無二の存在になるためには、やらないことを明確にできるか、強みを磨くために 「何をやらないか」 を決め、徹底できるかについて書きました。
唯一無二とは、他にはない自分だけの価値が提供できる存在です。