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1118回目のブログ更新です。今回は、フリーランスでの働き方についてです。
- 会社を辞めて独立したい
- 自由に見えるフリーランスでの仕事は、実際はどうなの?
- フリーランスとして生き残るための方法
こんな疑問に答える内容でブログを書きました。
この記事でわかること
この記事でわかるのは、フリーランスとして働き続けるために、どう考えればいいか、具体的に何をすればよいかです。
私は、去年2018年に会社を退職し、個人で独立をしました。フリーランスとして企業から仕事を受ける状況で、どうすれば仕事を続けられ生き残っていけるかについて、自分の考え方をご紹介します。
フリーランスの働き方に興味のある方、会社を辞めてフリーランスになってみようと思っている方、すでにフリーランスで働いている方にも参考になればうれしいです。ぜひ、最後まで読んでみてください。
以下は、記事の内容です。
- 価値を成果物として示し続ける
- 成果物をつくる手順
- 誰を向いて仕事をするか
価値を成果物として示し続ける
フリーランスの立場で生き残るためには、結論から言えば、相手の期待以上の価値を出し続け、可視化した成果物として形に残し続けることです。
提供する価値が自分にしかできない唯一無二のことであれば、自分の存在意義を示せます。
フリーランスで企業と直接契約をすることは、正社員とは異なる組織の属し方です。シビアに価値を提供しているかを見極められる立場だからこそ、価値を提供し成果を示し、相手にとって必要不可欠な存在になれるかです。
成果物をつくる手順
自分の成果を組織で示すためには、以下の3つの要素に分けて整理し、取り組みます。
成果を示すために
- Who: 誰に成果を見せるのか
- What: その人が知りたいこと・欲しいものは何か
- How: 成果物をどのようにつくるか
以下、それぞれについての補足です。
Who: 誰に成果を見せるのか
成果を見せる相手のターゲット設定です。可能であれば、最も適切なターゲットとなる人を一人に設定します。
逆の見方をすれば、自分を評価する人は誰かです。評価者を把握し、その人と普段から意思疎通ができるかどうかです。
What: その人が知りたいこと・欲しいものは何か
ターゲットを設定すれば、次に明らかにしたいのは、その人が知りたいこと、成果として欲しいものは何かを理解することです。
もし自分が成果物をつくっても、相手が求めているもの、期待に満たさない内容であれば、相手にとっては価値にはなりません。
成果物を適切なものにするために、以下を考えます。
成果物の設計
- ターゲットとする評価者が抱えている課題は何か
- その課題に対して、自分はどんな価値を提供し問題解決に貢献するか
- 提供する成果物を相手はどのように利用するか
How: 成果物をどのようにつくるか
成果物を提供する相手、その人の置かれた状況や求められることなどの理解ができた後に、成果物をどのようにつくるかを考えます。
いかにうまくつくれるかです。例えば、なるべく投下時間やエネルギーの自分のリソースをかけすぎずに効率的にできないかです。
他に考えたいのは、メンバーや協働する人をいかに巻き込むかです。ある程度は自分で考え成果物をつくっていきますが、一人で続けていて、もうそろそろ質が上がらないと感じ始めたタイミングで誰かとディスカッションをしたりと他人の視点やアイデアを入れるようにします。
この状況で、先ほど設定したターゲットとした評価者を早めに巻き込むのもよいです。
誰を向いて仕事をするか
フリーランスは、価値を提供できるかの一点が問われます。自分が評価され生き残っていくために大事なのは、自分がやったことを成果物として可視化し、目に見える形にしておくことです。
可視化しなくても評価される場合は別ですが、そうではない状況ではターゲットで設定した評価者の期待以上のものを提供できるかです。
ただし、自分が陥りたくないと思うことは、評価者に迎合したり評価者だけを見て仕事をすることです。忘れないようにしたいのは、直接は仕事はその会社のためであっても、その先にいる顧客や生活者を向いて仕事をすることです。
その上で、フリーランスとして提供する価値を成果物によって示し続けていく働き方です。
まとめ
今回は、フリーランスとしての働き方についてでした。
最後に今回の記事のまとめです。
フリーランスの立場で生き残るためには、相手の期待以上の価値を出し続け、可視化した成果物として形に残し続ける。
提供する価値が自分にしかできない唯一無二のことであれば、自分の存在意義を示せる
成果を示すために、
- Who: 誰に成果を見せるのか
- What: その人が知りたいこと・欲しいものは何か
- How: 成果物をどのようにつくるか
成果を示すことは重要だが、評価者に迎合したり評価者だけを見て仕事をしないようにしたい。直接は仕事はその会社のためであっても、その先にいる顧客や生活者を向いて仕事をする