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問いかけから影響力を発揮するというやり方。良質な問いの価値


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1117回目の記事更新です。今回は、自分の影響力をどう発揮するかです。

  • 影響力が高い人になりたい
  • 自分の影響力を高める方法を知りたい
  • 問いかけで影響力を発揮する方法

こんな疑問に答える内容でブログを書きました。

書いているのは、具体的には問いかけによって相手に気づきを与え、自分の価値を出すことについてです。ぜひ、最後まで記事を読んでみてください。

以下は、記事の内容です。

  • 質問によって会議を活性化させる
  • 良質な問いの価値
  • 自分ごと化する責任


質問によって会議を活性化させる


仕事での会議で、自分が会議オーナーではない場合にどうやって会議の場で影響力を発揮するかです。

私自身が意識しているのは、「問いかけ」 によって会議への影響力を発揮することです。自分の意見を無理やり押し付けるのではなく、質問によって相手に気づきを与える、相手から引き出すことです。

具体的には、以下の質問を使います。


気づきを与える質問
  • 「xxx」 という考えはできないか?
  • それはなぜか?
  • 他にはないか?
  • 自分は 「xxx」 と思ったが、皆はどう思うか?
  • 視野を広げてみるとどうなるか?
  • 最初の目的に立ち返ってみるとよいのではないか?


これらの質問は一言で言えば、視点・視野・視座という新しい着眼点を提供することです。

気づきによって会議で新しい意見が出れば、会議を活性化させることにつながります。


良質な問いの価値


問いかけをするとは、イシュー設定をすることです。

より重要な論点を質問として言語化し、相手や会議の場に投げかけます。問いかけによって相手に与えられるのは、以下です。


問いかけによって与えるもの
  • 新しい気づき
  • 論点の構造化と可視化
  • 意思決定の後押し


これらは、良質な問いが持つ価値です。


自分ごと化する責任


私が大切にしたいと思っているのは、答えを直接相手に与えるのではなく、考えるきっかけ、気づきを提供することです。

そのために、良質な質問をして相手に問いかけます。相手にとっては問いによって自分で答えを見い出すきっかけになります。

同時に、自分は問いを考える役割だとしても、自分自身でも相手の立場だったらその質問にどう答えるかを自分なりの考えや仮説を持っておくようにします。

相手に投げかける質問に対して他人事や無責任になるのではなく、自分ごと化することは質問を場に挙げる者の責任だと思うからです。


まとめ


今回は、問いかけによって影響力を発揮する方法を書きました。

最後に今回の記事のまとめです。

  • 仕事での会議で、「問いかけ」 によって会議への影響力を発揮する。自分の意見を無理やり押し付けるのではなく、質問によって相手に気づきを与える。
    視点・視野・視座という新しい着眼点を提供する

  • 問いかけとはイシュー設定。より重要な論点を質問として言語化し、相手や会議の場に投げかける。
    良質な問いが持つ価値は、
    • 新しい気づき
    • 論点の構造化と可視化
    • 意思決定の後押し

  • 自分自身でも相手の立場だったらその質問にどう答えるかを、自分なりの考えや仮説を持っておく。
    相手に投げかける質問に対して他人事や無責任になるのではなく、自分ごと化することは質問を場に挙げる者の責任だと思うから


最後に


今回は、仕事での会議を例に相手や場に影響力をどう発揮するかを考えました。

やり方は、答えではなく質問という問いかけを投げかけることです。より良い意思決定をするために、質問によって視点を増やし、視野を広げ、視座を高めたり低くするという、新しい着眼点をもたらします。

同時に、単に質問をするだけではなく、相手の立場を想定して自分なりに質問への答え (仮説) を持っておきます。質問を無責任に投げかけるのではなく、自分ごと化するためです。

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多田 翼 (運営者)

書いている人 (多田 翼)

Aqxis 代表 (会社 HP はこちら) 。Google でシニアマーケティングリサーチマネージャーを経て独立し現職。ベンチャーから一部上場企業の事業戦略やマーケティングのコンサルティングに従事。

ブログ以外にマーケティングレターを毎週1万字で配信しています。音声配信は Podcast, Spotify, Amazon music, stand.fm からどうぞ。

名古屋出身、学生時代は京都。気分転換は朝のランニング。