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2019年になりました。あけましておめでとうございます。
毎年1月1日のエントリーは、1年を通して自分が大事にしたいことを書いています。2019年の今年は、大切にする個人のビジョン、ミッション、価値基準という自分の理念についてです。
エントリー内容です。
- ビジョン・ミッション・価値基準の定義
- 大切にする自分の理念
ビジョン・ミッション・価値基準の定義
私は、ビジョン、ミッション、価値基準を以下のように定義しています。
- ビジョン:自分が理想とする創りたい世界観、または理想とする自分のありたい姿
- ミッション:ビジョンを実現するためにやること (使命)
- 価値基準:ミッションを成し遂げるために大切にする価値観や判断基準
3つの定義は、企業でも個人のレベルでも同じように考えています。
大切にする自分の理念
2019年に大切にする個人のビジョン、ミッション、価値基準は、次の通りです。
- ビジョン:かっこよく生きる
- ミッション:我が身を正す
- 価値基準:
- 自分が正しいと思うことをする
- 失敗を恐れず行動しチャレンジする
- ギブファーストで価値を提供する
以下、それぞれについてご説明します。
ビジョン
個人のビジョンは 「かっこよく生きる」 です。
ビジョンとは、自分が理想とする創りたい世界観、または理想とする自分のありたい姿で、このビジョンは後者の考え方です。
自分から見て自分自身がかっこいいと思えるかです。単純に異性や人からモテたい気持ちよりも、自分のあり方を自分がどう見るかです。
視点で持っているのは、子どもの頃の自分が今の大人になった自分を見てかっこいいと思えることです。具体的には、小学校2年生だった自分が、今の生き方や振る舞いを見てかっこいいいと思えるか、憧れることができ、自分もこういう大人になりたいと思えるかです。
ミッション
ビジョンであるかっこよく生きるためにやることは、「我が身を正す」 です。
慎独という言葉があります。
慎独とは、古典の 「大学」 に書かれている 「君子必慎其独也 (君子は必ず其の独りを慎むなり) 」 から来た言葉です。慎独の意味は、自分一人の時も行ないを慎み、道を外れないようにすることです。
何か後ろめたいことであっても、人が見ていないところではついやってしまうことは、人は誰しも起こり得ます。慎独は、その状況でこそ自分を律することができるかを問います。
我が身を正すために人の目があるかどうかは関係なく、自分自身で自分のことを律することができるかです。
自分自身のことを振り返り、常に自分を磨いていきたいです。
価値基準
個人で大切にする価値基準は3つあります。
- 自分が正しいと思うことをする
- 失敗を恐れず行動しチャレンジする
- ギブファーストで価値を提供する
[価値基準 1]
自分が正しいと思うことをする
自分の信念や気持ちに嘘をつかないことです。
直感を大切にし、自分の思いに蓋をしないようにします。自分の気持ちを偽ってまでやることはせず、自分が正しいと思うことに向き合います。
当たり前のことを大事にし当たり前のことを続けていくことも、「自分が正しいと思うことをする」 という価値観に含めています。
[価値基準 2]
失敗を恐れず行動しチャレンジする
自分の気持ちに従って一歩を踏み出し、行動をします。自分自身をリードしていきます。
失敗を恐れず、困難だと思うことにも挑戦する姿勢を大切にしたいです。失敗から学び、経験や学んだことを教訓にし、次に活かしていきます。
[価値基準 3]
ギブファーストで価値を提供する
自分が何かをやる時に見返りを求めるのではなく、まずは自分から先に与えるというギブファーストです。
自分の知識やノウハウなど相手にとって価値になるものを提供し、まわりを幸せに豊かにするという姿勢でいたいです。
最後に
ご紹介した個人のビジョンとミッション、3つの価値基準のうち2つは、矢印が自分に向いています。
- ビジョン:かっこよく生きる
- ミッション:我が身を正す
- 価値基準:
- 自分が正しいと思うことをする
- 失敗を恐れず行動しチャレンジする
- ギブファーストで価値を提供する
自分がこうありさえすればよいということではなく、最終的に世の中に価値を提供する人間であるために、まずは自分のあり方で目指すのは 「かっこよく生きる」 という姿です。
理想の自分と、そのためにやることと大切にする価値観があり、価値をつくり提供できることを実践します。