
今回は、リーダーシップについてです。
- リーダーシップを発揮できるようになりたい
- リーダーに求められる能力とは?
- 決断力の高め方 (決められる人になる方法)
こんな疑問に答える内容でブログを書きました。
この記事でわかること
この記事でわかるのは、リーダーに求められる力とは何か、そして、決断力を高めるためにどうすればよいかです。
リーダーの役割の1つが意思決定をすることです。どうすれば決める力をつけられるかを解説します。
ぜひ最後まで読んでいただき、仕事でなどの参考にしてみてください。
リーダーに求められる能力
いきなりですが、リーダーに求められる能力には、どのようなものがあると思いますか?
私が考えるリーダーに必要な力は、次の5つです。
リーダーに求められる能力
- 構想力 (ビジョンを描く)
- 決断力 (決める)
- 意志力 (信念がある)
- 実現力 (やり遂げる)
- 人間力 (人がついてくる)
今回は、5つの能力のうち、決断力を取り上げます。
リーダーにしかできない決断
リーダーが行う決断とは、何が求められるのでしょうか?
リーダーの決断とは、メンバーや部下にはできない意思決定をすることです。
誰にでも決められるレベルのものは、リーダーが決めなくてもメンバーや現場で判断ができます。リーダーの決断力が必要なのは、他の人にはできない、判断が難しいことに対してです。
メンバーにはできない意思決定に、覚悟を持って決断できるかです。
リーダーの問題設定
決断について、決めることの前提になるアジェンダ設定もリーダーには求められる。
問いを立てることです。メンバーにはできない問題設定をできるかどうかがリーダーには問われます。メンバーにはない視点、より大きな視野で、高い視座からの課題を見つけられるかです。
良質な問題があってこそ、決断力が活きてきます。
問題設定と決断の両方で、リーダーにしかできないことをやれてこそ、リーダーは自分の役割を果たすことができます。
リーダーの決断には従うという原則
では、意思決定のために、リーダーはどのような決断プロセスをとればよいのでしょうか?
特に反対意見に対して、どう向き合えばよいでしょうか?
リーダーは反対意見にも耳を傾けるべきです。決して自分にとって都合のよい情報だけを入れることはしません。
ただし、反対意見の全てを取り入れて、全ての人が満足するような結論にする必要はありません。むしろ、全員一致にできることは現実的ではないでしょう。
リーダーのスタンスで望ましいと考えるのは、反論は聞くが、最終ジャッジはリーダーの役割だという原則にすることです。
決断はリーダーが行います。メンバーにとっては、たとえ自分の意に沿わない決定だとしても、決まったことには従うという原則を守ってもらいます。
逆に言えば、この原則があるからこそ、リーダーは反対意見にも真摯に向き合うことができるのです。
最後はリーダーは自分が決め責任を引き受ける覚悟、そして、決断には従ってもらい実行していくというメンバーとリーダーの信頼感、これらの2つがあってこそです。
まとめ
今回は、リーダーシップについてでした。
リーダーに求められる能力とは何か、リーダーシップに必要な1つである決断力について書きました。
最後に今回の記事のまとめです。
- リーダーに求められる能力は、
- 構想力 (ビジョンを描く)
- 決断力 (決める)
- 意志力 (信念がある)
- 実現力 (やり遂げる)
- 人間力 (人がついてくる)
- リーダーがする決断とは、メンバーや部下にはできない意思決定をすること。他の誰にもできない、判断が難しいことに対して、リーダーは覚悟を持って決断する
- 決めることの前提になるアジェンダ設定も、リーダーには求められる。メンバーにはできない問題設定をできるかどうかがリーダーには問われる。メンバーにはない視点、より大きな視野で、高い視座からの課題を見つけられるか
- リーダーは反対意見にも耳を傾けるべきだが、反対意見の全てを取り入れることは現実的ではない。反論は聞くが、最終ジャッジはリーダーにすることを原則にする。
決断には従ってもらい、意に沿わなくても実行していくというメンバーとリーダーの信頼感が大事