今回は、失敗についてです。
- ミスや失敗した時に、何を心がければいい?
- 「失敗から学ぶ」 の因数分解とは?
- 失敗を恐れず挑戦する方法
こんな疑問に答える内容でブログを書きました。
この記事でわかること
この記事でわかるのは、失敗への向き合い、失敗からの学び方です。
仕事でなど、誰しもが失敗はしたくないものですが、失敗をゼロにすることはできません。
失敗をしてしまった時に、どう対処するか、何を学ぶかは失敗後の分岐点になります。失敗を活かすも殺すも自分次第です。
ぜひ記事を最後まで読んでいただき、仕事やキャリアへの参考にしてみてください。
「失敗から学ぶ」 の因数分解
よく 「失敗に学べ」 と聞きますが、具体的に失敗から学ぶとは何をすればよいのでしょうか?
私が思う 「失敗から学ぶ」 の因数分解は、次のようになります。失敗によって自分が得られるものです。
「失敗から学ぶ」 の因数分解
- 失敗からのリカバリー力
- 学びの一般化と前提
- 次もまた挑戦する気持ち
以下、それぞれについて順番に解説していきます。
失敗からのリカバリー力
失敗をしてしまった時にまず大事なのは、被害の最小化です。
起こりがちなのは、失敗やミスを立て続けに発生することです。1つ目の失敗が2つ目、3つ目を誘発すると、被害が拡大していきます。
失敗の原因究明もすぐにやることの1つです。
失敗からのリカバリー力には、精神的に失敗から立ち直ることも含まれます。
失敗をすると、誰でも落ち込んでしまうものです。失敗から立ち直る経験が、精神的なリカバリー力を高めてくれます。
失敗を避ける能力を身につけることも大事ですが、失敗から立ち直れる気持ちのタフさをつけることも、失敗から得られることです。
まとめると、失敗からのリカバリー力は3つです。
失敗からのリカバリー力
- 続けざまに起こる被害拡大の防止
- 失敗の原因究明
- 精神的な失敗からの立ち直り
学びの一般化と前提
学びの一般化とは、失敗という1つの具体からの学びを、どれだけ本質として抽象化できるかです。
抽象化ができていれば、応用ができます。これが経験値をためるということです。次に同じような状況が起こっても、失敗をする可能性を下げられます。
抽象化と応用で1つ注意点があります。具体から抽象で、前提を明確にしておくことです。
というのは、抽象化したことを他に横展開する時に、前提が違うとそのまま当てはめてもうまくいかないからです。
学びの一般化には前提条件をセットにしておくとよいです。
次もまた挑戦する気持ち
失敗した後に問われるのは、もう一度ファイティングポーズを取ることができるかです。
失敗を恐れてしまうと、チャレンジができなくなります。チャレンジには失敗はつきものです。失敗が起こることは、挑戦しているかどうかのバロメーターです。
失敗に学べば、次に同じような失敗は確かに起こりにくくなります。しかし、挑戦をしている限り、新しい失敗は必ず起こります
挑戦をし、失敗し、そこから学び、次にまた挑戦するということの繰り返しができるかどうかです。この 「挑戦 - 失敗 -学び - 挑戦 - … 」 というサイクルを繰り返す気持ちを、失敗しても失わないことが大事なのです。
まとめ
今回は、失敗への向き合い方についてでした。失敗に学ぶことを因数分解し、どうすれば失敗から学べるか、失敗から何を得るかを解説しました。
最後に今回の記事のまとめです。
よく 「失敗に学べ」 と聞くが、具体的に失敗から学ぶとは何をすればよいか?
「失敗から学ぶ」 の因数分解 (失敗から得られるもの) は、
- 失敗からのリカバリー力
- 学びの一般化と前提
- 次もまた挑戦する気持ち
[失敗からのリカバリー力]
被害の最小化 (失敗を重ねない) 、原因究明。
失敗から立ち直れる気持ちのタフさ、精神的なリカバリー力をつけることも、失敗から得られること。
[学びの一般化と前提]
失敗という1つの具体からの学び本質として抽象化する。抽象化ができていれば応用ができ、次に同じような状況でも失敗の可能性を下げられる。
具体から抽象で前提を明確にしておく。抽象化の横展開で前提が違うと、そのまま当てはめてもうまくいかない。
[次もまた挑戦する気持ち]
失敗を恐れてしまうとチャレンジができなくなる。失敗が起こることは、挑戦しているかどうかのバロメーター。
「挑戦 - 失敗 - 学び - 挑戦 - … 」 というサイクルを繰り返す気持ちを、失敗しても失わないことが大事。