今回は失敗についてです。失敗を次に活かす方法をご紹介します。
✓ この記事でわかること
- 失敗の捉え方
- 良い失敗とは?
- 失敗を次に生かす5つのステップ
ぜひ最後まで読んでいただき、お仕事での参考になればうれしいです。
失敗の捉え方
今回の内容は大きく2つで、前半が 「失敗の捉え方」 、後半が 「失敗を次に活かす方法」 です。失敗へのマインドセットとアクションの2つです。
まずは失敗への捉え方から見ていきましょう。
前提として、失敗には 「良い失敗」 と 「悪い失敗」 の二種類があります。良い失敗とは次のようなものです。
✓ 良い失敗
- 新しく挑戦をした
- 全力で取り組んだ
- 次に活かせる
1つ目と2つ目の 「新しい挑戦をしたから」 「全力で取り組んだ」 から言えるのは、失敗とは 「挑戦のバロメーター」 だということです。
挑戦の度合いが高いほど失敗も起こりやすいですよね。失敗を嫌うのではなく、失敗を挑戦のバロメーターと捉えると、失敗について少しポジティブなイメージが湧きませんか?
* * *
ではここからは良い失敗の3つ目のポイント 「次に活かせる」 について掘り下げていきましょう。
失敗を次に活かす方法
結論から言うと、失敗を次に活かすためのに5つのステップで進めるといいです。
✓ 失敗を次に活かす方法
- 目的に立ち返る
- 失敗を受け入れる
- 原因を掘り下げる
- 教訓を得る
- ファイティングポーズを取り続ける
では順番にご説明しますね。
[ステップ 1] 目的に立ち返る
失敗に向き合う前提として、なぜそれをやろうとしたかの目的に立ち返ります。
うまくいっていないこと、失敗したことについて、元々のやる意義は何だったかです。
[ステップ 2] 失敗を受け入れる
2つ目のステップが現実直視です。
失敗を受け入れることです。うまくいってないことや失敗をなるべく客観的に捉えます。
例えばの方法で私がよくイメージするのは、他人事のようにストーリーにしてみることです。頭の中で紙芝居やドラマを思い描いてみます。
とはいえ、目の前の失敗に対して客観的に割り切ることは難しいですよね。落ち込んでしまう自分がいます。
これも私がよく使う方法で、落ち込む期日を決めます。例えば落ち込むのは今日いっぱいまでと決め、翌日以降は気持ちを切り替えます。
[ステップ 3] 原因を掘り下げる
3つ目のステップは原因の深掘りです。
当初の想定と違ったことは何か、背後にある失敗の要因は何かです。自分がコントロールできる範囲、できなかった外部要因に分けてみるといいです。
[ステップ 4] 教訓を得る
4つ目が教訓です。うまくいかなかったことから何が学べたかです。
次に活かすとしたらどうするかを考え、もし過去の自分にアドバイスをするとしたら何が言えるかを自分の言葉にしてみるといいです。
教訓を得るところまで落とし込めば、失敗から学びが得られているので次に活かせます。
[ステップ 5] ファイティングポーズを取り続ける
失敗への対応で最後にやりたいことは挑戦を続けることです。
失敗して終わりにはしないようにします。たとえリングにダウンしたとしても、もう一度立ち上がりファイティングポーズを取るわけです。
失敗をして、まくいかなかったからといって立ち止まらずに、また一歩一歩と進んでいきます。ここに良い失敗にするためのターニングポイントがあります。
まとめ
今回は失敗についての捉え方、次に活かす方法をご紹介しました。
最後にまとめです。
失敗の捉え方
- 失敗には 「良い失敗」 と 「悪い失敗」 の二種類がある
- 良い失敗とは、① 新しく挑戦をした、② 全力で取り組んだ、③ 次に活かせる
- 失敗とは 「挑戦のバロメーター」 。挑戦の度合いが高いほど失敗も起こりやすい
失敗を次に活かす方法
- 目的に立ち返る
- 失敗を受け入れる (客観的に捉える, 落ち込む期日を決める)
- 原因を掘り下げる
- 教訓を得る
- ファイティングポーズを取り続ける (挑戦を続ける)