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毎月の資産運用チェック
毎月の始めに、資産運用をする時間を少し取っています。前月までの資産運用の状況をチェックしています。
- 1ヶ月あたりの収入と収支を見る。収支については食費にいくらのレベル
- 資産配分 (アセットアロケーション) を確認。アロケーション項目は現金や預金、日本株、海外株、外国債券の4つ
- 毎月の投資は基本的には投資信託への自動積立で、特にやることは無し
以上を15~30分でやっています。3ヶ月に1度の頻度で、資産配分の調整をしています。
重宝している Money Forward
Money Forward が便利な3つの理由
マネーフォワードを使い続けている理由は次の通りです。
- 家計簿と資産管理の2つが同時にできる
- プラットフォームとして一元化された利便性
- マネーフォワードの理念への共感
1. 家計簿と資産管理の2つが同時にできる
2つが同時にできる個人向けサービスは、ありそうでなかったです。
家計管理と資産管理は密接につながっています。ファイナンスにおいて、賃借対照表 (BS) と損益計算書 (PL) が連動しているように、個人レベルでも家計簿と資産管理は連動しています。家計簿が PL で、資産管理が BS です。
マネーフォワードの特徴は、毎月の収入と支出を家計簿で把握し、もう少し長い時間軸で資産管理もできることです。家計簿という 「虫の目」 と、資産管理の 「鳥の目」 の両方があります。
家計簿と資産管理が連携しているので、自分の資産トータルに対して毎月の収入と支出は何 % なのかがわかります。資産に比べての生活レベルが把握でき、単に今月は支出が多いか少ないだけではなく、資産全体量を意識しながら把握できます。
2. プラットフォームとしての利便性
特徴の2つ目がプラットフォームとしての利便性です。自分が使っている銀行口座、証券口座、クレジット、投資信託、ポイント、年金、等々とマネーフォワードを連携させれば、マネーフォワード内にほぼ全ての自分の金融資産が一元化できます。
マネーフォワードと連携している銀行や証券等は増えています。使い始めた当初はまだ少ない印象でしたが、2013年8月時点で連携している金融機関は1,300を超えています。独立系の投資信託も、鎌倉、コモンズ、さわかみ、セゾン、ひふみと主要どころは入っています。
自分が使っている金融機関の口座をマネーフォワードに登録すると、あとは自動で預金額等の情報を読みに行ってくれます。例えば給料が銀行口座に振り込まれたり、証券口座内の株式資産額の変動なども全て自動更新です。マネーフォワードを見れば、最新の資産と家計簿状況が見られるというわけです。
マネーフォワードを使う前は、毎月の資産運用で自分の資産がどれだけあるかを確認するためには、銀行口座と証券口座を全部ログインして調べていました。銀行で4~5つ、証券口座で3~4つでした。ネットのマイページから見られるのは便利とはいえ、1つ1つログインするのは面倒でした。
今はマネーフォワード上に全てあるので、ログインはマネーフォワードのみです。パソコン用のブラウザ、スマホアプリ (iOS / Android) のどこからでも使えるのも便利です。
3. マネーフォワードの理念への共感
マネーフォワードを使うきっかけは、上記の仕組みと機能面での利便性以外に、ビジョンに共感したことでした。
お金を前へ。人生をもっと前へ。
我々のサービスを通じて、個々人のお金に対する悩みや不安が軽減し、日々の暮らしの改善や夢の実現する。
そして日本国内の 「お金の流れ」 が変わり、より世の中が活性化し、新たなチャレンジを生み出しやすい環境づくりに貢献することが、我々が当事業を行う最大の目的です。
引用:ビジョン|株式会社マネーフォワード
マネーフォワードのミッションは次の通りです。
「お金」 は、人生においてツールでしかありません。
しかし 「お金」 とは、自身と家族の身を守るため、また夢を実現するために必要不可欠な存在でもあります。
私たちは 「お金と前向きに向き合い、可能性を広げることができる」 サービスを提供することにより、ユーザーの人生を飛躍的に豊かにすることで、より良い社会創りに貢献していきます。
インターフェイスはもっと使いやすくなるはず
これからも使っていきたいマネーフォワードですが、一方でインターフェイスは使いいくい面もあります。具体的には、以下の通りです。
スマホアプリは、起動しホーム画面を立ち上げるごと、ページ遷移ごとに、毎回通信をしてデータを更新。スマホ用の使用スピード感としては遅すぎる。通信状況によっては5秒とかかかることもあり、ここをなんとかしてほしい。ローカル端末には極力保存せずクラウドに読みに行く仕組みとはいえ、スピードが遅い
デスクトップのページ遷移が、特に 「家計」 でうまく設計されていない。例えば、「収支内訳」 を見ていて、日用品項目 (例:10,000円) の内訳が見たい時は、支出詳細にページを遷移させる必要がある。支出詳細はデフォルトが時系列順なので、項目別は手動変更。10,000円の内訳詳細を見るのに何段階もステップがある。 「月次推移」 も同様。月次の場合はさらに、3ヶ月前の項目詳細を見るためには、支出詳細に言って、1ヶ月ごとにページを遷移させて戻るのも手間。つまり、項目 → 詳細とブレイクしたいのに、ページ遷移がたくさんあって行き着くまでに時間と手間がかかる(2017年10月追記: その後の UI アップデートで解消されているので削除しました)
- 「資産」 の内訳は、預金、株式、投資信託、FX 、等。株式と投資信託については、日本株、外国株、国内債券、海外債券、のように投資先でもカテゴライズされていると理想。ただし、これは投資商品の中身から判断しないといけないので、自動振り分けは難しそう。せめて手動でいいのでカテゴリー分けができるとよい
最後に
マネーフォワードはサービスを改善し続けています。プレミアム会員専用のサービス、登録金融機関の拡大、家計や資産アドバイスのコンサル的なサービス、等々の追加です。
何度か要望としてリクエストメールを送ったこともあり、レスポンスも早く返ってきました。
Money Forward (マネーフォワード) はトータルでは便利で満足度が高いサービスです。
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