
1才9ヶ月の娘がいます (2015年6月現在) 。2015年4月から保育園に通い始め、1才児クラスに入っています。
保育園で設定する目標
保育園では、1年ごとに目標を設定します。大きく2つで、「保護者の目標」 と 「保育園での支援」 です。
- 保護者の目標:こんな子どもになってほしいという目標。親としてどういう方針で、どのような行動を取るか
- 保育園での支援:保育園がどのように子どもを支援するか
1年後にに、目標と支援に対する振り返りを行ないます。
1才児クラスの長女への今年の 「保護者の目標」 は、2つ挙げました。
1. 子どもが本来持っている好奇心を、親が邪魔しないようにする
1才の自分の子どもを見ていると、親である自分には些細なことでも好奇心を持っています。しかし、親がそれに気づかず、親の都合でその好奇心を邪魔してしまうことがあります。
好奇心が続いているのに、つい先を急がせてしまったり、他のことをすすめてしまいます。子どもが持っているせっかくの好奇心を、結果として邪魔しているわけです。
子どもが本来持っている好奇心を、親が邪魔しないために親としてできることは何もしないことです。
親がするべきことは最低限の範囲に留めたいです。子どもがやることに、もしそれが危険であったり、他の子に迷惑がかかるようなことは親がコントロールします。それ以外は、子どもが持つ好奇心を最大限に尊重します。
親である自分の都合で、子どもの好奇心を邪魔しないこと。1才の娘に対する1つ目の親の目標です。
関連エントリー:子どもの 「芽」 を摘まないために親ができること
2. 親の都合で怒らず、子どものために叱る
娘がやったことに、親から見てダメなことだと思った時に、親として怒る、もしくは叱るケースがあります。
「怒る」 と 「叱る」 をあえて分けて書いたのは、理由があります。2つを区別し、後者である 「叱る」 ことを適切にやりたいと思っているからです。
怒ると叱るの違いは、
- 怒る:感情的。自分の都合から。気持ちやストレスが発散される
- 叱る:理性的。相手のため。子どもにとって悪いことを正すため。やってはいけない行動に対して取る行動
よくやってしまいがちなのは、娘の行為が親である自分にとって好ましくないだけで、娘は悪いことをしているわけではないにもかかわらず、娘を怒ってしまうことです。
娘が自分の言うことを聞かない、思い通りにやってくれずについ感情的になってしまうことがあります。これは自分の都合だけで怒ることです。
感情的に怒っているため、怒るトーンはその時その時で違っているはずです。娘にとって、自分がなぜ怒られているのかがわからず、以前と怒られ方が違うと感じてしまっているかもしれません。
親の都合で怒らず、あくまで子どものためを思って 「叱る」 。
悪い行ない、やってはいけない行動に対して、娘のために正すべき時に叱るようにすることが、2つ目の保護者としての目標です。
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