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今回は、プロダクトやサービス開発についてです。
- プラダクトやサービスはどうなればユーザーに受け入れられる?
- 価値のあるプロダクトを提供したい
- 提供価値を見極めるためにはどうすればいい?
こんな疑問に答える内容でブログを書きました。
プロダクト・サービスにおいて 「価値」 をどうやって高めるかを書いています。
以下は記事の内容です。
- 価値とユーザー体験
- 価値を生み出すための4つの問い
- 価値を見極める姿勢
ぜひ、最後まで読んでみてください。
価値とユーザー体験
プロダクトやサービスの価値は、ユーザーや顧客がそれらを使うことによって得ることができます。
つまり、価値はユーザー体験において生まれます。
価値を生み出すための4つの問い
ユーザー体験を向上させるために、プロダクトやサービスのつくり手として以下を深掘りします。
価値を生み出すための4つの問い
- 問題設定:ユーザーはどんな問題を抱えているか。課題は何か
- 背景理解:課題の背景にあるインサイトやニーズは何か
- 解決案:設定した課題に対して自分たちはどんな解決アプローチをとるか
- 提供価値:ソリューションによってユーザーは何ができるか、何がわかるか
ポイントは、いきなりソリューションを考えるのではなく、始めに問題設定をすることです。自分たちはどんな問題を解くのか、問題解決のために取り組む課題は何かです。
価値を見極める姿勢
価値を考えるにあたって前提になるのは、そもそも価値かどうかは相手 (ユーザーや顧客) が判断するということです。プロダクトやサービスを提供する側ではありません。ここに価値をつくり出すことの本質的な難しさがあります。
しかしだからと言って、何が価値かどうかを相手に教えてもらう受け身の姿勢ではいけません。大事なのは、提供者側から何が価値なのかを能動的に見極めることです。
いかに相手のことを理解し、相手の立場や状況を想像し共感し、「これが価値ではないか」 を追い求めます。
相手に直接確かめられるのであれば仮説をぶつけ、フィードバックをもらいます。言葉で価値を伝えるだけではなく、必要に応じて簡易的なプロトタイプでもよいので使ってもらい擬似的なユーザー体験を経験してもらいます。
提供者側が仮説検証として問いかけたり観察をするのは、以下です。
価値を見極める視点
- ユーザーは満足してくれそうか
- 既存の他の方法を代替するか (自分たちはプラスアルファの価値を提供できるか)
- 使いにくそうなこと・わかりづらいことはないか
- お金を払ってでも使いたいと思えるか
まとめ
今回は、プロダクトやサービスの価値をどうやって見極めるかを解説しました。
最後に今回の記事のまとめです。
- プロダクトやサービスの価値は、ユーザーや顧客がそれらを使うことによって得ることができる。つまり、価値はユーザー体験において生まれる
- ユーザー体験を向上させるために、プロダクトやサービスのつくり手は以下を深掘りする (価値を生み出すための4つの問い) 。
- 問題設定:ユーザーはどんな問題を抱えているか。課題は何か
- 背景理解:課題の背景にあるインサイトやニーズは何か
- 解決案:設定した課題に対して自分たちはどんな解決アプローチをとるか
- 提供価値:ソリューションによってユーザーは何ができるか、何がわかるか
- 何が価値かどうかを相手に教えてもらう受け身の姿勢ではいけない。提供者側から何が価値なのかを能動的に見極めること。
提供者側が仮説検証として問いかけたり観察をする視点は、
- ユーザーは満足してくれそうか
- 既存の他の方法を代替するか (自分たちはプラスアルファの価値を提供できるか)
- 使いにくそうなこと・わかりづらいことはないか
- お金を払ってでも使いたいと思えるか
最後に
今回は、プロダクトやサービス開発を進めるにあたって、ユーザーへの価値をいかに生み出し提供するかを考えました。
自分たちが提供するもの・ことに対して、本当に価値があるかを判断するのはユーザーです。プロダクトやサービスの提供者側は、本質的には価値はわからず、従って相手に聞いてみる、観察をしてみることから、何が価値かを共感・理解し、どんな価値をどうやって価値を実現するかです。
最後に関連エントリーのご紹介です。プロダクトマネジメントについて書いたものです。よろしければ、ぜひご覧ください。