今回は、時間の使い方についてです。
- 気づけば時間を無駄に使ってしまっている…
- もっと自分の時間を有効に使いたい
- 時間を有意義に使う方法 (戦略的思考で)
こんな疑問に答える内容でブログを書きました。
この記事でわかること
この記事でわかるのは、時間をどうやって有効に使うかです。
自分の時間を有意義に使う方法を、戦略的思考から書いています。
時間の使い方のヒントだけではなく、戦略とは何か、戦略的な考え方や行動をするためのフレームもご紹介しています。
ぜひ最後まで読んでいただき、普段の時間の使い方に活かしてみてください。
時間は有限資産
時間は誰にでも平等に、1日に24時間あります。逆に言えば、24時間だけという有限なものです。
だからこそ、何に自分の時間を振り分けるかが大事です。
では、どうやって限りある貴重な時間を使い分ければよいのでしょうか?
今回は、戦略的思考から、自分にとっての有意義な時間の使い方をご紹介します。
戦略とは何か
いきなりですが、戦略とは何でしょうか?
戦略を一言で
戦略とは、目的を達成するために決めた 「やること」 と 「やらないこと」 です。
別の言い方をすれば、自分が持っている資源を何に使うかというリソース配分の指針です。資源・リソースとは、企業であれば6つの要素があり、人・モノ・金・情報・知的財産・時間です。
戦略は目的を達成するためにあります。つまり、戦略の上位には目的がきます。目的がなければ、あっても曖昧なら戦略をつくることはできません。
戦略のフレーム
戦略をつくるために、次のフレームに当てはめていくとよいです。
戦略フレーム
- 目的
- ターゲット (リソースの投入先 (目標) )
- どこで・何を・どうやるか
上から順番に、目的を決め、リソース投下先の目標を定めます。戦略で大事なのは絞ることです。絞るからこそ目標というターゲットに貴重なリソースを集中投下できます。
目的とターゲットが決まれば、戦場はどこか、そこで何をやるかを考えます。
厳密には、ここまでが戦略で、具体的にどのようなアクションプランなのかが戦術に当たります。
戦略を決める判断基準
戦略をつくっていくためには、フレームの各段階で意思決定が必要です。
具体的には、ターゲットをどれにするか、戦場はどこか、何を・どうするかです。判断基準があってこそ、それぞれの決断に一貫性を持てるようになります。
戦略を実行するために大切なのは、一貫性と具体性です。
目的からアクションプランまで具体的になっていて、ストーリーとして一貫したつながりがあれば、戦略を実行する現場は迷いなく動けます。
判断基準とは、要するに自分たちにとって何が大切なのかの軸です。
時間を戦略的に使う方法
ここまでの戦略的思考は、時間の使い方に応用することができます。
私自身のことを例にご説明すると、時間をどう使うかにストレングス・ファインダーという強み診断の結果も参考にしています。
ストレングス・ファインダーからわかった、自分の強みの要素トップ5には 「未来志向」 と 「最上志向」 が入っています。最上志向とは、強みを磨き最高レベルにしたいという考え方です。
これらは、自分にとって大切にしたい価値観です。価値観を判断軸に使うと、自分の時間を何に使いたいかが見えてきます。
未来志向からの時間の使い方
- 自分の未来につながるもの
- 単に過去を振り返るだけの、例えば昔話に花を咲かせるだけの時間にはあまり価値を感じない
最上志向からの時間の使い方
- 自分の欠点や苦手なことを直すよりも、強みを時間を使いたい
- 自分の専門性やスキルを伸ばす
- 新しい強みを見つけることにも時間を使う
過去ではなく未来、欠点ではなく強みというそれぞれの判断軸によって、自分の時間というリソースを何に使うか、その時間で具体的に何をするかを決めていきます。
まとめ
今回は、時間をどうすれば有意義に使えるかを書きました。
最後に今回の記事のまとめです。
- 時間は、1日に24時間だけという有限な資源。だからこそ、何に自分の時間を振り分けるかが大事
- 戦略とは、目的を達成するために決めた 「やること」 と 「やらないこと」 。自分が持っている資源を何に使うかというリソース配分の指針
- 戦略をつくるためのフレームは、
- 目的
- ターゲット (リソースの投入先 (目標) )
- どこで・何を・どうやるか
- 戦略をつくっていくためには、意思決定が必要。具体的には、ターゲットをどれにするか、戦場はどこか、何を・どうするか。判断基準があれば、それぞれの決断に一貫性を持てるようになる
- 時間の使い方にも、自分にとって何が大切なのかの軸を持つとよい。自分にとって大切な価値観を判断軸を使うと、自分の時間を何に使いたいかが見えてくる