青山繁晴氏の書籍 ぼくらの真実 は興味深く読めました。
問題の本質は日本国憲法である
拉致問題、北方領土問題、竹島問題、小笠原諸島と伊豆諸島の赤珊瑚密漁問題等、これらが解決しない理由は、根本のところでつながっていると青山氏は指摘します。根本とは日本国憲法です。
以下は本書からの引用です。
憲法といえども、人間の所業です。わたしたち日本国民は、自らの手で本物を造り直さねばなりません。
本物の憲法を作らないから、一の扉で見たように、主権を自ら否定した憲法のままになり、国民を護るという、国家のいちばんの基本が遂行できないでいる。そうだから日本はまだ、独立した主権国家ではない。
この負のサイクルをぐるぐる回っていたのが敗戦後のわたしたちだったのではないでしょうか。