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1127回目のブログ更新です。
今回は、自分の頭の中の整理の仕方、問題解決のフレームについて書いています。
- 仕事で悩んでいる…
- マネジメントがうまくいかない
- 問題解決のフレームとは?
こんな疑問に答える内容でブログを書きました。
この記事でわかること
この記事で書いているのは、ビジネスでの問題解決をどうすればいいかです。問題解決のフレームをご紹介します。
以下は、記事の内容です。
- マネジメントや問題解決は 「現状把握」 から
- 「考えている」 か 「悩んでいる」 か
- 問題解決のフレーム
マネジメントや問題解決は 「現状把握」 から
プロジェクトのマネジメント、プロダクト開発のマネジメント、問題解決の第一歩は現状把握からです。目の前の事象を整理し、いかに奥にある構造的な要因や問題の原因を把握できるかです。
現状把握のためのポイントは、以下の3つです。
- 複数の視点でものごとを見る
- 広い視野から捉える。短期的な時間軸だけではなく中長期で見る
- 本質は何かを考える
私は、これらの3つを忘れないように 「多長根」 と覚えています。多長根については、別のエントリーでご紹介しています。よろしければ、ぜひご覧ください。
「考えている」 か 「悩んでいる」 か
頭の中で考えていること (思考) も、現状把握が大切です。
自分が今、考えていると思っていることについて、次の2つのどちらの状態なのかを見極めます。
- 問題解決につながっているか。答えに行き着くか
- 出口が見えずに、堂々巡りをしているだけか
前者は 「考えている」 、後者は 「悩んでいる」 という状況です。2つの違いは、答えが出ること、決められることです。
心がけたいと思っているのは、自分の思考のうち 「考えていること」 を増やし、「悩んでいること」 を減らすことです。
しばらく考えて答えが出ないと思えば悩んでいる状況だとみなし、その状態から抜け出すようにします。時間が経ってからもう一度考えるようにしたり、人に相談すれば 「悩んでいる」 から 「考えている」 にできます。
問題解決のフレーム
現状把握は、ものごとを考えたり問題解決のための最初の一歩目です。
問題解決のアプローチの全体像は、現状把握も含めて以下の5つのステップで進めるとよいです。
- 現状把握 (事象から構造化と原因究明)
- 解くべき問題の設定
- 解決アプローチの策定、複数であれば優先順位の決定
- 解決案の実行
- 振り返りと検証
重要なのは、いきなり解決アプローチを考えることから始めないことです。現状把握と、それに基づく問題設定をやってからです。問題設定の質を高め、その後でどう解決するかを考えます。
この5つのステップは、汎用性が高いです。個人のことでも、仕事でのマネジメントやビジネスコンサルティングなど広く役に立つフレームです。
まとめ
今回は、
最後に今回の記事のまとめです。
- 現状把握のポイントは、
- 複数の視点でものごとを見る
- 広い視野から捉える。短期的な時間軸だけではなく中長期で見る
- 本質は何かを考える
- 「考えている」 か 「悩んでいる」 かの見極めが大事。
- 問題解決につながっているか。答えに行き着くか [考えている]
- 出口が見えずに、堂々巡りをしているだけか [悩んでいる]
- 問題解決のフレームは、
- 現状把握 (事象から構造化と原因究明)
- 解くべき問題の設定
- 解決アプローチの策定、複数であれば優先順位の決定
- 解決案の実行
- 振り返りと検証
最後に
今回は、現状把握をキーワードに、自分の思考への気づき方、問題解決のフレームについて書きました。
現状把握のためには、客観視と言語化をいかにできるかです。そのために有効な方法は、書き出してみることです。メモやノート、パソコンやスマホでも自分のやり方でよいので、図や文字に落とし込むとよいです。