#マーケティング #市場創造 #じゃない方
市場が成熟してくると、同じカテゴリーの競合同士が限られたパイを奪い合う構図になりがちです。競合が多く、需要が飽和状態に近づき、価格競争やポイント還元などの目先の施策を繰り返すだけでは大きな成長が見込めません。
ではそのような状況に陥ったとき、どうすれば新しい活路を見出せるのでしょうか?
この文脈で注目したいのが、"じゃない方" を見るという逆転の発想をするアプローチです。
自社が従来ターゲットとしてきた市場や注力顧客だけに目を向けるのではなく、使わない人や買っていない人、やっていない人といった、これまで想定していなかった層を観察し、未顧客の潜在ニーズを商品やサービスに転換していくという手法です。
今回は、資生堂の 「ファンデ美容液」 の事例から、どのように "じゃない方" を捉えるか、そして汎用的に得られる学びについて紐解きます。