#マーケティング #ビジネスモデル #顧客と価値
新商品や新サービスを投入したのに、思うように成果が出ない…。
もしかしたら、それは売り物だけを変えて、それに関連する他のことを見直していないからかもしれません。
売り物が変われば、顧客、店舗、売り方、価格、伝えるメッセージまで、実は関連する全てが変わる可能性があります。
今回は、紳士服 「洋服の青山」 の事例から、具体的に何がどう変わるのかを紐解きます。
#マーケティング #ビジネスモデル #顧客と価値
新商品や新サービスを投入したのに、思うように成果が出ない…。
もしかしたら、それは売り物だけを変えて、それに関連する他のことを見直していないからかもしれません。
売り物が変われば、顧客、店舗、売り方、価格、伝えるメッセージまで、実は関連する全てが変わる可能性があります。
今回は、紳士服 「洋服の青山」 の事例から、具体的に何がどう変わるのかを紐解きます。
#マーケティング #商品開発 #横展開
業界で 「当たり前」 とされていることは、本当に最適な選択なのでしょうか?長年続いてきた常識こそ、その奥にはイノベーションの種が眠っているかもしれません。
野球用のスパイクシューズは、これまでずっと軽くて素足感覚のあるものが良いとされてきましたが、その当たり前に一石を投じたのが、ミズノでした。
異業種のトレンドを野球に持ち込むという発想はいかに生まれ、どう実現されたのでしょうか?
ミズノの事例には、異なる業界・業種の常識を新しいアイデアに変えるヒントがあります。
#マーケティング #価値の再定義 #ジョブ理論
消費者は日々、どんな気持ちで商品やサービスを手に取っているのでしょうか?
価格や機能だけでは語りきれない選択の裏には、「その商品を通じて自分の状況を少しでも良くしたい」 という消費者の思いが隠れているかもしれません。
今回は、キリン生茶のリブランディング事例から、「ジョブ理論」 というレンズを通してマーケティングへの学びを掘り下げます。お客さんのジョブを理解し、本当に選ばれる存在になるためのヒントを、ぜひ一緒に見つけていきましょう。
#マーケティング #コミュニケーション #スルメサイクル
自社商品の広告に予算をかけているのに、売上が伸び悩んでいる…。SNS で話題になっても、なかなか購買につながらない…。
広告を打っただけ、または一過性のバズだけでは、消費者やお客さんに選ばれ続けるのは簡単ではありません。
お客さんの心に残り、購買行動につなげるには 「咀嚼」 と 「循環」 がカギを握ります。日清食品が展開する 「スルメサイクル」 は、テレビ CM を起点に、ネット上での話題化、そして店頭での購入へと自然に消費者を導くコミュニケーション手法です。
まるでスルメが噛むほど味わい深くなるように、消費者の関与が深まるほどブランド価値が高まるこのアプローチから、ぜひ一緒に学びを深めていきましょう。
#マーケティング #顧客理解 #ニッチ
自社の商品やサービスは、本当に届けたい人に響いているでしょうか?
多くの人にアピールしたいと思うほど、かえって特徴がぼやけてしまい、誰の心にも深く刺さっていないという状態に陥っていないでしょうか?
今回は、大阪梅田の飲食施設 「バルチカ03」 の事例を取り上げます。
取り残された消費者の潜在ニーズを丁寧に拾い、共感から始まるマーケティングで支持を広げた事例から、学べることを掘り下げます。
#マーケティング #ブランドコンセプト #メッセージ
自社の商品やサービスの本当の価値を、お客さんにきちんと届けられているでしょうか?
商品の良さを伝えているつもりでも、なぜか響かない…。その原因は、顧客自身も気づいていない本音を見落としていたり、ブランドが目指す姿とメッセージがズレているからかもしれません。
今回ご紹介したいしゃぶしゃぶ食べ放題の 「しゃぶ葉」 の取り組みは、この問題解決へのヒントを示しています。
しゃぶ葉の事例から、ブランドコンセプトとマーケティングメッセージの本質について掘り下げます。
#マーケティング #経営 #本
中学生がクラスメイトと 「株式会社」 を立ち上げ、ビジネスの楽しさと難しさを体感する。物語を読み進めるうちに、経営の基礎が自然と身についてしまう。
そんな一冊が、13歳からの経営の教科書 - 「ビジネス」 と 「生き抜く力」 を学べる青春物語 (岩尾俊兵) です。
今回は本書について、① あらすじ、② テーマ、③ ビジネスパーソンが学べること、④ 読んでの所感の4つに分けてご紹介します。
#マーケティング #カテゴリーエントリーポイント #ブランドエントリーポイント
自社の商品やサービスは、お客さんに思い出してもらえているでしょうか?
企業が直面する問題は 「良い商品なのに選ばれない」 という現実です。
消費者やお客さんから選ばれるためには、2つの重要な 「入口」 があります。それが 「カテゴリーエントリーポイント」 と 「ブランドエントリーポイント」 です。
消費者が 「これが必要だ」 と思う2つの瞬間を捉え、その時に真っ先に思い浮かべてもらえるブランドになることが大事です。この文脈で、三井住友海上火災保険の事例をケーススタディに、普段意識されにくい商品カテゴリーでも売上を伸ばす方法を紐解きます。
#マーケティング #観光マーケティング #価値の再解釈
自分たちが持つ本当の強みを活かしきれているでしょうか?
魅力的な商品や良い立地があっても、それが点で終わってしまい、お客さんを次の行動へと効果的につなげられていないとしたら、実はそこには機会損失が発生しているかもしれません。
ご紹介したい神戸市の観光名所の 「布引 (ぬのびき) の滝」 は、駅から徒歩15分という滝を、街と山をつなぐ役割として再定義することで、街全体の回遊観光の動線を変えました。
既存資源を見直し、顧客動線を設計し、地域全体に経済効果を波及させるマーケティング――。
ぜひ一緒に学びを深めていきましょう。
#マーケティング #ミッション #顧客目線
今、世界で苦戦するスターバックスを尻目に、日本のスタバは絶好調です。
日本市場での成功の裏には、商品力や居心地の良い店舗だけにとどまらず、組織運営の要因があります。キーワードは 「志は大きく、目線は低く」 。
今回はスタバの事例をもとに、理想と現実をつなぎ、持続的な成長を実現するための組織のあり方を紐解きます。
#マーケティング #ブランド拡張 #新商品開発
自社の顔とも言える主力ブランド。ブランドの力を、新商品開発やさらなる売上アップにもっと活かせるとしたら、新たな成長の可能性が開けます。
既存ブランドの知名度や信頼は財産ですが、下手に手を広げると長年かけて築き上げてきたブランドイメージを壊しかねない危険性もあります。
今回のテーマは 「ブランド拡張」 です。計画比2倍以上というヒットを記録した 「明治おいしいミルクコーヒー」 の事例から、成功するブランド拡張の秘訣、そして注意すべき落とし穴について解説します。
#マーケティング #マーケティングリサーチ #調査設計
消費者調査は実施したけれど、報告書が社内のフォルダに眠ったまま...。
データはたくさん集めたけれど、次の一手が見えてこない...。
こんな経験はないでしょうか?
少なくない企業がマーケティングリサーチに時間とコストをかけながら、その成果を活かしきれていないのが現実です。
本当に価値のあるリサーチとは、ただ単に 「知れて良かった」 で終わるのではなく、「次に何をすべきか」 に少なくとも示唆を出すものです。
今回は、マーケティングリサーチを情報収集で終わらせず、ビジネス課題の対処への貢献、次の一手に直結させるためのポイントを解説します。
#マーケティング #戦略 #マーケティング4P
魅力的な商品やサービスさえあれば成功する――。そう考えてはいないでしょうか?
もしかしたら、成功を阻む見えない壁が、商品・サービス以外の部分にあるのかもしれません。
今回は、この文脈でクールジャパンの事例を、マーケティングの 4P に当てはめて考察します。
製品力だけでは越えられない課題と、お客さんに価値を届け、ビジネスを成長させるために不可欠な顧客起点のマーケティングについて、具体的なポイントを掘り下げます。
#マーケティング #モーメント #UGC
自社の商品やサービスは、お客さんのどんな瞬間に選ばれているでしょうか?
この文脈で重要なのは、消費者や顧客企業が商品と出会い、購入し、使うという一連の 「モーメント (瞬間) 」 です。
ご紹介したい、日清食品のカップヌードルの 「エモい出」 キャンペーンは、モーメントをうまく活用した事例です。お客さんの記憶や体験に根ざしたマーケティングが、いかにしてモーメントを捉え、自社商品やブランドが選ばれるようにするかを紐解きます。
#マーケティング #顧客理解 #顧客価値
自社の商品やサービスの強みを、本当にお客さんの目線で伝えられているでしょうか?
会社の中や身内、業界では当たり前だと思っていて意識していないことが、実はお客さんにとって特別な価値になっている場合があります。
今回は、三井住友海上の事例を取り上げます。お客さんの声を活かし、本質的な顧客価値となるコアバリューを見出してマーケティングに反映する方法を掘り下げていきましょう。
#マーケティング #営業 #組織開発
あなたの会社では、営業とマーケティングはうまく連携できているでしょうか?
営業とマーケティングの2つの部門が別々に動き、本来の力を発揮できていないことがあります。
そこで今回はリクルートの 「Air ペイ」 の事例をもとに、営業とマーケティングが相乗効果を生み出し、ビジネスの成果を最大化する方法を探っていきます。
部分最適ではなく、全体最適によって営業とマーケティングの理想的な関係と、実現するための具体的なポイントを考えます。
#マーケティング #営業 #本
営業において、どんなに時代が移り変わっても 「人を動かす本質」 はそう大きく変わりません。
今回は、1964年に出版されながら、今なお営業のバイブルと呼ばれる 「私はどうして販売外交に成功したか (F ベトガー, 土屋健, 猪谷千春) 」 という本をご紹介します。
著者の営業パーソンとしての失敗と成功のリアルな体験談から、営業という仕事の基本原則について、ぜひ一緒に学びを深めていきましょう。
#マーケティング #PLG
今回は 「PLG (Product-Led Growth) 型マーケティング」 について、実例を交えながら詳しく見ていきます。
従来の営業主導型とは一線を画すプロダクトリード型の PLG 。PLG では、ユーザーがプロダクトを通じて直接価値を感じる仕組みをいかに構築できるかポイントです。
トヨクモの事例を踏まえた実践のヒントを、ぜひ一緒に学びを深めていきましょう。
#マーケティング #イノベーション #八段階の変革プロセス
会社から経営陣から 「イノベーションを起こせ」 と言われても、何から始めればいいのか分からない…。
多くの企業で変革の必要性が叫ばれる一方、現場が動かない、仕組みが整わない、成果が出ない…。
そんな壁に直面している企業は少なくないでしょう。
今回は、ハードウェア中心のビジネスから脱却し、全社員を巻き込んだでのビジネスモデルの変革を実現したOKI (沖電気工業) の事例をご紹介します。
八段階の変革プロセスに沿って実践の中身を解き明かし、学べる示唆を考えます。
#マーケティング #存在意義の再定義 #価値創出
市場の縮小で需要が減る中、自社の商品や技術も先細りになる…。そんな危機感を抱えていないでしょうか?
今回ご紹介するのは、老舗ライターメーカーのライテックの事例です。
事例から学べるのは、既存の枠を超えて商品の可能性を広げる発想法です。自社の強みを見つめ直し、新たな顧客ニーズと結びつけることによって、思いもよらない価値創造のチャンスが広がります。
#マーケティング #ブランディング #コンセプト
同じような商品やサービスが並ぶ中で、消費者や企業から選ばれるブランドには理由があります。その理由をつくっているのが 「ブランドエクイティ」 です。
では、どうすれば商品・サービスのことをお客さんの頭の中にしっかりと定着させられるのでしょうか?
今回は、コロナ禍で売上が大きく減少しながらも見事に V 字回復を果たした 「ミンティア」 の事例を取り上げます。ミンティアから、ブランドの価値を見直し、伝え、選ばれるためのブランディングを紐解きます。
#マーケティング #問題設定 #課題設定
BtoB (法人向け) ビジネスにおいては、自社製品の強みを活かし顧客企業が抱える問題を的確に解決することが求められます。
ただし、つい 「自社製品をどう売るか」 という意識に偏ってしまい、お客さんが本当に求めていることや、お客さんにとってどのような価値が生まれるかを十分に考慮できていないケースも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、顧客理解を深め、解決すべき顧客の問題設定、顧客課題と自社課題を設定していく全体像を解説します。
#マーケティング #新規顧客 #そのうち顧客
今すぐ買ってくれるお客さんだけを追いかけていないでしょうか?
マーケティングでは、ニーズが顕在化した顧客層に向けての "刈り取り施策" が優先される傾向があります。しかし、まだニーズが表に出ていない 「そのうち顧客」 は、未来の大切なファン候補です。
将来、必要になったときに最初に自社ブランドのことを思い出してもらえる存在になるためには、今のうちから接点を持ち、少しずつ関係を育てていくことが重要です。
今回は、ヤンマーの観光農園の事例をもとに 「そのうち顧客」 へのアプローチを考えていきます。
#マーケティング #真実の瞬間 #FMOTとSMOT
お店に並ぶ数多くの商品――。果たして、その中で自社商品は消費者からの 「選ばれる理由」 を持っているでしょうか?
消費者は、お店の商品棚の前でのたった数秒の第一印象で購入を決め、その後の使用体験でリピートするかどうかを判断します。
今回は日本調剤の漢方薬 PB の 「10COINS KAMPO」 の事例をもとに、店頭での陳列やパッケージデザイン、そして使用後の体験まで、お客さんから選ばれるメカニズムを紐解きます。
#マーケティング #消費者ニーズ #本
消費者調査のアンケートの回答やヒアリング内容が、なんとなく表面的に感じられる…。
では、消費者やお客さんが本当に求めていることは、いったい何だろうか?
消費者自身すら気づいていない潜在的なニーズにどうすれば迫れるのか、そこからどう商品価値へと落とし込むのか――。そのヒントが詰まった一冊が 「消費者ニーズ」 の解像度を高める (犬飼江梨子) です。
今回は、こちらの本をもとに消費者ニーズの掘り下げ方から価値提案への展開、マーケティング力の鍛え方を掘り下げます。
#マーケティング #KPI #ブランディング
設定している KPI は、本当にビジネスの成功につながっているでしょうか?
陥りやすいは 「測定しやすい指標」 を追いかけるあまり、本当に見るべき指標を見失い、成果とのつながりを可視化できないことです。
今回はエアコンメーカーであるダイキンの事例から、KPI 設計への教訓を紐解きます。
#マーケティング #ブランドイメージ #インターナルマーケティング
うちの商品、昔と比べて良くなっているのに、なかなかその良さが伝わらない…。
ヘビーユーザーは商品の最新事情を理解していても、大多数のライトユーザーや離反ユーザーは古いイメージのままというギャップ。このギャップを埋められれば、新たな市場が広がります。
キリンビバレッジの 「午後の紅茶」 は、このギャップを見抜き、顧客目線の価値訴求によって紅茶を夏の定番商品にもブランドイメージを拡張しました。
成功の裏には、顧客視点でのブランド再定義と社内外への丁寧な働きかけがありました。
#マーケティング #顧客理解 #価値創出
新商品の企画で、まず何をするでしょうか?
競合分析に時間を費やし、業界のトレンドに乗り遅れてはいけないと焦ってしまう…。しかし、本当にそれが成功への近道なのでしょうか?
アシックスの事例は、私たちに重要な問いを投げかけています。それは 「本当の競争相手は誰か?」 です。
競合に目を向け過ぎると、お客さんが本当に求めているものを見失う可能性があります。ぜひ一緒に事例から学びを深めていきましょう。
#マーケティング #新しい問題 #新しい解決
目の前の変化を、どうすればビジネスチャンスに変えられるのでしょうか?
私たちのまわりでは日々、テクノロジーの進化や生活様式の変容など、様々な環境変化が起きています。その変化が生み出す "歪み" こそが、実は新たなビジネスの種になったりします。
オムロンフィールドエンジニアリングは、小売や飲食店のデジタル化という環境変化から生まれた問題を独自のソリューションで解決し、価値を生み出しました。
今回はこの事例をもとに、新しい問題がどのように生まれ、それをどう解決し、どんな価値につながっていくのかを考えます。
Aqxis 代表 (会社 HP はこちら) 。マーケティングおよびマーケティングリサーチのプロフェッショナル。ベンチャーから一部上場企業の事業戦略やマーケティングのコンサルティングに従事。
前職の Google ではシニアマネージャーとしてユーザーインサイトや広告効果測定、リサーチ開発に注力し、複数のグローバルのプロジェクトに参画。Google 以前はマーケティングリサーチ会社にて、クライアントのマーケティング支援に取り組むとともに、新規事業の立ち上げや消費者パネルの刷新をリードした。独立後も培った経験と洞察力で、クライアントにソリューションを提供している。
ブログ以外にマーケティングレターを毎週1万字で配信中。音声配信は Podcast, Spotify, Amazon music, stand.fm からどうぞ。
名古屋出身、学生時代は京都。気分転換は朝のランニング。