
今回は、ビジネスキャリアについてです。
- キャリア形成のきっかけのパターン分け (マトリクスで)
- 自分の 「おもしろそう」 を大事にする働き方
- 直感を鍛えてキャリアをつくっていく方法
こんな疑問に答える内容でブログを書きました。
この記事でわかること
この記事でわかるのは、ビジネスキャリアのつくり方です。
どういう仕事の入り方をすれば、キャリア形成につながるかの考え方と方法を書いています。ぜひ記事を最後まで読んでいただき、お仕事やキャリアへの参考にしてみてください。
仕事のきっかけ
いきなりですが、今やっている仕事は、どういうきっかけで始まったか覚えていますでしょうか?
業務や仕事が始まったきっかけのパターンを分類すると、次のように整理できます。

仕事へのおもしろさ
左の2つ 「自分が見つけたおもしろそうなこと」 と 「おもしろそうなことを人に誘われて」 は、最初からおもしろうだと感じてやってみた仕事です。
右側の2つは、最初はそうは思わなかったものです。自分がやるべきという義務感や、頼まれて断れなかった責任感から始まる仕事です。
自分のこれまでの仕事を振り返ってみると、こうした始めは義務や責任から入った仕事でも、取り組んでいるうちにおもしろくなったのはよく起こります。
マトリクスで4つに分類しましたが、いずれにも共通するのは自分の直感的な 「おもしろい」 という気持ちです。
自分が感じるおもしろいを仕事に見い出せれば、仕事を前向きに取り組め、振り返れば自分のキャリアができています。
直感を大切にする
仕事が始まるきっかけで、最初からおもしろそうだと思えるのは、直感に近い感覚です。
大事にしたいと思っているのは、まだやっていないにもかかわらず、自分で見つけた、もしくは人から誘われた時に直感的におもしろそうだと感じるかです。
では、どうすれば直感を磨き、仕事やキャリア形成に活かすことができるのでしょうか?
直感の磨き方
普段からできる直感の磨き方は、どういった方法があるでしょうか?
具体的には、次のやり方があります。
直感の磨き方
- 気づく
- 掘り下げる
- 行動する
- 振り返る
[直感の磨き方 1] 気づく
1つ目の 「気づく」 とは、日々の自分の直感に気づくことからです。
そのためには大切にしたいと思っているのは、心に余白を持っておくことです。精神的な余裕がないと、直感へのアンテナが鈍くなります。
[直感の磨き方 2] 掘り下げる
2つ目の 「掘り下げる」 は、直感に対してなぜそう感じたかに目を向けます。
直感が生まれた瞬間は、自分でもなぜそう思ったかが説明できないものです。しかし、よくよく考えてみると直感には何かしらの理由があるはずで、直感の奥にある論理を掘り下げます。
[直感の磨き方 3] 行動する
3つ目の 「行動する」 とは、直感に従って行動をしてみることです。
もちろん、全ての直感が正しいとは限りませんが、直感を鍛えるためには 「気づく」 と 「掘り下げる」 だけで終わらずに、行動に移します。
[直感の磨き方 4] 振り返る
4つ目の 「振り返る」 は、直感に従った行動がどうなったかの振り返りです。
直感で思ったことをやってみて、実際にどういう結果になったかと、結果までのプロセスも含めた振り返りです。直感を仮説と見立てれば仮説検証に当たります。
以上の4つ (気づき・掘り下げ・行動・振り返り) を、仕事やプライベートの日常生活でも意識してやってみます。
少しずつの積み重ねが訓練になり、直感は磨かれていきます。大きな仕事やキャリアの節目で、直感が役割を果たしてくれます。
まとめ
今回は、ビジネスキャリアについてでした。
最後に今回の記事のまとめです。
業務や仕事が始まったきっかけのパターンの分類

大事にしたいと思っているのは、4つのうちいずれにおいても直感的に 「おもしろそう」 だと感じるか。左の2つは最初からおもしろうだと感じてやってみた仕事。右の2つは、最初はそうは思わなかったものの、取り組んでいるうちにおもしろくなることがある。
直感の磨き方
- 気づく:日々の自分の直感に気づくことから
- 掘り下げる:直感に対してなぜそう感じたかに目を向ける
- 行動する:直感に従って行動をしてみる
- 振り返る:その行動がどうなったかの振り返り