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今回は、新しい環境での仕事についてです。
- これから新しい職場や仕事になる
- 自分がやっていけるか不安…
- 新しい環境でどうすればいい?
こんな疑問に答える内容でブログを書きました。
会社での部署の異動、転職や独立後に、新しい環境での仕事にはどう向き合えばよいのでしょうか?
今回は、新しい環境で仕事に取り組むにあたって、私が大切にしたいと思っていることです。
過去の部署異動や転職、直近では Google を辞めて独立をした経験を振り返り、新しい環境でチャレンジする方に読んでもらいたいと思い、書きました。
ぜひ、参考にしてみてください!
以下は、この記事の内容です。
- 新しい環境での仕事の向き合い方
- 中長期で信用を築く
- プライドを捨てる
新しい環境での仕事の向き合い方
前職の Google へ転職した直後、現在の独立をしてフリーランスになった後で共通する、仕事への向き合い方があります。
それは、「他の誰も拾っていないが、でも誰かががやったほうがいいこと」 を率先してやることです。
具体的には、例えば以下です。
- 情報の整理やアウトプット、関係者への共有 (例: 会議でのホワイトボードへのまとめ、議事録)
- チームや人と人と間に入る調整。例えばチャットでしかコミュニケーションがされていないので会議設定をする
- アイデアの実行。誰かが言いだしたものの手をつけられていないことをやり切り、着実に形にする
これらの多くは、やってもまわりからは称賛されたり高い評価を得ることは経験上ありません。面倒や大変だったりするわりに報われないこともあります。手柄とまでは言いませんが、自分の承認欲求が満たされないことが多いです。
中長期で信用を築く
特に新しい環境においては、こういうものこそ自分の役割だと思ってやるようにしています。
確かに短期では目立つ仕事ではなく、やり切ったとしても報われにくいことです。評価がすぐにつくわけでもありません。
しかし中長期で見れば、愚直にやるべきことを拾い続けることによって、少しずつまわりからの信用を築くことができます。この積み重ねが大事で、後々に効いてきます。
すぐに成果に結びつかなくても、やったその場では認知されなくても、正しいと思うことを愚直に自分がやり、取り組んでいきます。
プライドを捨てる
誰かがやったほうがいいが、誰も手を付けていないことをやる時のポイントは、自分の変なプライドを捨てることです。
プライドとは、例えば前職の自分の状況を新しい環境にその必要もないのに持ち込むことです。こだわりやプライドを持ったままだと、こういう仕事は自分の役割ではないと決めつけてしまいます。
誰も拾っておらず、すぐに成果に結びつかないことには、自分もやらなくてよいと思えてしまいます。それよりも、他の人がやっているような目立つ仕事を自分もやりたくなります。隣の芝は青く見えるからです。
先ほど書いたように、信用は少しずつ獲得するものです。一発ホームランで狙うのではなく、ポテンヒットや内野安打でもいいので塁に出続けることです。
まとめ
今回は、部署異動や転職の直後で、仕事への向き合い方をご紹介しました。
最後に今回の記事のまとめです。
- 新しい職場や仕事では、「他の誰も拾っていないが、でも誰かががやったほうがいいこと」 を率先してやるとよい。これらの多くは、やってもまわりからは称賛されたり高い評価を得ることはないかもしれない
- 確かに短期では目立つ仕事ではなく、やり切ったとしても報われにくい。しかし中長期で見れば、愚直にやるべきことを拾い続けることによって、少しずつまわりからの信用を築くことができる。すぐに成果に結びつかなくても、やったその場では認知されなくても、正しいと思うことを愚直に自分がやるとよい
- そのためには、自分の変なプライドを捨てる。こだわりやプライドを持ったままだと、こういう仕事は自分の役割ではないと決めつけてしまう。。プライドは一旦捨て、一発ホームランで狙うのではなく、ポテンヒットや内野安打でもいいので塁に出続ける。信用は少しずつ獲得していく
最後に
人間は誰しも承認欲求があり、できることなら認められたり、自分のやったことに皆から称賛されたいと思います。しかし、新しい環境でまだ自分への信用が築かれていない状況では、焦る気持ちから手っ取り早く自分の成果を求めるよりも、いかにまわりの役に立つことを一つでもやれるかです。
たとえ、やって当たり前のこと・誰かがやるべきことでも、他の誰もが手を付けていないことは、自分の仕事をつくるチャンスです。