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1171回目のブログ更新です。
今回は、働き方についてです。副業について、あらためて自分の考え方を整理しています。
このエントリーで読んでいただきたい内容は、以下です。
- 「複業」 と捉える理由
- 副業から複業になり、独立へ
- 複業の先は 「福業」
「複業」 と捉える理由
先に結論を書くと、私は 「副業」 ではなく 「複業」 と捉えたいと考えています。
理由は、次の3つです。
- 全力で取り組みたいため
- 甘えや逃げをなくすため
- 可能性を制限しないため
以下、それぞれについての補足です。
[理由 1] 全力で取り組みたいため
副業だと、本業とは別のサブという位置づけになります。
たとえ本業以外の活動であっても、取り組んでいる時は目の前のことに全力で取り組みたいです。副業ではなく、あくまで複数の仕事をしているという考え方から 「複業」 という言葉を選びたいです。
[理由 2] 甘えや逃げをなくすため
副業と位置づけると、どこかで甘えや逃げ道をつくってしまいます。
仮に自分にとっては本業以外の仕事であっても、仕事を一緒にする相手にとっては本業です。自分は副業、相手は本業では、相手との認識や当事者意識のギャップが生まれます。
複数の仕事を持ち、どれも責任を持って価値を提供するためにも副業ではなく複業と捉えます。
[理由 3] 可能性を制限しないため
過去の自分の経験からも、本業以外の活動であっても、いつそれが本業になるかはわかりません。
最初から副業と決めつけると、可能性を狭めてしまいます。複数の仕事や事業をフラットに持ちポートフォリオを持っていると考えるためにも 「複業」 とします。
副業から複業になり、独立へ
前職の Google を辞め、フリーランスとして個人で独立をした経緯を振り返ると、確かに最初は副業という意識でした。
もっと言えば副業ですらなく、純粋な好奇心や相手の役に立ちたいという気持ちから本業以外にも範囲を広げました。
次第に思うようになったのは、本業以外のいくつかの活動を 「複業」 と捉えるようになったことです。複数の仕事を並行してやり、本業も含めて他のところの学びが別の仕事で役に立つなど、今までにない経験でした。
複業と捉えたことによって、どれが本業でどれが副業かは考える必要がなくなり、1つ1つがフラットになりました。それぞれに集中でき、全力でコミットする気持ちになりました。
会社を辞め独立を決められたのは、それまでに複業をしながら気持ちの上でも準備ができたからです。
複業の先は 「福業」
どんな仕事でも、自分がやったことから価値を生み出し相手に提供したいです。その先の人々や社会に、自分の仕事を通じてどれだけ役に立てるかです。
複業の先にあるのは 「福業」 です。自分の仕事からまわりや皆を幸せにできるかです。幸福につながる仕事を複数持っている状態を目指します。
まとめ
今回は、ビジネスキャリアについてでした。最後に内容のまとめです。
副業ではなく 「複業」 と捉えたい。理由は、
① 全力で取り組みたいため
② 甘えや逃げをなくすため
③ 可能性を制限しないため
前職の Google を辞め、フリーランスとして個人で独立をした経緯を振り返ると、最初は純粋な興味や気持ちから、本業以外の副業が複業になり、独立につながった。
複業の先は 「福業」 。自分の仕事からまわりや皆を幸せにする、幸福につながる仕事を複数持っている状態を目指したい。