
今回は、「バッティングセンターを出る」 という例えから、新しい挑戦についてです。
- 「バッティングセンターを出る」 の本質とは?
- 身近な例に当てはめると
- どうすれば 「グラウンド」 で活躍できる?
こんな疑問に答える内容を書きました。
この記事でわかること
この記事でわかるのは、新しい挑戦を成功させる方法です。
バッティングセンターを出るという考え方と、このアナロジーを身近な例に当てはめています。そこから、新しい挑戦を成功させるマインドセットをご紹介します。
ぜひ記事を最後まで読んでいただき、お仕事やキャリアへの参考にしてみてください。
バッティングセンターを出る
今回の記事でご紹介したいのは、「バッティングセンターを出る」 という考え方です。
バッティングセンターでは、ピッチングマシンから投げられるボールでバッティングの練習ができます。マシンごとにボールのスピードが決まっています。ボールのコースもほぼストライクゾーンに来るので、打つことに集中できる状況です。
では、ここで言う 「バッティングセンターを出る」 は、何を意味するでしょうか?
それは 「不慣れな環境にあえて出る」 です。
野球の例えで続ければ、グラウンドに出てのチーム練習や試合です。バッティングセンターにはいないチームメイトや試合の対戦チームがいる場です。
それでは、「バッティングセンターを出る」 を仕事での身近な例に当てはめると、どうなるでしょうか?
身近な例
普段の仕事や生活で当てはめると、次のようなことに当てはまります。
「バッティングセンターを出る」 の身近な例
- 近い同僚以外の人に、仕事のアイデアを話してみる
- 新しい取引先 (異なる業界) を開拓する
- 新規プロジェクトに参加する
- 通勤ルートを変えてみる
- いつもと違う人とランチへ行く
バッティングセンターという勝手がわかっている環境ではなく、あえて違う状況をつくり出します。これは、普段の仕事やプライベートでできる新しい挑戦です。
新しい挑戦、今回で言う 「バッティングセンターを出る」 には、メリットとデメリットがあります。
デメリットとメリット
まずは先にデメリットからです。
デメリットは、新しいことで不慣れなので、試行錯誤や苦労があります。うまくいかないことのほうが多く、挑戦は失敗することもあります。
では、一方のメリットは何でしょうか?
メリットは、試行錯誤や失敗の分だけ、新しい体験と経験、学びが得られます。バッティングセンターでは味わえない体験がグラウンドにはあるのです。
私は、デメリットとメリットを見比べた時に、メリットのほうが大きいと考えます。
メリットを享受するために大事なのは、どんな姿勢で新しい挑戦をするかです。
新しい挑戦への姿勢
バッティングセンターを出るために大切にしたいマインドセットがあります。
具体的には、次の5つです。
新しい挑戦への姿勢
- 自分の 「出たい」 「やりたい」 気持ちを大切にする
- 成功への過度な期待を抱かない (失敗もある前提で)
- 小さく始める
- HDCA サイクルをまわす (仮説 → 実行 → 検証 → 仮説反映 → 実行 → … )
- 新しい挑戦を楽しむ
これらの姿勢や方法から、新しい挑戦の成功確率を上げていきます。
それでも、バッティングセンターではなくグラウンドでは、うまくいかないこともあるでしょう。しかし、試行錯誤や失敗から得られることがあります。
ぜひバッティングセンターから出て、新しいことをやってみる、それを通して自分に変化をつくってみましょう。
まとめ
今回は、「バッティングセンターを出る」 という例えから、新しい挑戦についてでした。
最後に今回の記事のまとめです。
1.
バッティングセンターを出るとは、「不慣れな環境にあえて出る」 。グラウンドに出てのチーム練習や試合。
身近な例
- 近い同僚以外の人に、仕事のアイデアを話してみる
- 新しい取引先 (異なる業界) を開拓する
- 新規プロジェクトに参加する
2.
新しい挑戦への姿勢
- 自分の 「出たい」 「やりたい」 気持ちを大切にする
- 成功への過度な期待を抱かない (失敗もある前提で)
- 小さく始める
- HDCA サイクルをまわす (仮説 → 実行 → 検証 → 仮説反映 → 実行 → … )
- 新しい挑戦を楽しむ
3.
バッティングセンターではなくグラウンドでは、うまくいかないこともあるが、試行錯誤や失敗から得られることがある。
バッティングセンターから出て、新しいことをやってみる、それを通して自分に変化をつくってみよう。