
今回はビジネスキャリアについてです。
この記事でわかること
- 専門スキルを伸ばす方法 (3つ)
- 1. 理論と実践
- 2. マーケットインとプロダクトアウト
- 3. 「深める」 と 「広げる」
- キャリアとスキル獲得でフリーランスと会社員の違い
今回はフリーランスでのキャリア形成についてです。
私がフリーランスをやっていた時に意識していた三つをご紹介します。
ぜひ記事を最後まで読んでいただき、お仕事やキャリアでの参考にしてみてください。
専門スキルを伸ばす方法
私が心がけたいと思っていることは次の三つです。
専門スキルを伸ばす方法
- 理論と実践
- マーケットインとプロダクトアウト
- 「深める」 と 「広げる」
では順番に見ていきましょう。
[方法 1] 理論と実践
理論として得た知識は実務で使ってみます。これが 「理論 → 実践」 です。
逆の流れもあり、業務で経験したことは自分なりの理論として体系化します。具体の体験を抽象化しストックします。「実践 → 理論」 です。
理論と実践の二方向を繰り返しながらキャリアを伸ばしていきます。
[方法 2] マーケットインとプロダクトアウト
マーケティングの 「マーケットイン」 と 「プロダクトアウト」 の考え方は、キャリアにも応用することができます。
スキル獲得のマーケットインとは、自分が相手から求められることに応えていきます。顧客や一緒に働く人からの期待を 1% でも超える成果を出します。1mm でも自分をストレッチする過程でスキルが鍛えられます。
ではプロダクトアウトは、どのようになるでしょうか?
プロダクトアウトとは、自分の知見やスキルをどこの誰の価値につなげるかを考えます。
自分のことが活きる環境を見つけます。環境は因数分解ができ、場所 (例: 市場, 業界, 会社 (顧客) , 組織) 、働く相手、その人の状況です。
マーケットインとプロダクトアウトの両方から自分のスキルを伸ばしていきます。
[方法 3] 「深める」 と 「広げる」
既存のスキルを深めると同時に新しいことにも挑戦します。既存の強化と新規開拓の両方をやっていくのです。
どちらかと言うと既存のスキル強化に目が向きがちです。「広げる」 を意識していないと既存強化ばかりになってしまいます。もちろん既存の強化は大事ですが、意図的に広げチャレンジから自らのスキルセットを変化させます。
既存と新規の目安は、10あれば新しいことに2~3割は時間をかけます。
新しい取り組みの多くは最初はうまくいかないでしょう。だからこそ数多く種を蒔いておき、一つでも芽が出れば良いと考えます。成功確率が低いからこそ余裕を持って多くの挑戦をします。
フリーランスのキャリアとスキル獲得
補足です。
キャリア形成や専門スキル獲得において、フリーランスという状況についてです。
私は独立をしてからの約2年はフリーランスの立場で仕事をしていました。独立前は Google で5年5ヶ月いました。
自分が会社員だっだ時と比べると、フリーランスでは自分で仕事をつくる、獲得することが大事です。自分を一つの会社と見立ててどう事業をつくっていくかです。
キャリアも同じで、自分自身でキャリアをつくっていく必要があります。会社員の時には人事研修や面談、上司からのフィードバックや評価が得られました。しかしフリーランスではこのような機会はありません。
待っているだけの受け身の姿勢では何も起こりません。自ら主体的に取りにいくことが大事です。
まとめ
今回は、キャリア形成とスキル獲得の方法を掘り下げました。
いかがだったでしょうか?
最後に今回の記事のまとめです。
専門スキルを伸ばす方法
- 理論と実践。理論を実践する、実践を理論化する二方向を繰り返す
- マーケットインとプロダクトアウト。相手から求められる期待を超える、自分の知見とスキルを活かす環境を見つける
- 「深める」 と 「広げる」 。既存スキルの強化と新規スキルの探索 (常に新しい挑戦をする)
フリーランスのキャリアとスキル獲得
- 会社員だっだ時と比べるとフリーランスでは自分で仕事をつくる、獲得することが大事
- 待っているだけの受け身の姿勢では何も起こらない。自ら主体的に取りにいく