
今回はリーダーシップと意思決定についてです。
この記事でわかること
- リーダーに必要な5つの力
- 決断力とリーダーシップ
- 決断力の源泉
この記事で書いているのはリーダーシップについてです。
記事の前半ではリーダーに求められる力を5つご紹介しています。後半では5つの中から 「決断力」 について、リーダーにしかできない決断と決断力の源泉を掘り下げています。
ぜひ記事を最後まで読んでいただき、お仕事での参考にしてみてください。
リーダーに求められる能力
いきなりですが、リーダーに求められる能力には、どのようなものがあるでしょうか?
私が考えるリーダーに必要な力は、次の5つです。
リーダーに求められる能力
- 構想力 (ビジョンを描く)
- 決断力 (決める)
- 意志力 (信念がある)
- 実現力 (やり遂げる)
- 人間力 (人がついてくる)
ではここからは、二つ目の決断力について見ていきます。
リーダーと決断
リーダーに求められるのは、リーダーにしか意思決定ができない場面での決断です。
誰にでもできるような 「明らかにこっち」 という状況しかないのであれば、リーダーは不要です。甲乙をつけるのが難しいときに、最後はリーダーが意思を持って決断します。これがリーダーに求められる決断です。
ではリーダーの決断力の源には何があるのでしょうか?
決断力の源泉
私が思うリーダーの決断力の源泉は次の三つです。
リーダーの決断力の源泉
- 心から信じている未来
- 何としても実現する覚悟
- メンバーへの想い
ではそれぞれについて順番に見ていきましょう。
[源泉 1] 心から信じている未来
リーダーに必要な力のうち、一つ目が構想力でした。ビジョンを描く力です。
心から実現したい未来、描いたビジョンを誰よりも信じているのがリーダーです。その未来のために、これが最善の選択という気持ちが決断をする原動力になります。
だからこそリーダーは今やっていること、これからやろうとしていること、やらないと決めたことはビジョンにつながっているかを常に問うことが大事です。
[源泉 2] 何としても実現する覚悟
リーダーにはビジョンを描くだけではなく、それを実現することが求められます。役割を果たす当事者意識、なんとしても実現したいという覚悟です。
強い覚悟が決断への腹をくくる後押しをします。
自分が決めたことについて、どんな結果になろうとも責任をとる覚悟を持っています。こうした覚悟は決断への源泉になります。
[源泉 3] メンバーへの想い
難しい決断だからといって意思決定を先延ばしすることは、ただ時間を浪費してしまうだけです。誰かがいつかは決めなくてはなりません。
リーダーは周りのメンバーにはできないこと、リーダーにしかできない決断をします。
困難な意思決定をして立ち向かうのは時としてはつらい立場です。それを自ら引き受ける人間性が決断できることにつながります。
周りのメンバーのために自分が決めるというメンバーへの想いが決断の源泉になります。
まとめ
今回はリーダーシップについてでした。
いかがだったでしょうか?
最後に今回の記事のまとめです。
リーダーに求められる能力
- 構想力 (ビジョンを描く)
- 決断力 (決める)
- 意志力 (信念がある)
- 実現力 (やり遂げる)
- 人間力 (人がついてくる)
リーダーと決断
- リーダーに求められるのはリーダーにしか意思決定ができない場面での決断
- 甲乙をつけるのが難しいときに、最後はリーダーが意思を持って決断する
リーダーの決断力の源泉
- 心から信じている未来
- 何としても実現する覚悟
- メンバーへの想い