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今回のブログエントリーは、いただいた質問に答えます。
エントリー内容です。
- [質問] ランニングを続けるモチベーションを維持するには、どうすればよいか
- 回答
- まとめ
質問
ランニングのモチベーション維持をどうすればよいでしょうか。
ランニングを休む日もありますが、1ヶ月程度は続けています。あまり変化が表れないので、モチベーションの維持に苦戦しています。
回答
ランニングなどの運動の習慣化は、開始1ヶ月は継続が不安定になりやすい時期です。ランニングを始めた直後に比べ、刺激や身体の変化が少なくなる頃です。
ランニングを続けるポイントは3つです。
- 自分の 「快」 を意識する
- 変化、成果や結果ではなく、プロセスを重視する
- 例外を認める
一般化すれば、ランニングに限らず、習慣したい色々なことに当てはまります。
では、3つのポイントをそれぞれ解説します。
1. 自分の 「快」 を意識する
走っている時、走り終わった直後にある、自分の 「快」 に気づくといいです。
快とは、具体的にどんな楽しさ・うれしさ・気持ち良さを感じるかです。例えば、走りながら聴く音楽、爽快感、走り終わった時の晴れやかな気持ちや満ち足りた気分です。
走った直後とは、60秒以内が目安です。時間が経ちすぎての 「快」 は、行動への誘発効果が弱くなります。
快を自分の言葉で言語化し、頭の中で毎回意識してみてください。さらに効果的なのは、日記に走った記録と、その時の気持ちも併せて記しておくことです。書くことによって、自分の気持ちをはっきりと言語化し、より強く意識できます。
2. 変化や成果・結果よりも、プロセスを重視する
ランニングを1ヶ月続けると、変化や成長を感じにくくなります (ハードなトレーニングは除きます) 。ランニングを始めてすぐは、早く走れるようになる、長い距離や時間を走れるなどの、目に見える変化が起こります。しかし、この時期は身体の変化が自分ではわかりづらいです。
こうした成果や成長をモチベーションにすると、変化が見えにくいので次第に意欲が下がります。
続けることを優先するためには、成果や結果ではなく、走ること自体のプロセスを重視するとよいです。走るという行動を1日1日と積み重ねることを目標にします。
3. 例外を認める
日々続けることによって習慣になりますが、完璧主義は諸刃の剣です。完璧主義の弊害は、パーフェクトが崩れた時に気持ちが一気に冷めてしまうことです。
ランニングを毎日しようと思っても、天候や体調、突然の予定など、自分のコントロール外のことで、走る時間が取れないことは必ずあります。
できない日があっても、そういう状況や自分を受け入れることです。例外を認め完璧を目指さずに、気持ちの 「余白」 を持っておくことが長い目で見れば継続するポイントです。
まとめ
今回いただいた質問は、「ランニングのモチベーション維持をどうすればよいか」 でした。
回答のまとめです。
- 走っている時や走り終わった直後 (60秒以内) の自分の 「快」 に気づくこと。毎回その快を意識するとよい。日記に走ったことと快を記録すれば、より強く意識できる
- 走ることによる変化、成果や結果ではなく、走ること自体のプロセスを重視する。走るという行動を1日1日と積み重ねることを目標にする
- 完璧主義を捨て、できない日や走らなかった自分を受け入れ、例外を認める