2013/06/16

眼鏡型コンピュータの次はインターネットコンタクトレンズ

ここ1年くらいでウェアラブルコンピューターが盛り上がっています。プロダクトとして現実感がでてきました。

Appleが開発中と言われる腕時計型のiWatchも楽しみですが、現時点で一歩リードしているのはグーグルのGoogle Glass。すでにプロトタイプはできていて開発者にも配布されています。各種報道では早くて年内、もしくは来年くらいには発売されるのではと言われています。

ウェアラブルコンピューター(wearable computer)は、直訳すれば身につけるコンピューター。現在主流のスマホやタブレットなどのモバイルよりも1つ先に進んだデバイスです。ただ、ウェアラブルとしてはめがね型端末はまだ進化の途中段階だと思っています。

メガネの次にあるのはコンタクトレンズ。インターネットコンタクトレンズが出てくると思っています。

■インターネットコンタクトレンズとは

機能としては、インターネットコンタクトがネットにアクセスし自分の視界にネット情報を表示するという、言葉にするとシンプルなものです。

プラスアルファとして自分が見ている目の前の景色を画像/動画で記録できるようになるかもしれません。

自分の瞳が認証キーになっていて、ネットコンタクトを装着しログインをする。ログイン後は今日のスケジュールや天気、交通情報、受信しているメッセージなど、一通りの情報が視界に表示される感じです。

データ自体はコンタクト内には最小限しか保存せず、ほぼクラウド上に置いておくことになりそうです。その頃にはネットへのアクセス環境はほぼ当たり前のように充実していそうなので、ネットにつなげるという感覚はもはやなく、コンタクトをつけるとそこに情報があるという感覚なのかもしれません。

インターネットコンタクトレンズのエネルギーは、これは勝手な妄想ですが、涙の中のある成分をエネルギー源にするとかだとかっこいいなと思います。もしくは1dayの使い捨てであれば、24時間くらいは使えるエネルギーがレンズの中にすでに入っているとか。

ネットコンタクトのエネルギー消費自体が今のスマホよりももっと少なくなると思います。スマホは使っていると端末自体が熱をもってきますが、目に入れるネットコンタクトが同じように熱くなるのは避けてほしいところ。

初めは1セット(両目用に2枚)で、10万〜20万円くらいの価格で発売されますが、いずれは使い捨てコンタクトのように毎日とか2週間で新しく変えるタイプが普及しそうです。めがね型端末と異なり、コンタクトレンズは破れたり/割れてしまう/紛失の可能性もあり、使い捨て型が便利。量産効果も効くことを期待し、1枚で100円とか10円くらいのオーダーになれば1dayの使い捨て型でも、今の電気代とか水道代くらいのコストです。

こんな感じのインターネットコンタクトレンズが15年くらいまでに具体的なコンセプトが出てきて、10年代の後半にプロトタイプがリリース、20年までには発売、くらいの時間軸かなと個人的には思っています。特に明確な根拠があるわけではないのですが、今の技術進歩を見ているとこれくらいなのかなと。

■レンズを媒体に脳とネットが直接つながる?

インターネットコンタクトレンズとは、ネットに接続できる端末を瞳に装着するものです。この意味をもう少し考えてみます。

期待したいのは、レンズが眼球に付着させることで視神経に直接つながることです。眼球の中にある網膜に表示された映像が視神経という神経線維を通して脳に情報を送っています。ということは、ネットコンタクトレンズの情報を視神経を通すことができる電気信号に変換すれば、脳に直接情報が送れるようになるはずです。

今のスマホやメガネ型端末の情報が脳にいくのは、間接的でしかありません。それに比べてネットコンタクトは直接に神経を通じて脳とリンクし情報のやりとりをする。これができれば、脳がインターネットにダイレクトでつながるので、脳とネットとの双方向のやりとりができるようになるのではと思っています。

イメージとしては、ネットを使うことがもっと感覚的になります。スマホを操作して画面上の文字や画像/動画を見ることでその情報を頭に入れるのではなく、その情報があたかも初めから自分の脳にあったかのように頭の中で再現される、そんな感覚なのかもしれません。

究極的にはインターネットにアクセスできる超小型チップを脳に埋め込んでネットに接続することなのかもしれませんが、個人的にはこの方法には抵抗感があります。何かしらの手術が必要になりそうでし(その頃には手術で頭蓋骨を開けるとかしなくても耳から入れるとかより簡単な方法が開発されるかもですが)、脳にチップを埋めるのが感覚的にリスクがある気がします。

それよりも、コンタクトレンズを媒体にして脳とネットがダイレクトにつながれば、チップを埋め込んだ状態が再現できるかもしれません。であれば、こちらのほうがリスクが低そう。ネットコンタクトを瞳に装着することと脳に極小端末を埋め込むことの折衷案として、レーシックをするような感覚で、眼球がネット接続できるようにする手術が開発されるかもしれません。

★  ★  ★

今回の内容は、昨日、新しいコンタクトを買うために眼科に行ったことがきっかけで書いてみました。待ち時間で色々と考えていました。

Google Glassに賛否があり、例えばあるレストランは装着しての来店を禁止する意向を示すなど、いろんな論点で議論があります。インターネットコンタクトレンズも然りで、技術的に可能だとしても、使い方や人々の受け入れられ方も、眼鏡型以上に様々だと思います。

インターネットコンタクトレンズ、どう思いましたか?



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