投稿日 2013/09/29

生後1ヶ月くらいの子育て方針はこんな感じ




娘がそろそろ生後1ヶ月です (2013年9月現在) 。

ここ最近は身体つきもしっかりしてきて、手足の動きも活発になってきました。話しかけたりすると笑ったりだとか、表情も豊かになりつつあります。

生後1か月の娘にやってほしいこと


自分の子どもに望むことは、主体的に考え、行動できる子になってほしいことです。もう少し大きくなった時に、自分でできる範囲のことは言われてではなく自らやってほしいと思います。

生後1ヶ月の段階で娘にやってほしい思っているのが、次の3つです。
投稿日 2013/09/28

その分野の本質を知らない人間は大成できない

最近読んだ本で、これもおもしろかったのが、「凡人を達人に変える77の心得」。著者は野村克也氏。野村氏が監督をつとめていた時、ミーティングで選手によく話していたことがまとめられています。

書かれていることは野球のことが中心ですが、随所にビジネスマンの場合にはこう当てはまるといった視点も多く、色々と考えさせられることが多い本でした。文章量は決して多くないのですが、書かれていることが深いんですよね。野村氏の哲学や生き方が入っていて、読み応えがありました。

■その分野の本質を知らない人間は大成できない

「77の心得」の1つが『本質を知れば、「自分を正しい方向へ」導ける』でした。以下、本書からの引用です。本質を知ることの重要性を説いています。

「プロの世界で成功する人間と、そうでない人間の差は何か?」

このような質問をインタビューで時々受けるが、答えは一つではない。努力の差もあるし、いい環境や運もあるだろう。人に恵まれるというのも大事な要素だ。

しかし、経験則から、絶対的に言えることもある。それは、「その分野の本質を知らない人間は大成できない」ということである。

(中略)

本質がわかっていない人間は、間違った方向に努力をし続けてしまう。

本質がわかっている人間は、自分を正しい方向に導くことができる。

この「本質をわかっている」というたった一点が、プロの世界で成功する人間と、そうでない人間を生む決定的な差になるのだ。

引用:「凡人を達人に変える77の心得」

ここでは、野球のピッチャーを例に取り上げています。野村氏はこれまで、甲子園でスターだったピッチャーがプロ野球選手になり伸び悩むケースを多く見たと言います。その原因はピッチャーの本質を見誤っていることにあると。彼らは自身のことを「本格派のピッチャー」と認識しているが、甲子園では本格派と言われたストレート(速球)はプロの世界では武器になるとは限らない。

では武器になるのは何か?それはコントロールしかないと野村氏は断言します。コントロールさえよければ必ずしも150km/hの速球はいらない。つまり、「ピッチングの本質はコントロール」であると。ここを理解しているかどうかが、ピッチャーとして成功の分かれ目となると書かれていました。

上記の引用で「本質がわかっていない人間は、間違った方向に努力をし続けてしまう。本質がわかっている人間は、自分を正しい方向に導くことができる。」とあります。ピッチャーでは、ストレートの速度を早くする努力の方向性よりも、どれだけコントロールを磨けるかというのが正しい方向ということなのでしょう。

■自分が生きる世界での本質は何か

この話は示唆を与えてくれます。自分の仕事に当てはめてみると、「仕事のスピードよりも正確性を重視せよ」となります。もちろん、ある程度の仕事スピードは求められるでしょうが。

思い出すのが、自分が社会人1年目の頃です。当時は、自分の仕事をいかに早く終わらせるかを重視していました。例えば頼まれた集計業務では、いかに効率よくできるか、期待されたよりもどれだけ早く上げられるかを意識していたのです。

その結果、確かに「できました」と持っていくのはそれなりに早かったのですが、その分、ミスも多かったです。修正をすることで、結局は仕上がるのが遅くなる。よく怒られました。(このあたりは以前のエントリーに書きました:毎日のように怒られながら学んだ「あたりまえのことをちゃんとやり続ける」ことの大切さ|思考の整理日記)

今考えると、正しいやり方は正確な仕事のやり方を重視して、その上でスピードを上げるという順番がよかったと思っています。急がばまわれの発想です。

これは、仕事を振る側に立つとよく理解できました。自分が頼んだ仕事/業務を早くやってくれるのはもちろんありがたいですが、こちらでチェックした際に間違いがあると、それもミスが繰り返されると、「またか」という思いを抱いてしまいます。それよりも、正確にきっちりと上げてくれるほうが信頼感も増します。

「自分の仕事をきっちりとやり遂げる」。

言葉にすると当たり前に聞こえますが、「当たり前」を継続し実行することで自分を成長させられると思います。

自分自身が生きる世界での本質は何か。仕事とは何か?なぜこの仕事をしているのか?ここはあらためて考えたいと思っています。


※関連記事
毎日のように怒られながら学んだ「あたりまえのことをちゃんとやり続ける」ことの大切さ




投稿日 2013/09/23

失敗と書いて、せいちょう (成長) と読む




失敗について、別の2冊の本に書いてあったことが印象的だったので、ご紹介します。


失敗を成長につなげるためには


1冊目は、凡人を達人に変える 77 の心得 という本です。著者は野村克也氏です。



野村氏が監督をつとめていた時、ミーティングで選手によく話していたことがまとめられています。

随所にビジネスマンの場合にはこう当てはまるといった、野球 → 一般的なビジネスの視点の切り替えがされます。日々の仕事にも考えさせられることが多い本でした。

77の心得の一つが、言い訳をする人間が伸び悩む理由でした。失敗について次のように書かれていました。該当箇所を本書から引用します。

失敗をした時、なぜ人は言い訳をしたがるのか。これは、失敗と正面から向き合いたくないからである。失敗から逃げ出しているのだ。
投稿日 2013/09/22

「統計学が最強の学問である」を読んで

「統計学が最強の学問である」に書かれていたことで、その通りと思ったものがあります。
ビッグデータ時代と呼ばれる考え方に逆行するが、私は誰からデータ分析の相談を受けても「まず正しい判断に必要な最小十分のデータを扱うこと」を推奨している。

何かを分析する際に必要なデータを集める場合、全数調査とサンプリング調査の2つがあります。

全数調査とは字のごとく、全てのデータを集めて集計/分析をするケースです。イメージとしては、20代の日本人男性の睡眠時間を調べるために、20代男性全員に睡眠時間を聞くというもの。人数にしておそらくは700万人くらいの規模かと思いますが、一人残らず睡眠時間をヒアリングするのが全数調査。サンプリング調査とは、700万人にいちいち聞いていられないということで、20代男性の700人に聞いておけばいいんじゃないか、という感じ。

サンプリング調査で注意すべきは、この700人をどうやって選んだかです。仕事で忙しいような人ばかりでは睡眠時間が短い人が多そうなので、その結果は全数調査と比べて睡眠時間は短いという結果が出てしまうでしょう。これでは意味のあるデータにはなりません。そうならないために、700人が日本の20代男性全員を反映しているような均質な集団にする。

よくサンプリング調査の例えで使われるのは料理の味見です。料理の塩加減を知る正確な方法はその料理を全部食べてしまうことです。これが全数調査のイメージ。サンプリング調査とは、作った料理を全部食べずにちょっとだけ味見をして塩加減を確認すること。味見で注意すべきは、その前にちゃんとかき混ぜてからだと思いますが、これがさっきの「700人が日本の20代男性全員を反映しているような均質な集団にする」という作業です。

もちろん、全数調査のほうがサンプリング調査よりもデータ精度は高いです。全員に聞くので、誤差が発生しようもない。ただし、往々にして全数調査は現実的な手段ではありません。料理の味を確認するのに全部食べることはあり得ないように。だから大事なのは、サンプリング調査によってどの程度精度が低下するのか。判断や意思決定に影響しないような精度の向上はもはや意味がないのです。そのために費やす時間やコストは無駄です。

データ分析で重要だと思うのは、集計/分析は目的のための「手段」であること。分析結果を活かして何をするのか、どんな価値を得られるかの目的によって、手段は異なります。

「統計学が最強の学問である」という本で繰り返し述べられていたのは、そのデータや分析結果から得られたことが意味のある結果なのかを自分で判断できること、それが統計学の考え方では重要であると。

データ分析をするとは、何か知りたいことがあるといことです。真に知りたい値に対して、その結果はどこまで正しいのか。つまり、誤差はどの程度なのか。その誤差を考慮に入れたうえでも意味のある結果なのかということです。

誤差を見る上で大切なのは2つ。誤差の大きさと、その誤差の発生確率。後者はp値と呼ばれ、実際には何の差もないのに誤差や偶然によってたまたまデータのような差が生じる確率です。通常はp値は5%以下であれば、「この結果は偶然得られたとは考えにくい」と判断します。

最後に、もう1つ。大切にしたいと思っている指摘があったので引用しておきます。
データ分析においては重要なのは、「果たしてその解析はかけたコスト以上の利益を自社にもたらすような判断につながるのだろうか?」という視点だ。


※関連記事
書評「会社を変える分析の力 」:データ分析をする時の4つの自問自答
書評:意思決定のための「分析の技術」
書評:「それ、根拠あるの?」と言わせない データ・統計分析ができる本
データ分析だけだとまだ五合目くらい




投稿日 2013/09/21

子どもが生まれて変わったこと

9/1に子どもが生まれ、ちょうどそれから20日たちました。

生まれて1週間は入院をして、家に来てからは2週間くらい。今までの生活と大きく変わった2週間でした。

■生活リズムが大きく変わる

何が変わったかというと、大きくは3つあって、1つは生活リズムです。子どもが生まれ3人での生活になってからは、平日のうち2日間は自宅で仕事するように決めました。これは何よりも、会社/上司/同僚の理解があり、とてもありがたいと思っています。

自宅からも会社にいる時と同じように仕事ができるのも便利です。会議はビデオ会議(VC)でパソコンから参加すればよく、クライアントとの打ち合わせもVCでできるものはやってしまいます。多少の慣れは必要だと思うものの、今のところは週2日の自宅ワークは大きな問題はなさそうだと感じています。(とはいえ、9月に入ったあたりから仕事量が増えてきているので、時間や仕事に制約がある中、結構これはがんばらないとと思っています)

生活リズムの変化でもう1つあるのは、睡眠時間です。夜も2-3時間に一度、短い時で30分-1時間くらいで、授乳やおむつ替えをしてほしいと泣くので、睡眠サイクルも赤ちゃんがいる/いないとでは変わります。強制的に起こされるので、睡眠サイクルが崩れます。

私自身は寝付きがいいほうで、夜布団に入り3分くらいで寝てそのまま朝まで起きないのが普通なのですが、それが変わったことでボディブローのように効いてきます。これまでは起床時間が一定だったのが変わったり、起きた時にすっきり目覚められないケースもあります。

■自分の時間が減る

変わったこと2つ目。「自分の時間」が少なくなったことです。一人で自由に使える時間が減りました。そもそもとしては、子どもの対応や妻のサポートをすることになるので、その分だけ自分の時間はなくなります。これまでやっていた家事に加え、新しい役割としては、
  • おむつ替え
  • 沐浴(お風呂に入れる)
  • 泣いた時に抱っこしてあやす/寝かせる
  • ミルクづくり、哺乳瓶の洗浄と消毒
あとは、いろいろな雑務。母乳を与える以外はやっています。やることが増えたことで他の時間がなくなるのは予想していたのですが、想定できていなかったのがこれらを対応する時が読めないということ。

おむつを替えるタイミングや泣き出すのが、頻繁だったり時間があいたりと、事前にスケジュールが組めないんですよね。あらかじめ、何時にやると目処がついていればそこから逆算して予定が組めるのですが、いつ発生するか日によってランダムです。子どもの対応と妻の対応の両方において、発生タイミングが自分でコントロールできない状態。仕事に集中しだした時に中断せざるを得なかったりというのが結構な頻度で起こります。

「自分の時間が減った」と感じる要因は、子どものことをする時間が読めないことが大きいと思います。

仕事と家庭を優先している結果、インプットの時間が減っています。読書だったりネットなどからニュース等を見る時間が減りました。本を読む量が少なくなったのは顕著です。

とはいえ、今のこの状況を変えて、無理やりに自分の時間を作るのは現実的ではないです。なので考えるべきは現状を前提に、どう時間をマネジメントするか。やらないこと/やることを明確にし、やることにも優先順位と時間の区切りをつけるなどのメリハリをもっとつけたいと思っています。例えば読書については、これまでは興味のあるものは次々に読み漁る感じでしたが、しばらくは読む本をちゃんと選び、インプットに対して得られるもの/アウトプットを多くすることを意識したいなと。

■小さくて大きな存在に

最後に変わったことの3つ目。なんだかんだで、自分の子どもというのはこれまでになかった存在感があります。単純にかわいいとかではなく、自分にとってこの世の唯一の存在としての価値というか。

加えて、日に日に成長している感じが、観察していておもしろいです。1日として同じではないくらい。見せる表情や動きの種類が増えたり、自己主張をするようになったり、機嫌のいい時は一人でも手足を動かして遊んでたり。まだまだ小さな存在ですが、自分への影響はとても大きな存在です。


※関連記事
父として子に何を語るか
父親になるということ
出産に立ち会っての雑感


投稿日 2013/09/16

書評: 意思決定のための 「分析の技術」 - 最大の経営成果をあげる問題発見・解決の思考法 (後正武)




意思決定のための 「分析の技術」 - 最大の経営成果をあげる問題発見・解決の思考法 という本をご紹介します。



本書の特徴


著者は元マッキンゼーの後正武氏です。分析技術の理論と具体例を体系的に説明しています。

初版は1998年です。現在までにビジネスや分析環境は変わっていますが、内容に全く古さは感じず、本質的なものでした。


本書の 「分析の定義」 「分析の目的」 


本書では、「分析とは物事の実態・本質を正しく理解するための作業の総称」 としています。

強調するのは、何のために分析をするのかです。
投稿日 2013/09/15

「選んだ選択肢を正しくする」という考え方

書籍「不格好経営―チームDeNAの挑戦」は、DeNA創業者である南場智子氏が書いた、創業〜現在に至るまで同社の歴史です。

印象に残ったのが、選択をする時の考え方でした。以下、本書からの引用です。
事業リーダーにとって、「正しい選択肢を選ぶ」ことは当然重要だが、それと同等以上に「選んだ選択肢を正しくする」ことが重要。決めるときも、実行するときも、リーダーに求められるのは胆力ではないだろうか。

引用:書籍「不格好経営―チームDeNAの挑戦」

リーダーなどの意思決定者にとって、何かを判断し決めるのは重要な仕事です。リーダーにしかできないこと。選択肢にAとBがあって、甲乙が付け難い場合、決定事項の影響が大きい場合、その分だけ迷いが生じます。

それでも最終的にはリーダーは自分が決めないといけないので、決断をする。一度決めれば、その意思決定を信じて前に進むしかないと、どこまで腹をくくれるかです。

決断も重要だが、その後の実行も同等かそれ以上に大切である、というのが南場氏の指摘です。実行を通じて、決めたことを成功させる、結果的に選択した方向を正しくさせる。選択肢が正しかったか/間違っていたかを決めるのは他でもない自分たちだという気概です。

A or Bの選択肢において、明らかにどちらかが劣っていない場合、よく自分自身が考えるようにするのは、AもBもどちらが正しくて、どちらが誤っているかではないということです。

AとBどちらを選んでも、その先にはAにはAの成功があり失敗もついてくる。一方のBもAとは違った成功/失敗がある。

今年、転職をしましたが、最後に自分の中で決める時によく考えていたことでした。「今の会社に残る」か「新しい会社にいく」の2つの選択肢。前職の仕事には大きな不満があるわけでもなく、むしろ恵まれた環境でした。それを手放し、全く新しい世界に入ることは自分にとって正しいことなのか。

その時にふと思ったのが、転職をする/しないの2つの選択には、選ぶ前には正しいも誤りもなくて、自分が選択をした後に正しかったものにする行動ができるかどうかだけ、ということでした。自分次第で選択結果を良かったものにも、そうでない状況にもできる。そう考えると目の前が晴れたように感じました。そして、「どうせやるなら難しいほうを選んでみよう」と思い、転職を決意しました。

これからも決めることは大小さまざまあると思います。その時にも活かしたい経験です。


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投稿日 2013/09/14

初めて知った親の教育方針




2013年9月、長女が生まれました。少しずつ親としての実感や責任を感じるようになっています。


親がアンケートに書いていたこと


自分の親があるアンケートに書いていた内容を知る機会がありました。以下はそのアンケートの質問と両親の回答です。
投稿日 2013/09/08

書評: 「それ、根拠あるの?」 と言わせない データ・統計分析ができる本


ビッグデータやデータサイエンティストという言葉もわりと普通に使われるようになり、統計学が最強の学問である という本がベストセラーになったりなど、データへの関心が大きくなっています。

統計の基本的な知識は知っているけど、実践でどう使っていいかよくわからないと思っている状況にあれば、におすすめなのが 「それ、根拠あるの?」 と言わせない データ・統計分析ができる本 です。


投稿日 2013/09/07

出産に立ち会っての雑感


2013年9月1日の日曜早朝、長女が生まれました。

その2日前の金曜夜に妻が入院し、陣痛が本格的に始まった*のが土曜の15時くらい。いよいよかと思ったら、誕生まで13時間くらいかかった出産でした。
*10分間隔くらいの定期的なサイクルで来る陣痛

出産直後の心境は、とにかくほっとしたことが一番大きかったです。生まれた感動もありましたが、それよりも安堵感のほうが強かったです。

出産のタイミングが土曜〜日曜朝にかけてだったので、妻に付きそうこともでき、出産も立会いました。自分にとって貴重な経験でした。

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多田 翼 (運営者)

書いている人 (多田 翼)

Aqxis 代表 (会社 HP はこちら) 。Google でシニアマーケティングリサーチマネージャーを経て独立し現職。ベンチャーから一部上場企業の事業戦略やマーケティングのコンサルティングに従事。

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名古屋出身、学生時代は京都。気分転換は朝のランニング。